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そうだ、下着を買おう!
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【二週間が経過して】
白浜 渚
の元に、下着が届いた。
「さっそくですけれど、試着をしてみることにいたしましょう」
気になっていた大人っぽい黒のあでやかな下着をまとい、姿見の前に立つ。
眼鏡を外し、いくつかポーズを決めてみた。
肌のやわらかさを引き立てるような、黒い下着には存在感がある。
まっすぐな黒髪が下着の上をながれていく様は、見応えがあった。
「なんだか、別人のよう……」
言葉が口からこぼれ落ちて、はっと気づいた。
「何をしているのでしょうか、私ったら……」
鏡に映る自分は、本当に別人のようだ。
日頃の自分とはかけ離れた姿に羞恥を覚え、渚は顔を真っ赤にさせた。
「恥ずかしい……」
姿見を布で覆い、そそくさと服を着た。
浮舟 久雨
の部屋にも、下着が届いた。
「シンプルなセット……と言っていたわりには、華やかなものだな」
白いレースがあしらわれた上下に、同色のガーターとストッキングを並べる。
レースが波形にカットされているのが、洒落ている。
「確かにまかせるとは言ったが、これは……?」
得体の知れない、ガーターとかいうものをつまみあげる。
「まあ、誰にも見せん布だ。ひとまず試着して見るか」
てきぱきと服を脱ぎ、ブラとショーツを身にまとってみる。
「うむ……? 意外と軽いのだな」
サイズが体に合っているためだろうか。
着け心地はさすがに良いし、こころなしか体つきもすっきりとして見えるようだ。
「収まりがいいな。動きやすい」
問題は付属品だ。
「さて……、これはどう身に着ければよいのだ?」
説明書が欲しいと、久雨は思った。
北原 みゆき
は自分の部屋で、受け取ってきたばかりの下着を広げてまじまじと見つめていた。
「うわぁ……、なんだかすごい」
材質からして、いつもの下着とは異なっている。
さらさらしていて、ふわふわしている、優しい手触りだ。
「肩紐ひらひら。かわいいなぁ」
張り切って買ってみたけれど、とても親には見せられない。
(誰かに見せるようなものではないけど。なんだか恥ずかしいな)
心がどこか、くすぐったい。
カレンダーに目を向けると、もうすぐ創立記念日だ。
(学校で、
特別な行事
があるんだよね……)
「着てみようかなぁ……」
下着に支えられて、特別な一日を迎えることができそうだった。
【試着をしよう。女子だけで!】
下着を受け取りに行った女の子たち、
小山内 海
、
桜 月
、
桜庭 円
、
ブリジット・アーチャー
、
北条 冬華
は、完成したものを披露するために、星ヶ丘寮の月の部屋へと遊びに来ていた。
『みんなでしちゃく しよう』
誰もがわくわくした顔をしている。
包みから出してみて、恥ずかしいなんて声も聞こえる。
「恥ずかしい物じゃないでしょー、みんな見せてよー!」
円も自分の下着を取り出して、わっと叫んだ。
「うっわ、これ何! 恥ずかしい!!」
ブリジットがふふっと笑う。
「あら、かわいいじゃないの。それが本当の勝負下着よ」
「えええっ!?」
実際に着用してみると、たしかに体にフィットするし、動きやすい。
「けど、生地が薄くてお尻にぴったりだよ-!」
『どう、かな?』
海も勝負下着を着用して、月の部屋の鏡で確認をする。
「かわいいですよ。それに少しセクシーですね?」
セクシーな体つきには定評のある冬華が、海を褒める。
『ふゆかちゃんの、からだは、ずるい』
白い下着がいっそうゴージャスに冬華の肢体を飾っている。
冬華には及ばないものの、はっきりとした体つきのブリジットも、鮮やかなブルーの下着をまとっていた。
「迷いがなくて、いいデザインだな」
恥ずかしがりながらも、見せてもらうだけというわけにはいかないだろうと覚悟を決めて下着を着用した月が、瞳を輝かせた。
「そうでしょう。なんといっても、私の選んだ下着だもの」
月の下着も、白と黒の色のバランスが絶妙だった。
「月もさすがね。自分でデザインするだけのことはあるわ」
――と、そこに。
ノックの音が響き、返事をする間もなく、扉ががちゃりと開かれた。
「おじゃまし……っ!!!」
息をのんで硬直したのは、
御剣 刀
だ。
「その、なっ、な……、すっ、すまん!」
ばっちりしっかり全員の下着姿を目に焼き付けて、それからはっとした様子で扉を閉めた。
ワンテンポ遅れて、室内からも悲鳴が上がる。
(うわぁ、見られちゃったよ、どうしよう!)
心の準備が出来ていなかった海はうずくまり、額に青筋をたてた円は不穏な気配を振りまいていた。
「あーあー……、やーっちゃーったーっと。ぴきーんときたもんねー……」
「か、刀さん! 覗きは駄目ですよ!!」
冬華の声に、扉ごしに刀がうわずった声で返事をする。
「すまない! 悪気はなかった! 故意じゃないっ」
「……覗きですって? 覚悟はできているのよね……?」
口元をひきつらせるブリジットの表情には迫力があった。
最低。最悪。見損なった。いや、そんな人だと思っていた。
そんな罵倒をさんざん浴びて、足が痺れるまで正座で頭ごなしに説教をされた。
「反省してる。すまなかった! 全員、食事をおごるから!」
待ち合わせをしていたとはいえ、返事を待たずに扉を開けたのは良くなかった。
刀の口からは謝罪と反省の言葉がくり返されるが、頭の中にはまばゆい下着姿の彼女たちがしっかりとインプットされていた。
(いや、忘れられないだろう。だがしかし、反省はしている!)
「悪かった、この通り!」
そんな刀を、彼女たちは白々とした眼差しで見下ろすのだった。
【約束を果たすときがきた】
下着を受け取りに行った帰り、
大山田 団十郎
は、同じ星ヶ丘寮の
弘明寺 能美子
の部屋に遊びに来ていた。
「約束を果たしに来たぞー」
「や、約束……!?」
されるがままに女性的な下着をあてがわれた、あの日の無念を忘れてはいない。
「見せあいっこするって言ってただろう?」
「そういえば、そんなことを言っていたような……。大山田さん、本気だったの」
「もちろん! ほら早く下着見せて、さぁさぁ、脱いで脱いで!」
「えっ、待ってよ、急に……」
つめよる団十郎の勢いに押されて、能美子がじりじりと後退する。
「いいからほら。あっ、だったら手伝ってあげるから、ねえほら」
「いらないわよ、自分でできるから」
「遠慮しないの。ほら、ぐみょーじ脱いで。ぱぱっとね」
「もうっ、勝手に脱がさないでったら……!」
手早く衣服をはいでいくと、黒い下着があらわれた。
「……あれ? もう着てるんだ」
「そうよ、悪い? 誰だって完成したら、袖を通してみるでしょう」
「あれ、これって俺とおそろい?」
「……そうよ」
言いづらそうに、能美子は認めた。
「へえ、ペアルックってやつ?」
「おかしな言い方しないでよ!」
「俺と同じものを身につけたかったんだ?」
「だから違うってば! 私が自分の趣味で大山田さんのぶんまで決めたから、たまたまよ」
「ふぅーん」
(へーえ。そうなのかー)
ぺたぺたと、能美子の体に触ってみれば、下着はなかなかのなめらかな手触りだ。
「おおー。つるつるしっとり」
「当然でしょう。シルクだもの」
「いやいや、なかなか。ついでに、ぐみょーじの素肌もなかなかだなー」
「だからどうして触るのよ!」
(なぜならそこに、ぐみょーじがいるから!)
自明の理だと言い放つ団十郎に、能美子は頭を抱えた。
「……見せあいっこだっていうなら、大山田さんも脱ぎなさいよ」
(あー、やっぱりねー)
「ぐみょーじは俺の体が好きだなぁ!」
そんなこと言ってない! と、抗議する能美子の声が部屋中に響きわたった。
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あとがき
担当マスター:
瀬野 とうこ
ファンレターはマスターページから!
おつかれさまです。
下着屋さんでのお買い物はいかがでしたか?
おしゃれは服の内側から。
下着はいつだって皆さまの心強いパートナーです。
人それぞれ、選ぶ下着もそれぞれです。
華やかな下着で、少しでも明るい気持ちになっていただけたなら嬉しいです。
このたびはまことにありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月12日
参加申し込みの期限
2013年09月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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