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せんせいといっしょ:教頭先生編
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教頭室へようこそ
黒崎教頭に声を掛けられた
神無月 綾
は、自分の用事を済ませたあとに教頭室へとやってきた。
「そういえば教頭室に入るのは初めてです」
ドアの前でふとそんなことを考えていると、後ろから声をかけられた。
「Привет」
片手をちょっと挙げて笑っているのは、同じ風紀委員の
オリガ・ドラグノーヴァ
だ。
「君も風紀委員としてお茶会に来たのかい?」
お茶会で羽目を外す生徒がいるといけないから風紀委員として参加を決めたのだと言うオリガに、綾はいいえと首を振る。
「アフタヌーンティではお茶菓子がいろいろ出ると聞きましたので。食費が浮くのは助かります」
そこまで言ってから、もちろん風紀委員としての役割も忘れてはいません、と付け加える。
「教頭先生と他の皆様の話を、風紀委員会としての活動方針を決めるときの資料になるように、まとめたいと思います」
学校生活や日常のことが生徒の口からどう語られるかをまとめておけば、寝子島高校生徒の現状がどのようなものなのか、把握する助けとなるだろう。それは風紀委員会にとって有用な資料になるに違いないと綾は考えたのだ。
「お、それはいいねえ」
お互い風紀委員として頑張ろうと綾に笑いかけると、オリガは教頭室をノックした。
どうぞと招き入れられて教頭室に入ると、そこにはもう他の生徒たちが集まっていた。
オリガが目で数えてみると、自分たちも入れて生徒は8人だった。
「来てくれてありがとう。空いているところに座っていてくれるかな。すぐに用意するから」
黒崎はソファを勧めると、お茶会の準備を続けた。
「巴ちゃんもお茶会に参加なのだ? ケーキも出るか楽しみなのだ」
後木 真央
に聞かれて、
桜崎 巴
はどうだろうなと忙しくしている教頭先生に目をやった。
「ケチそうには見えないから、ケーキくらい出てきそうだけどね」
2人の会話を耳にした
弘明寺 能美子
がさらりと説明する。
「アフタヌーン・ティは食事に準ずるものだから、通常は紅茶の他に、サンドイッチやスコーン、ケーキ類が供されるわ」
「やったー楽しみなのだ!」
真央が握り拳を作ったところへ、黒崎教頭がティースタンドを運んできた。
「期待にそえるものだといいんだけど」
テーブルに置かれてゆくティースタンドには、一番上段の皿にたっぷりのクロテッドクリームとジャムが添えられたスコーン、真ん中が一口サイズのサンドイッチの盛り合わせ、下段には小さめのケーキとタルトが載せられていた。
綾は寮費と学費以外の雑費は自分でまかなうことを両親に約束して、寝子島高校に入学した。星ヶ丘寮の条件なら安心できると両親も納得してくれている。
その為に、出費というものに敏感であり、倹約というものを愛している。
今回のお茶会は、お茶という以上に食費が助かりそうだと、綾は心の中で計算機を叩きながら尋ねた。
「こんなにたくさん……教頭先生が用意されたんですか?」
「買ってきたものを皿に載せただけだよ。おかわりもたくさんあるからね」
ティースタンドを置くと、黒崎は今度は生徒たちに茶葉の希望を聞いて、紅茶を準備した。
「紅茶といえばオススメはジャムを口に含んで紅茶を飲むロシアンティーだよお。とってもХорошо!」
オリガが勧めると、黒崎はそうだねと同意する。
「特に寒い日にウオッカを入れたジャムを含んで飲むと、身体が温まるんだよね。イギリスではロシアンティーっていうと、紅茶にレモンを浮かべたもののことを指すらしいけど、同じ名前で違う飲み方があるなんて、興味深いね」
それだけ場所によって様々な紅茶の楽しみ方があるということなのだろうと言いながら、黒崎は生徒に紅茶をふるまってゆく。
「わーい、お茶だー、教頭先生ありがとー」
桜庭 円
は嬉しそうにカップを覗き込んだ後、教頭先生っていうのも固い呼び方かとちょっと考えた。
「俊介せんせーってよんでいいー?」
「構わないよ。好きに呼ん……あ、余程変わった呼び方で無いならね」
好きに呼んで良いと言われたら、独創的な寝子高生徒にどんな呼び方をされるか分からないから、黒崎は笑いながら付け加えた。
黒崎に淹れて貰ったダージリンの香りを嗅ぎながら、能美子は思う。
皆は影が薄いと言うけれど、こうして間近で見た黒崎は都会的で素敵な人に見える。特に気乗りしたわけでもなく、円と刀が行くなら一緒に参加してもいいか、ぐらいの感覚で来たけれど、こんなのもたまには良さそうだ。
「本日はお招きいただきまして、ありがとうございます。良いマスカテルフレーバですね。この時期はダージリンのセカンドフラッシュが出始めるので、紅茶を飲む楽しみも増します」
そんな話をすると、黒崎もまったくだと頷く。
「同じ茶園でも毎年茶葉の出来は様々だから、今年はどうだろうと比べるのも楽しいよね」
今年はいつもより果実感が強く出ているようだと黒崎が言う通り、カップの中から立ち上る香りはいつまでも深呼吸していたいような華やかさだ。
「ん? にゃーくんも食べたいのか?」
円の肩から降りて教頭室内をちょこちょこと歩き回っていたにゃーくんが、テーブルに脚をかけてふんふんと鼻を鳴らしているのに気付いて、
御剣 刀
はポケットを探った。
皆と一緒に食べたいのだろうが、人の食べ物の中には、猫には食べさせてはいけないものもある。
「にゃーくんのはこっち、な」
代わりにと煮干しを千切ってやると、にゃーくんははむはむと音を立てながら食べ出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ねこの珠水
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月12日
参加申し込みの期限
2013年10月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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