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星ヶ丘寮でプールパーティーをしよう
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【パーティーメニューを囲もう】
霧生 渚砂
と
霧生 深雪
、
八神 修
の三名が、猫用のクッキーとペットの猫をそれぞれ連れてホールへ入ると、そこには修と深雪があらかじめオーダーしておいたパーティーメニューが並んでいた。
「一応これ、渚砂の好きそうなものを用意したんだ」
そう告げる深雪に、渚砂は驚いた。
「え、これお兄さんのために用意してくれたのか!?」
以前、好きな料理について訊ねられたことがあったのだが、それはこのためだったのかもしれない。
「米料理が好きだっていうから、ほらこれ」
深雪と修の視線の先には、パエリアがある。鮮やかな黄色いライスに魚貝がたっぷり乗っていた。
「嬉しいな! 喜んでいただくよ!」
さっそく皿に手を伸ばす渚砂に、深雪がストップをかけた。
「待てよ。一応渚砂をもてなすのが目的だからな。……ほら、食えよ」
ぎこちない仕草で、深雪はスプーンにパエリアを一口分乗せて、渚砂の口元に差し出した。
「え……、これって――」
「いいから、早くしろって! 口開けるんだよ、わかるだろ!」
「わかった、いただきます!」
ぱくっと頬ばった渚砂の顔がほころんだ。
「おいしいよ、ありがとう二人とも!」
「今日だけ特別だからな!」
ふてくされたような顔をする深雪の、頬がほんのりと赤く染まる。
ちょいちょいと渚砂の顔を引き寄せて、深雪はこっそりささやいた。
「……いつもおいしい料理、作ってくれてありがとな」
「深雪……!」
「渚砂の料理、口に合うんだ。だからまあ、……これからもよろしくってことだよ!」
恥ずかしさに耐えかねたのか、深雪はとうとうそっぽを向いてしまった。
「皆も、たくさんあるから食ってけよ!」
近くにいた生徒たちに深雪が声をかけると、周囲には徐々に人が集まってくる。
「うまい、うまいよ!」
豪勢な食事に遠慮なくかぶりついている
御剣 刀
の食べっぷりに、聖が驚きの目を向けている。
「まあ、ずいぶんたくさん入るんですね……。食がいいって、ああいう方のことを言うんでしょうね」
「次はこっちのローストビーフ……、うん、うまい!」
舌鼓をうつ刀に、元気な少女の声がかけられた。
「刀ちゃーん! 水褌あげるのだー♪」
刀の手が止まり、振り向いた先には
後木 真央
がいた。
「むぐぐ……?」
口をもごもごさせる刀に、真央が差し出したのは、黒いシンプルな褌だ。
「黒褌、かっこいいのだ。刀ちゃんらしいから、プレゼントするのだ!」
「……ありがとう。いいのか?」
「褌、絶賛普及中なのだっ」
真央は隣にいた
桜庭 円
にも訊ねた。
「円ちゃんも黒がいいのだ?」
「うーん……、そうだね~。もらっておこうかな、ありがと!」
その円の腕の中に、にゃーくんの姿を発見して、真央はテンションが上がった。
「にゃーくん、こんにちは~なのだ~♪」
にゃーくんに気づいた修が、円に猫用クッキーを一皿渡した。
「これ、さっき作ったんだ。よかったらどうぞ」
「ありがとー! わー、にゃーくん、クッキーもらったよ~!」
さっそく円がにゃーくんの口元に運んでやると、にゃーくんはくんくんと匂いを嗅いで、大喜びでかじりついた。
「おいしいねー、よかったねー」
「にゃーくん、気に入ったみたいなのだ~」
おかわりをねだるにゃーくんに、円はもうひとつクッキーを差し出した。
修の足元にも、八神家の子猫たちが集ってクッキーを食べていた。
「これはミルク。甘えんぼなんだ。ブラックは勇敢で、……こっちのパトラはおねだり上手なんだよ、ほら」
子猫たちの紹介をしながら、修はじゃれつくパトラにおかわりをあげた。
深雪もサティにクッキーをあげながら、自分も一口、クッキーを食べてみた。
「どれどれ、甘いのかな……?」
クッキーはひとつが小ぶりだから、余裕で一口で食べてしまえる。
「……うっ」
「どうしたんだ、深雪?」
訊ねる渚砂に、深雪は眉をしかめた。
「甘くなかった……。複雑な味がする……」
そういえば、クッキーなのに砂糖を入れてなかったと、クッキーを飲み込みながら思い出していた。
同じテーブルを、
十文字 若菜
と
鴇波 羽衣
も囲んでいた。
「本当にどれもおいしそう! 迷っちゃうわね!」
若菜の声に、羽衣がうなずく。
「ケーキもいっぱいだー!」
羽衣がデザートを端から順につまんでいくと、若菜もそれにならった。
「あーっ、でもあまり食べ過ぎちゃうと太っちゃうかなぁ」
「考えたら負けですよ、若菜せんぱい!」
直風 満帆
も、隣でビールによく似た外見のゼリーを食べていた。
「面白いゼリーやな~」
「満帆ちゃん、それ、もっちゃんセンパイが作ったゼリーなのだ。真央ちゃんも食べた!」
「え~っ、ウサちゃんセンパイ、いつの間にこんなん作ったんやろ~!?」
真央に教えられて、陸上部の面々はゼリーを囲んだ。
「君、サーモンが好きなのかい?」
瀧原 玲衣
の問いかけに、壁際のソファに腰かけていた
エリューシア・セリアン
はうなずいた。
「はい。大好きなんです」
エリューシアは、先ほどからサーモンを使ったサラダやサンドイッチを選んで食べていた。
その顔が幸せそうにほころんでいることに、目ざとく玲衣は気がついたのだ。
「このサンドイッチ、とてもおいしいんです。おひとついかがですか?」
「うむ、いただこうか」
エリューシアがとりわけたおすすめの品を受け取って、玲衣は食べた。
「たしかに、素材がいいんだろうね。なかなかの味だよ」
「お口に合いましたか? よかった……」
「しかし君、こんなに端のほうにひかえていないで、もっと会場の中央に行ってみたらどうだね?」
おっとりと、パーティー会場を眺めているエリューシアの背中を、玲衣は押した。
「こういう場だからこそ見えてくる新しい自分というものがあるはずだよ。それこそがパーティーの醍醐味だと僕は思うけれどね」
「……そういうものでしょうか?」
「そら、一緒に行こうじゃないか。にぎやかな輪に加わろう」
玲衣に誘われて、エリューシアは生徒たちでにぎわう会場の中心に入っていった。
その先で目のあった満帆が、笑顔で手招きしてくれる。
「――あれ? あなたは確か、三年の……」
玲衣の顔に見覚えがあると気がついたのは、同じ星ヶ丘寮に住む修だった。
この日初めて本当の性別を見破られて、修の観察眼を玲衣は胸の内で賞賛した。
「君のような鋭い子が僕は好きだよ」
まるで自分の真実の姿が見えてくるようで、嬉しくなる。
「けれど、せっかくの空気に水を差すかもしれないからね。胸の内に秘めておいてくれると嬉しいかな?」
玲衣が横目でエリューシアを見て、視線を追った修も承知した。
「わかりました。それでは、初めまして、先輩」
「初めまして。パーティーでのひとときの出会いに乾杯、だね」
グラスを掲げて、玲衣は修にウィンクを飛ばした。
「パーティーを楽しもう。お互いにね!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月15日
参加申し込みの期限
2014年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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