this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
スベるんです!
<< もどる
1
…
14
15
16
17
18
…
20
つぎへ >>
【フェイク&セェクシィィィ!!】
「や、やっと見つけた……」
氷の道の終着点、
大天使 天吏
の次に辿り着いたのは
青物 といき
だった。地道に滑らないよう歩きながらの移動であったが、動き出した時間が早朝だったのが幸いした。
「氷の道、寝子島街道からUターンしているだなんてきいていないにゃ……」
スパイクでずっと慎重に氷の道を歩いてきたといきにとっては、いくら持久力に自信があってもこれはなかなかに骨が折れる運動量だった。
極めて良い運動にはなったが、今回の目的はそちらではない。
「やっと見つけたにゃ…! 移動してる様子も無し!
──おや、他にも人がいるにゃ。それじゃ、もう流れてるかも知れないけれども…っと」
といきは物陰に隠れて、携帯からペン太郎の居場所を拡散希望で一気に流す。
マリンパラダイスの館長も見ているはずなので、そんなに掛からずペン太郎を運ぶ人手が来る事だろう。
自分に出来る事は、高速移動するペン太郎をその場に留める事だけである。
「……」
といきが歩く砂利の音に天吏が顔を上げる。興味なさげにしていた表情が、少しの間を置いてペン太郎に危害を加えるなら容赦しないという意思が瞳に宿る。
といきは慌てて手と首を振って、その意志が無い事を告げて。
そして、といきはそっと何かに夢中で人の気配に気付かないペン太郎に、後ろからそっと抱きついてろっこんを発動させた!
【発動条件】
相手の背後から抱きつき耳に息を吹きかける
【能力】
対象相手にとって自分が、対象相手が昔会った事のある大切な人に映るようになる
ペンギンは、人と同じような位置に耳がある。これで、ペン太郎にはといきが、過去に出会ったことのある大切な人に見えているはずである。
「……。何したの」
怒りに凍りついたかのような天吏の声。
「い、いやっ! ペン太郎を連れ戻すのに人手がいるじゃんっ? 二人っきりじゃ何も出来ないにゃ! それで、ぺん太郎君にそれまでの間大人しくしてもらうだけだにゃ!!」
冷静な怒りほど恐ろしいものは無いとひしと感じながら、助けを求めるようにといきはペン太郎を見つめる。
効果はてきめんだった。ペン太郎は雰囲気から感動を隠さない様子でといきを見つめている!
「成功だにゃ! さあ、ママなり何なり呼ぶがいいにゃ!」
……慎重に氷を渡ってきた故に、随時のねこったーのチェックが出来なかったといきにとって、その瞬間予想外の出来事が起こった。
「クェーっ」
ペン太郎は一鳴きすると、なんとその場で小石を積み上げて、といきの前で巣作りを始めたではないか。
「……イワトビペンギンが巣を作るのは、繁殖期のオスがするメスへのアピール…だったと、おもう」
「マジかにゃっ?! じゃあ、今ペン太郎には私は……
ま、まあ大人しくしているのはいいと思うけどにゃ……胸中複雑だに、ゃ……!?」
遠くから氷で滑るのも気にしない駆け足が聞こえてくる、むしろ途中から全力で滑ってくるのが聞こえてくる。
二人が目を向ければ、
そこには──胸元どころか両肩まではだけさせ、親指の爪を噛みながら、ウインクをしつつ。
氷の上をダイナミックな両膝スライディングをかまして飛び込んできた全力でアピールしたヘンタイ──もとい、
握 利平
の姿が!
「セェクシィィィ!!」
最後にしっかりと決めウインク。もちろん親指の嚙んだ爪は、全力で叫んだ後に更にキメとばかりにかみ直す。
「……………」
「……………」
それは、空気も氷の冷気もペン太郎の惚気た居心地の悪さも全てぶち壊した。
「あ、あれっ? おっかしいな、ここで俺は余りの滑りの男前っぷりに拍手喝采で迎えられるは、ず──」
「くえーーーっ!!」
見れば、スライディングの勢いでペン太郎が積み上げていた巣の小石まで一緒にばらばらになっていた。
ペン太郎が言葉が分からなくともその怒りが伝わる位の勢いで、利平をつつきまくる!
「いてっ!いてっ!! 何だよっ、俺が何かしたかよっ!?」
確かに、あのスライディングは、人にとってもペン太郎にとっても『何かした』という意味では、十分な事柄だったかも知れない……
しかし、驚いた事にひとしきり利平をつつきまくった後、今度はペン太郎はその矛先をといきに向けた事だった。
「にゃーっ!? ペン太郎、どうし……はっ、さっきの衝撃でろっこんが切れたんだにゃーッ!!
痛いっ、痛いにゃーっ!」
<< もどる
1
…
14
15
16
17
18
…
20
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
スベるんです!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月05日
参加申し込みの期限
2013年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!