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【2日目:豪先生の家事のお悩み相談所】
炊事の悩みがあれば、家事の悩みも当然起こりうる。
龍目 豪
は、そんな家事の悩み相談にどんどん乗っかり、ズバッと豪快に解決してしまおうと張り切っていた。
彼は『家事のお悩み受付ます』と目立つ看板を掲げて寮内を見回る。
すると、初日からかなりの寮生が助けを求めてくるではないか。
「ホコリで死にやしないから3日くらい掃除しなくてもいいが、食器はためちゃいけない。ちょっと水につけたらすぐ洗うんだ」
横着して食器洗い機に突っ込もうとする輩はすぐさま注意した。
「そのまま放り込んじゃだめだ。塗り物ははげてしまうから手洗いだ。汚れがひどいものは軽くすすいでから入れないと落ちねえ。予洗いって言うんだぜ」
金に物言わせて、コンビニ弁当で済まそうとする寮生にも喝を入れた。
「好きなものばかりじゃだめだ。食事は栄養バランスを考えろよ。というか、その容器、耐熱か? レンジに入れると溶けちまうことだってあるんだからな?」
レンジが爆発した、と泣き付かれたときは唖然としていた。
「誰だ、生卵をレンジに掛けた奴は! 爆発するに決まってるだろ!!」
時には口頭で、時には実際に状況を見て指導にあたる彼の噂は、たちまち寮内に広まっていた。
今日も家事に不慣れな迷える子羊が、彼のもとへとやってくる――。
「1年の
椿 美咲紀
だよ。実はお洗濯の事なんだけど……」
「洗濯か」
龍目は前のめりになって耳を傾ける。
「プロ(従業員)レベルとはいかないけれど、普通に家事は出来るから心配ないけど。大抵の事は家電さんが働いてくれるからね。お洗濯も洗剤入れて洗濯機さんのスイッチを『ピッ☆』としたの。サンルームに干して、お庭のお世話をしたあと――あ、ガーデニングが趣味なのよ、んで、お日さまの香り漂う洗濯物を回収なのでっす! と、思ったら……」
「思ったら?」
項垂れる椿は溜息を吐いた。
「なんだか、洗濯物の皺が目立っちゃってるの……。むむむ。ちゃんとたたんで叩いたのにっ」
この質問に龍目はある推測を示唆する。
「たたんで叩くっていうのはよく聞く方法だよな。でも、シワの原因は『脱水のしすぎ』っていうのもあるんだぜ」
「脱水ってしすぎちゃダメなの??」
「ああ、却ってシワが取れにくくなっちまうんだ。あと、適度に水分があったほうが、滴り落ちる際に重力で繊維を伸ばしてくれるから、やりすぎちゃダメだぜ」
「へぇ~、覚えておこう!」
椿は持参したメモ帳にメモ書きを始める。
「でね、その後なんだけど。こんな時の強い味方! スチームアイロンさん降臨なのですよ!」
「おお、あれは強い味方だよな」
龍目も大いにそれに同意した。
「蒸気のミラクルパワーで皺なんかあっという間に駆逐してくれますよ! って、意気込んだんだけど……」
再び勢いがなくなる椿。
「皺伸ばしのアイロンがけって結構難しい……。蒸気上手くつかえば皺が伸びるけど、変な所にアイロンがけで新たな皺が出来ちゃう」
椿の悩みに、龍目は思わずズッコケた。
「そいつは真っ平らにかけてるからだ。衣服は立体的に作られてるから、ぺったんこに掛けると余計にシワが増えちまう」
「そ、そんなぁ!!」
ガーンッとショックを隠しきれない椿。
「むにゅ、家事は奥が深いわねっ!!」
目をギュッと瞑って仏頂面で悔しがる椿。
「まー、そのチャレンジ精神はグッジョブだと思う! 今度、俺が手本を見せてやるよ!」
「ありがとう! すごく助かるんだよ!」
にぱっと笑顔を咲かす椿。
でも、ふと何かを彼女は思い浮かべた。
「ねぇねぇ、メイドさん達ダウンしちゃったんだよね? メイドさん達の有り難みを噛み締めちゃう! みんな、早く良くなるといいネェ」
龍目もうんうん、と頷いてみせる。
「そうだなぁ。寮生に伝染っていないのが幸いだよな」
「寮生達は皆無事とは……、ねェ? 馬鹿は風邪ひかないとか言うし……。えっ、それだと私達、お馬鹿ちゃん?」
「なっ!?」
この仮説に、2人は先日の中間テストを思い返す。
そして彼らは暫く口を閉ざした。
「……そういえば、柱時計が新調されたんだってぇ」
気まずさを感じた椿が、何とか話題を振った。
「ああ、そうらしいな。ん、待てよ?」
龍目は首を傾げた。
「てことは、古い時計はここじゃ要らないってことだよな」
「そうだねェー、どうなっちゃうんだろう?」
龍目はガバッと立ち上がると、ラウンジへ向けて走り出した。
「いい情報をサンキュー! 洗濯、頑張れよ!」
そのまま後輩の
逆巻 天野
へ連絡を入れた。
「お、逆巻! 暇な時に星ヶ丘寮へ来い! いい時計があるぞ!」
その頃、
エスカルゴ・臼居
のねこったーにはこんなことがタイムライン上に流れていた。
<すべての洗濯物が……、白く染まったんだが。おっかしいなぁ>
<え、ヨッテハイターって柔軟剤じゃなくて漂白剤なのか?(震え声)>
<掃除は、お掃除ロボット・サンバ……、君に決めた!>
<【悲報】サンバ、ゴミの雪崩に巻き込まれて行方不明>
<もぅマヂ無理。ぅめこんぶきれた。ちょぉ大好きだったのに>
<ネトゲしょ……。なんだか、僕とっても眠ぃんだ _(:3 」∠)_>
頑張れ、エスカルゴ!
あと1日の辛抱だ!!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月05日
参加申し込みの期限
2013年10月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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