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レディ・ロゼッタの運命考察
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【1日目 昼】
白い少女は一人立つ。髪もまつげも、肌も白い彼女はあまりにはかなげで、その肉体が落とす影さえ薄いように思われた。事実、彼女は自身の存在を賭けた戦いの中にあったのだが、それを知るものは多くない。知ったところで、手を貸せるものがこの世にどれだけいるのだろうか。
少女――
芽森 菜々緒
は小刻みに震える左手を見た。傲慢を心に抱き、嫉妬と憤怒を糧として生まれた怪物がこの中にいる。勝たねばならない、抑えこまねばならない怪物だ。
(『これ』を生み出したのは私自身……)
「菜々緒?」
呼ばれた菜々緒の肩がびくりと跳ねる。おびえた少女の顔は、いつもの冷たく凛としたものに戻りかけ……声の主を見て笑みに代わった。
「なんだ、クロ。びっくりしたわ」
「なんだはねェだろ。ひっでーな」
浅黒い肌に菜々緒と同じ白い髪の少女は、乱暴に小突くしぐさをして見せた。口ではそう言っているものの、クロと呼ばれた少女、
吉祥寺 黒子
は不満げな顔はしていない。むしろ菜々緒から、遠慮のない言葉をかけられることを誇らしく思っているようだった。数少ない菜々緒の親しい友人である黒子は、彼女の青い瞳の中に不安の揺らぎを鋭く見止め、眉を潜めた。
「ん? どうした?」
「……クロには隠せないわね」
すべてを打ち明けられるわけではないけれど。菜々緒は手の中にある紙片を黒子に見せた。
『二人だけで話したいことがある』
『セブンの正体、知ってるなら教えてください!』
『芽森先輩がセブンって噂は本当ですか』
『怪しい占い師が先輩を探してるそうですよ~』
もれいびだらけのこの島だ。『なにか』に感づいてしまった連中が、こうしたメッセージを黒子の知らぬ間に、菜々緒に送りつけているのだった。菜々緒は十分に慎重で、メールアドレスを気安く教えていないのが幸いだった。
「なん、だよこれっ……!」
「これが彼らの素直な気持ちなのね」
菜々緒は一言、そう答えた。黒子の頬は怒りでかっと熱くなる。
「行かないよな? こんなくだらない誘い! 菜々緒はセブンとなんか関係ねぇ!」
黒子は菜々緒の手から紙片を奪い取り、くしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨てた。それから菜々緒の両手をぎゅっと握る。
「いいか、余計なこと考えて暗くなるんじゃねェぞ? 放課後は一緒に帰ろう。俺がついてるから」
「ええ。ありがとう……クロ」
白いまつ毛の下で、菜々緒の瞳に新たな揺らぎが生まれていたことに、黒子は気づかなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月27日
参加申し込みの期限
2014年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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