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【ネコ島城・2】
「お、話は終わったか?」
吉祥寺は紙とペンで何かを描いていた。
「それはなんでしょうか?」
ヤヨが覗き込むと、彼女の見たことのない道具の詳細な絵が描かれていた。
「ここはクロスボウや投石器があっても、銃や大砲の類がないらしいからよ、絵で説明してやろうって思ってな?」
「貴方達の世界にはこのような武器があるのですね」
興味深げにヤヨは絵を見詰める。
「次からはこういうのを作っておけ、な?」
「え、えぇ……。善処しますね」
吉祥寺は簡単に作れ、というが、そもそもこの異世界にその技術がない。
火薬も聞けば現代火薬ではなく黒色火薬だと聞く。
用途も銃への転用はまだ行われておらず、発炎筒のような狼煙に用いられるのみだという。
爆弾という概念もないらしく、「火薬にそのような使い道があったのですね」とヤヨは目を丸くしていた。
その他の説明に対しても、ヤヨは吉祥寺の説明についていけない様子。
寝子高の部活の1つ、工学部に所属する吉祥寺だが、彼女の提唱する鉄砲や大砲の理論も怪しい。
例え技術を書籍などで知り得ていたとしても、所詮それらは触りの部分でしかなく部活レベルの素人が重火器を作ることなどできるはずがない。
もし本やネットの情報で重火器を作れるのなら、誰にでも工作レベルで作れてしまう。現実問題、有り得ない事である。
つまり、ヤヨにいくら素人が説明しても実行に移せるわけがない。
吉祥寺もそれにようやく気が付いたのか、不満そうに溜息を漏らした。
「あぁ、分からねぇなら仕方がないな。でも、あって損はないはずだぜ!」
「そうですね……。試行錯誤して開発させてみます。クロスボウと投石器も数に限りがあります。あれは大量生産できる代物ではないので……」
吉祥寺の顔色が曇る。
彼女の想定していたよりも、ここの技術力は相当低いようだ。
吉祥寺は気を取り直して更に質問をヤヨにぶつける。
「もう一つ聞くが、この島に奴らに対抗できそうな人材は他に居ねぇのか? さすがに、何もしねぇのは目覚めが悪りぃからな……。ちょっとその辺お使いするだけだ」
「貴女もですか……。単独行動は危険です。ここで待機して下さい」
ヤヨが心配そうな顔付きで説得を試みる。
しかし、吉祥寺もその声を聞かず、笑いながら『幸運』の文字が入った舌を出す。
「大丈夫だ、『俺は幸運だ』からな! すぐに見つけてきてやるよ」
この瞬間、彼女の無自覚のろっこん『ラクシュミーの寵愛』が発動する。
彼女自身もれいびの自覚がないため、何かにつけて起きる幸運で自信過剰気味に胸を張る。
「運がいい俺のことだ。部屋を出たらすぐそこにいたりしてな!」
そう言いながら執政室を後にする吉祥寺。
直後、彼女は驚きの声を上げた。
「菜々緒、なんでここにいるんだ!?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月19日
参加申し込みの期限
2013年10月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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