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ねこじま魔法少女大戦222~サヨナラ羞恥心~
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【魔法少女は物理が命?】
「「あ」」
出会い頭、2人の魔法少女が目を合わせる。
1人は
弘明寺 能美子
ことレディーバンビエッタ。やたら丈が短いフリルの衣装を、恥ずかしそうにシャワーカーテンで隠してた。
片やもう1人は赤いバンテージを巻いた拳にセーラー服姿。どっかで見覚えのある格闘ゲームキャラっぽい雰囲気だ。
「「敵!?」」
2人は同時に身構えるが、お互いの発言に驚き弁解しだした。
「失礼ね……、私は光の魔法少女よ……? 自我も保ってるし、衣装は……やたら丈短くて恥ずかしいけど……!」
レディーバンビエッタは内心、「この衣装、子役時代にオーディション受けた『魔法少女ファンシー』の妹レミ役にそっくりじゃない!」と苛立っていた。
佐々 藤寿
ことフジカもフジカでうんざりした様子で答えた。
「俺、いやアタシだって光の魔法少女よ? コスプレみたいだけど、目覚めたらこの格好だったんだもの……。とりあえず闇の魔法少女をボコって情報吐かせようかなぁと思ってたところよ」
「あら、だったら好都合ね……。私のろっこん、壊れる前の状態を確認できるんだけど、このあたりの建物の崩壊はまだ新しいの」
レディーバンビエッタのろっこん『役立たずの逆さ時計』で崩壊直前の姿を確認すれば、自ずとこの地区の破壊の経過が読み取れる。
彼女はそれを利用して、闇の魔法少女を追跡していたのだ。
「ってことは、この辺にまだ……」
フジカが警戒を強めると、魔力レーダーに反応があった。
「早速お出ましね! 久々に暴れるのも悪くないわ!」
フジカの両拳に紫炎が灯る!
『Ready Figth!』
フジカの身体が赤紫の光に包まれ、一瞬裸シルエットが垣間見えた。
そして瞬時にマジカルゲートを通過すれば、紫を基調としたチューブトップとフリルミニスカのへそ出しコスチュームに両拳に炎のオーラを纏った魔法少女が出現!
「武闘少女(ファイターガール)フジカちゃん、見★参!! あなたの真っ黒な心を、フジカちゃんがボコボコにしてあ・げ・る♪」
カメラ目線で投げキッスをしたあと、反応があった場所へフジカは飛び込んだ!
「フジカパァーンチ!!」
裂帛の気合とともに、何もない空間を力いっぱいブン殴った!!
すると空間が波打ち、亀裂が入り、音を立てて瓦解したではないか!
「見事なまでの物理攻撃ね……。あと台詞はどうにかならないのかしら?」
バンビエッタが呆れていると、フジカが不服そうに反論してみせる。
「今時の魔法少女ってこんなのでしょ? それと台詞のことについては触れないで。あれ無意識で出ちゃったんだもの!!」
顔を真っ赤に染めつつ、瓦解した空間へ向けて第二撃を見舞わせるフジカ。
「もう1発よ! フジカキーック!」
魔力を込めたローリングソバットが放たれた!
だが、その蹴りは板扇のような魔装具によって阻まれてしまった。
「な、なんですって!?」
「フジカ! 早く下がりなさい!」
バンビエッタの警告も虚しく、フジカの身体に無数の風の刃が襲い掛かる!!
「あああっ!?」
魔力障壁を出す暇もない神速の攻撃に、フジカのセーラー服は既にボロボロだ。
「アビスはん? やはり早う首を刎ねてしまいまひょ。 魔力鏡像で忍び寄るなんてけったいなことせぇへんでも、ウチらなら楽勝でっしゃろ?」
歪んだ空間から出てくるのは、乱れた赤襦袢を纏う金眼黒髪の美少女。
前髪は1mmも乱れなく切り揃えており、長さは腰元まで伸びている。
まるで出来の良い市松人形のような端正な顔立ちとは裏腹に、彼女を取り巻く魔力は眺めているだけで脂汗が滲み出てくるほど禍々しかった。
「ウフフ……、もうちょっとじっくり観察したかったんだけど……。コトカちゃんはソーロ……、ううん、せっかちなのね♪」
アビスと呼ばれた女性もにたァと不気味な笑みを浮かべつつ、歪んだ空間から顔を出した。
ナイトガウンのような妖艶な服からは、スレンダーな身体のラインが透けて見えている。
「……本当に闇の魔法少女がいたなんて!」
魔力で傷口の応急処置を施したフジカはずり落ちそうになるセーラー服を抑えながら2人を睨み付ける。
「初めまして、物理バカの光の魔法少女はん。挨拶代わりに変身させてもらうわ」
弥逢 遊琳
ことコトカがニコリと微笑み、板扇をはらりと上へ放り投げた。
「琴弾きの、あやし指開(あ)く、妖花蕾(ヨウカライ)――!」
コトカがゴ・シチ・ゴのハイクめいた呪文を唱えると、板扇に交互に組み込まれた金属板と水晶板がバラバラに散開!
そのままコトカの周りを取り囲むと高速回転しだす。
水晶版と金属板から照射される魔力光が、次第に蜘蛛の糸のように彼女にまとわり付く。
(女のままなら、ウチの抱いている気持ちは正当化されるんやろか?)
コトカの脳裏にとある後輩の優男の笑顔が浮かんですぐに消えた。
(ああ、なんや。ウチ、あんなに姉の身代わりはかなわんって自覚してたはずやった。なのに今は、ウチ自身を否定しおるなんて……)
別世界にまでコトカの過去は、事情は、自身を苦しめ、絶望へと追いやってしまう。
その目に、既に光が灯っていないのは当然といえよう。
光の繭を突き破り、牡丹柄色無垢の着物姿の闇の魔法少女が産声を上げた!
「背徳の魔法少女コトカどすえ……。薔薇散るように、解体(バラ)して、殺して、ほなさいならやで」
金属板と水晶版を魔力で浮かせ、アネモネ結びの帯を揺らしながら翁草の髪飾りを誇らしげに弄ってみせる。
「コトカちゃん、気合入りすぎィ♪ やだわ、私の変身、地味だから見劣りしちゃう♪」
アビス……
常闇 虚
は舌なめずりをしながらエナジーバッジに口付けをした。
「闇よ、至れ♪」
エナジーバッジから溢れ出るおびただしい闇がアビスを飲み込んでしまった!
その中で彼女はケラケラと笑いながら全身に魔力を循環させていく。
深淵のような黒を基準とした、深いスリッドの入ったロングスカートが魔法少女というより妖艶な魔女を連想させる。
闇が凝縮されると、装飾が細かく描かれた杖と大鎌が合わさったような武装が現れ、アビスはそれを掴んで大仰にぶん回した。
「魔導武具アンカイオ! 契約行使(エンゲージ)!」
その言葉が発せられると、アンカイオから闇色の鎖が蔦のように伸びると、杖に巻き付いた。
「深淵の魔法少女アビス、参上よ♪」
「地味じゃねーよ、特濃じゃねーか!!」
フジカが思わずツッコミを入れた。
「た、戦うしかないのかしら!?」
バンビエッタは恐る恐る茨の鞭を構える。
「戦うしかないわよ!」
フジカが叫ぶ!
「これは遊びじゃない、戦争なんだ!」
フジカがパンッと柏手をすると、トゲトゲが凶暴さMAXを物語る紫の杖を召喚した。
「出し惜しみなんてしないわ! 必殺技!」
フジカがステッキに魔力を籠めて上段の構えでコトカに突っ込んだ!
「フジカファイナルインパクト(略してFFI)! 君が! 戦闘不能になるまで! 殴るのを! やめないっ!」
ぶんぶん音を立てながらフジカはスパイクロッドをぶん回した!
だが、コトカはその場から動こうとしなかった。
「愚直なのは感心せぇへんなぁ……」
フジカの攻撃はことごとくコトカの周囲を浮遊する金属板に阻まれてしまう。
「ああもう! これ邪魔っ!!」
「魔法少女なんやから、もっとマジカルなことせなあきまへんで?」
コトカが指をくいっと動かせば水晶板が高速で飛び回り、フジカの身体を文字通り削り取っていく!
「ちくしょう! こんなの卑怯よ!」
「魔法少女にその道理は通用しまへん」
コトカは相変わらず琴を弾くように、優雅に指を動かしているだけ。
ただそれだけでフジカの身体は刻まれ、鮮血の大輪が咲き乱れる。
「ろっこんも使えば、こないな事もでけるんや」
フジカの周りに金属板と水晶板が取り囲む!
そこに映し出されるのは、コトカの金色の瞳。
「蠱惑の瞳―Occhi del diavel―は悪魔の瞳……。ほなさいなら」
コトカのろっこんは魅了の瞳である。
その効果は水晶板から透過させた瞳の像を、金属板で乱反射することで全方向に適用させるのだ!
「あ、ああ、あああああああああああ!!!」
フジカの精神はズタズタに裂け、頭を抱えてのたうち回る。
「た、助けないと……!」
バンビエッタも勇気を振り絞って前へ出る。
だが、彼女の足元にずしりと重い鎖が何時の間にか絡み付いている!
「な、なによ、これ!?」
「貪りなさい、『Kette der Finsternis(闇の鎖)』♪ 貴女の相手はこの私よ?」
アビスは闇の鎖を用いてバンビエタを拘束! これではフジカを助けられない!
「さぁて、貴女は薔薇の芳しい匂いがして美味しそうね♪ ぁん、我慢できないわ、この場で食べちゃう♪」
「ヒッ!?」
バンビエッタの身体がイケナイ感じに雁字搦めにされると、アビスは呼吸を荒くして彼女の唇を無理矢理自分の顔に向かせる。
「いいこと教えてあげる。私の十八番は『堕落の接吻(キッスオブエデン)』。光の魔法少女を闇落させるだけの弱っちい魔法よ♪」
この言葉に、バンビエッタは自身がどうなるか想像が付いてしまった。
「何も怖くないわ♪ 優しくシ・テ・ア・ゲ・ル♪」
そしてそのまま、2人の顔が重なり、深く深く絡まるのであった……!!
佐々 藤寿
→精神崩壊につき闇落ち!!
弘明寺 能美子
→『堕落の接吻(キッスオブエデン)』で洗脳されて闇落ち!!
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コメディ
SF・ファンタジー
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定員
30人
参加キャラクター数
30人
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シナリオガイド公開日
2013年11月12日
参加申し込みの期限
2013年11月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月19日 11時00分
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