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LUCK COMING ~いつもそばに猫がいた~
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キャットロードは日曜日もあって行き交う人々で混雑を極めていた。
八神 修
と
七夜 あおい
はお互いの肩が触れそうな状態で歩いた。人波は想像を超えた力で二人を引き離そうとする。思いもしない方向から唐突に押される為、転倒の危機が付き纏う。
修は思い切ってあおいの手を握った。その直後、大胆な自分の行動に焦りを覚えた。
「えっと、手を握った理由は、この混雑で転んだら危ないと思って」
「ありがとう」
あおいはツインテールを弾ませた。とても純粋でおおらかな性格は全てをすんなりと受け入れた。
逆に気遣うような視線を向けてきた。
「修君、今日は私の買い物に付き合ってくれて本当にありがとう。レディース専門の洋服店だから、少し抵抗はあったと思うんだけど」
「二人だから平気だよ。あおいに似合うワンピースが見つかってよかった」
「修君のセンスのおかげで、アクセサリーも充実して出掛けるのが楽しみになったよ」
あおいは身を寄せて満面の笑みを見せた。修は前髪を気にするような仕草で顔を隠した。照れたような表情は見られなかったようで、あおいは繋いだ手を振って大股で歩いた。
修は呼吸を整えてあおいに言った。
「ここは少し暑いよね。買い物は済ませたし、海風が気持ちいい寝子島街道に行ってみないか」
「いいよ。このまま帰るのは、ちょっとね」
あおいは握る手を強くして、はにかむような笑みとなった。
混雑から抜け出した二人は会話を楽しみながら寝子島街道に出た。歩道の人は疎らで海風が絶えず吹いている。
あおいは青い瞳を細めた。
「気持ちいいね」
「良い風が吹いている」
その風に乗って猫の鳴き声が二人に届いた。
「あれって子猫かも」
あおいは握っていた手を放して駆け寄る。子猫を胸に抱えると軽く身体を揺すった。
「小さいね。はぐれたのかな」
「そうかもしれないね。親か仲間が戻ってくるまで様子見だね」
「あ、待って」
子猫は修の肩に乗った。植え込みの茂みから出てきたグレーの猫は空いた肩に飛び移る。
「相変わらず、大人気ね」
「そうみたいだ」
あおいは修に触れるくらいに近づいて肩の猫を指であやした。手を繋いでいた時よりも顔の位置が近い。一歩、下がろうとした時、真後ろで猫が鳴いた。
「猫が増えてきたね」
「囲まれているみたいだ」
修の言葉の通り、猫に囲まれた。その輪が縮むと二人の距離が一層、近くなる。
「なんか、これって」
「逆に暑いというか」
向き合った二人は気恥ずかしい笑みを交わした。
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グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月23日
参加申し込みの期限
2022年07月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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