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【サクラの塔・1】
開戦まであと1時間強。
「時間がない。すまないが、サクラ防衛隊全員で頼みたい」
八神の指揮の下、ネコ島兵20名も総出で作業を開始だ。
壬生 由貴奈
の提案する投石器を作成するにも、材料と時間が不足とみて八神はこれを断念。
その分、火炎瓶作成と垣根や廃材を利用した防柵設置に人員を割いた。
地形や建物も生かし、広間隔で三重に設置した防柵は、オーク重装騎兵の進行を妨げるに充分な働きをするだろう。
また、塔の近くに存在した廃屋に火薬を入れた木箱と火炎瓶を設置しておく。
「火薬が思ったより足りないな」
東中居も卵の殻を乾燥させている間に作業を手伝っている。
そしてこの世界の技術の遅れを痛感するのであった。
「この塔にある黒色火薬は全てあの母屋に運び出したわ。うまくいくといいわね……」
不安そうな様子の少女、サクラの塔の巫女
ミヤコ
が準備を見守る。
そこへ数名の戦士がミヤコに話し掛けてきた。
「ミヤコ、俺は鮫ノ口だ。塔の中で巫女の護衛をさせてもらう」
「私も微力ながら護衛を承ります」
修道女姿の
ゼシカ・ホーエンハイム
が両手を顔の前で組んで軽く会釈をした。
「ミヤコさん、この塔の下層部を救護エリアとして使用させて頂けませんか?」
ゼシカのろっこんは治癒能力を持つ。
この場での貴重な回復要員だ。
「私は非力な女……。非戦闘員故に前線に出ても役に立ちません。運動神経が鈍いので囮にもなりません。ですから、搭に待機して搬入されてきた負傷者の治療にあたりますわ。いわゆる後方支援ですね」
ミヤコはこの申し出を快く受け入れた。
そんなゼシカも東中居の卵爆弾制作を手伝っている。
「余った中身は、卵焼きにしてみなさんに振る舞いましょう」
卵爆弾がひと段落すると、ゼシカはそう言って手早く調理を開始。
その頃、
姫神 絵梨菜
は戦闘に参加する女性陣に積極的に声を掛けていた。
「兵士さんから聞いたけど、オークって女の子を狙うらしいねっ!」
姫神の作戦は、自らを囮にしてオーク戦力の一部分を本隊から削ぐというもの。
「協力してほしいなぁ?」
この姫神のこの申し出は、残念ながら芳しくない結果に終わる。
というのも、ゼシカは医療班。戦闘に参加しないと明言している。
折口 ゆづき
も、自身のろっこんの特性上ゼシカの医療班に加わることにしていた。
「私も街の人たちや子供達を守りたいですが、囮はちょっと……」
普段、争い事に関わりのない折口にとっては、これが精一杯の支援である。
そして
壬生 由貴奈
は眠そうな目を擦りながら口を開いた。
「えー、面倒臭い」
そう言いながら兵士から弓の扱いのレクチャーを受けていた。
「華麗なサボタージュのつもりが……、寝てる場合じゃないけど、囮は勘弁だねぇ。うちは後方支援型だからなぁ。それに今はちょっと手が離せないね」
彼女は照明用の油と布切れを兵士に掻き集めさせて、何やら矢尻付近に細工をさせていた。
どうやら、壬生は弓兵隊を編成して高所から迎撃する算段のようだ。
塔の近くの物見台の箇所もチェックしている。
「うーん……、私ひとりなのかなぁ?」
人数が集まらないことを嘆く姫神の肩を叩く。
「お困りのようね?」
姫神が振り向くと、その後ろには白銀の鎧と真っ赤なマントに身を包んだ
北原 みゆき
の姿があった。
「みゆきちゃん! もしかして協力してくれるのかなっ?」
姫神の顔がぱぁっと明るくなった。
「ええ、勿論よ。なんたって、今の私は騎士だから!」
いつもの気弱さが消え失せ、凛とした大人っぽい顔付きで北原が答えた。
どうも様子がおかしい、と姫神が察したその時、北原は大見得を切るようにマントを翻して名乗りを上げた。
「白き光は六花の輝き――、白雪の騎士、
ノーラ・ブランネージュ
!」
ミニスカワンピースの上に白銀の甲冑、ガントレットにアーマーブーツ!
正義の象徴である真っ赤なマントが風になびく!
装備に施された雪の結晶を表す赤い『*』文様がアクセント!
スカートとオーバーニーソックスから覗く太ももが乙女ポイントだ!
「私がいる限り、オークたちの狼藉は許さないわ!」
「みゆきちゃん、キャラが変だよっ!?」
姫神が目を丸くしている様に、ノーラは優しく微笑みかけた。
「何を言っているのかしら、エリー? 私は至って冷静よ!」
エリーと呼ばれた姫神は理解した。
ああ、厨二病だ、と。
実は北原、少々厨二病を拗らせていた。
北原は自作のファンタジー漫画の延長線上のノリで、騎士の『役』に没頭することに決めたらしい。
そしてこの立派な装備は、兵士に頼んで「一番良い装備を頼む」とドヤ顔でせがんだ結果、こうなった。
(ここは異世界らしいけど、私にとっては空想ファンタジー世界! それなら、私はなり切るしかない!)
口調も変えるあたり順応性が高いと言えるのだが、そのノリに周囲が光速でおいてけぼりを食らっていた。
事実、姫神の表情筋が仕事を放棄してしまっている。
「あら、驚かせちゃったかしら? レイン、私は別に変じゃないわよね? ねぇ、レイン?」
ノーラが声を掛けた場所に、レインこと
小刀祢 雫
がすっと湧いて出てくるように現れた。
「ええ、ノーラ様は至って普段通りでございます」
ちなみに、ついさっきまで塔内で給仕を行っていたのだが、主の呼び声1つで猛ダッシュで駆け付けてきたのだ!
それでも呼吸を乱さないのはメイドの嗜みと言えるだろう。
レインは礼儀正しく姫神に向けてお辞儀をした。
「どうも、初めまして。この戦限定でノーラ様にお仕えする事になりましたレインと申します。此度の戦、死力を尽くして参りましょう」
「アッハイ」
姫神、いやエリーは諦めてこの流れに乗る事になった。
「早速ですがエリー様、貴女様に相応しい装備があるとミヤコ様が仰っています。一度塔内までお戻り下さいませ」
「え? どんな装備だろう~? 可愛いのがいいなぁ♪」
ワクワクしながらエリーは塔内へ戻っていく。
数分後、そのエリーの悲鳴が周囲に轟いた。
その理由は、おいおい判明する。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月19日
参加申し込みの期限
2013年10月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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