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LUCK COMING ~いつもそばに猫がいた~
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【
酒浸 朱蘭
と
姫神 絵梨菜
の場合】
酒浸 朱蘭
もまた夕暮れの寝子ヶ浜海岸にラッキーキャットを探しに来ていた。
しかし、朱蘭は猫探しはそこそこに、程無くしてビーチで酒盛り……もといラムネ盛りを楽しみ始めていた。
「あー……この一杯が堪らないぜ……」
一見すると、どう見ても酔っぱらい親父のようであったが、彼女は決して飲酒はしていなかった。ただろっこんの力で酔っているだけだ。結果としては同じだったかもしれないが。
(それにしても、みんなおアツイ感じだぜ……)
大きな浮き輪をチェアー代わりにラムネ瓶をグルグルとくゆらせつつ、朱蘭は寝子ヶ浜海岸を見まわした。
(なんだか誰もがみんなイチャイチャカップルに見えてくるぜ。まあ、あたしにはコイツ(ラムネ)がいるけど……)
まんざら負け惜しみでもなさそうに、朱蘭はまたラムネを一口あおる。左右で赤と黒とに塗り分けられたセクシーな水着からあらわになったお腹に炭酸を含む酔い効果のある液体が流し込まれていく。
ほぼ年中無休に酔っている朱蘭にとって、ろっこんで生成した酔いは恋人を通り越して熟年夫婦のようなものだった。
(うーん? そういえば、あたしはなんだか目的があってここに来た気がするんだけど……)
今更ながらそのことに気づいた、そのとき。
「あら? あなたも一緒に食べたいの?」
朱蘭は、酔っていて見落としていたものの、もう一人連れがいない
姫神 絵梨菜
の存在に気づいたのだ。
「ふふふ♪ 可愛いネコさんだね」
絵梨菜もまた、ラッキーキャットを探すついでに寝子ヶ浜海岸に遊びにきていた。フリルのついたワンピースタイプの水着は可愛らしく、健康的でもある。
あくまでもラッキーキャットを探すのが主目的だったはずが、いつのまにかすっかりと目的を忘れて遊び呆け、疲れはてて休んでいたところに、おもむろに一匹の猫がやってきた次第だった。
絵梨菜は思わず笑顔になって、ビニールシートの上に手招きした。
すると、人懐こい寝子島の猫は臆することなく、シートの上にやってくる。
「おー、よしよしいいこだねぇ」
絵梨菜が猫を撫でてやると、猫はゴロゴロと喉を鳴らして気持ちよさそうに目を細める。
「可愛いなぁ。でも、わけてあげたいのはやまやまだけど、お腹を壊すといけないからゴメンね」
「ふふふ。そこで、あたしの出番だぜ」
そこに、まだ酔いも覚めやらぬ赤ら顔の朱蘭がやってきた。
「え……?」
突然近づいてきた朱蘭に目を見開く絵梨菜。
一方、朱蘭はそんな絵梨菜の様子を気にすることなく、何かを探すように水着の中をゴソゴソと漁る。
「って、女の子が人前でそんなところに手を突っ込んじゃ駄目よ!」
思わず絵梨菜が突っ込むが、朱蘭はやはり気にする様子もない。
「んん? へーきへーき? ほれ、たーんと食べるがいいぜ」
と、朱蘭がどこからともなく取り出したのは、ラッキーキャットを呼ぼうと買っておいた煮干しだった。
猫は、それを見て「にゃーん」と尻尾を振って近づいていき、朱蘭の手ずからに煮干しをガツガツ食べる。
「あはは♪ 可愛い♪」
最初は朱蘭の突拍子もない行動に面食らっていた絵梨菜も、あまりに可愛い猫の様子に思わずというふうに目を細めた。
「おーおー、いい食べぷりっだなぁ。ところで、お前はラッキーキャットか? あんまりそんなありがたそうな感じに見えしないけどなー」
朱蘭がご機嫌なのは、酔っているせいばかりではないだろう。
やはりこの島の住人はなんやかんやで猫が好きなのだ。
「よし。お前はラッキーキャットだ。そういうことにしとく。というわけで、飲もうぜ!」
すっかり出来上がった朱蘭は、新しいラムネをやはりどこからともなく取り出すと絵梨菜に手渡した。
「あ、ありがとう。じゃあ、私もお礼にこのネコさんアイスを一口あげる♪」
「おお。サンキューな。……くー、頭がキンキンするぜぇえ」
パクリと絵梨菜のアイスをもらった朱蘭は酔った頭にアイスがキンと響くのに、堪らず叫ぶ。
それから、朱蘭と絵梨菜はしばらくビニールシートの上で冷たいラムネを飲みかわした。
ろっこんの効果か、はたまた雰囲気に酔ったか、絵梨菜もまた頭が少しぼぅっとしてくる。
「えへへ。私、なんだか今とってもいい気持ちかも?」
あるいは、そんなささやかな幸福も、もしかして噂のラッキーキャットが招き寄せたものなのかもしれない。
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5人まで
シナリオジャンル
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月23日
参加申し込みの期限
2022年07月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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