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星降ル丘ニ、嵐来レリ
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【2日目:お泊り会の朝】
1匹の子猫が新緑の髪色をした少女のお腹にダイブを敢行した。
「おぅふ! ……おはよう、にゃーくん」
「にゃー!」
桜庭 円
は愛猫のにゃーくんを抱きしめると、上半身を起こして伸びをする。
時刻は11時過ぎ。今日は土曜で学校はお休みだ。
「まどか、やっと起きたの?」
少し呆れる物言いで顔をのぞかせるは、この部屋の主、
ブリジット・アーチャー
だ。
「おはよう、桜庭さん。どうやら君が一番お寝坊さんのようだ」
桜 月
も朝の紅茶を片手に様子を見に来た。
桜庭はブリジットの救援要請に応じ、食材やらコンビニ弁当などを買い込んで昨晩から宿泊中。
桜もブリジットに3日間の家事炊事の相談にきたところ、桜庭と合流し、昨晩からブリジットの寮室で過ごしているのだ。
「おはよー、みんなー。なんかお泊り会って感じでワクワクする!」
フカフカのベッドから飛び降りると、すぐに顔を洗おうと洗面所へ足を向ける。
と、その時、1人忘れているような気がしてならない、と桜庭は気が付いた。
「あれ? 刀くんは遅刻?」
昨晩、桜庭は
御剣 刀
と共にここに訪れていた。
その目的は、従業員の体調不良の原因特定である。
『そういう体調管理も従業員にとっては仕事の一貫なんだが、一斉にっていうのは腑に落ちないな。寮生に影響がないのも不自然だ』
御剣は、星ヶ丘寮で何か異変があるのではと睨んでいた。
桜庭もこの調査に加わることを約束し、今日の朝にもう一度合流する約束だったのだ。
(流石にムッツリと悪評高い御剣を同じ部屋の中で寝泊まりさせることについて、女子3人は反対したために御剣はやむなく一時帰宅せざるを得なかった)
桜庭の問い掛けに、桜は無表情のまま「それなら……」と答えてくれた。
「あの
覗き魔
なら、寮内の清掃に当たらせているぞ」
「ああ……、根に持ってたんだ」
まぁ、あれはアウトだけどねー、と桜庭も弁護をする気はさらさらないらしい。
御剣、不憫!
ちなみに、朝、こんなやりとりがあったという。
『桜庭ー、約束の時間通り来たぞー!(呼び鈴連打)』
『(扉を開ける)五月蝿い、朝から騒々しい……。なんだ、
覗き君
じゃないか。懲りずに私たちの寝起き姿でも覗きに来たのか?』
『(顔を引きつらせ)おはよう桜、朝から随分な挨拶だな? 俺は桜庭と約束があるんだ。だから通してくれないか?』
『(絶対零度の眼差しで)そうか、約束だったのか。しかし覗き君、ここを通すわけにはいかないな。君の行為、忘れたわけではないだろう? 私はきちんとした謝罪の態度を君に求める』
『(眉間にしわを寄せる)おいおい、あの時散々謝ったじゃないか!!』
『(怒気を孕んだ口調で)あれでは足りないと言っているのだよ……。謝罪の気持ちがあるのなら、今すぐ寮内の清掃をしたまえ』
『な、なんでそういう展開に……。俺は、別に、(一瞬、先日見た桃色で肌色な光景がフラッシュバック)、そんなに印象残ってないしな(賢者モード)』
『ほう……(背後に死神の幻影が顕在化)』
『(俺、逆らったら殺される!!)……すいません、清掃に行ってまいります……!』
『うむ(ホウキとチリトリを差し出しご満悦)。ああ、くれぐれも個人の部屋を覗くなよ?(念押し)』
「刀くん、すごい不憫!!」
桜庭は笑い転げていた。
「それよりまどか。お腹が減ったわ。食事は自炊の出来るまどかに一任しているのだから、早くお願いできる?」
「私もお願いしたい。確か、焼きそばを作ると聞いているのだが?」
桜庭は一通り笑い転げると、持参したカバンの中から即席のカップ焼きそばを数個取り出した。
「まっかせて! 超余裕! 人数分のカップ焼きそばをお湯を入れるだけでいい! あ、にゃーくんはカリカリの麺をあげるねー」
御剣がこの場にいたら「それ料理じゃねぇから!」とツッコミが入る場面なのだが、残念ながら彼は清掃で外回り中。
その結果……。
「そ、それが噂に聞く即席麺ってやつなのね! 自分でやるのは初めてなのよ」
「へぇ~、焼きそばは麺を焼かずにお湯を注いで作るのか。初耳だな」
セレブ少女たちの天然ボケが蔓延する結果となりました。
「よーし、お湯も湧いたし、注いでー、かやくも入れて、蓋をしてー、待つこと3分!」
3分後、流し台へ集まる3人。
「いいかな? 一番大事なのはこの『湯切り』なんだよ!」
桜庭が深呼吸をする。セレブ少女2人は、今から何が起きるのか、ただただ固唾を飲んで見守る他ない。
「――今だ!」
桜庭が意を決して容器を傾けた!
勢いよく放出される熱湯、その湯気から独特の油臭さが立ち込める!
ステンレス製のシンクは熱膨張を起こし、ボコォッと突如音を鳴らす。
これにはセレブ少女たち、驚き飛び上がった!
「あ、やば……」
しかしここでアクシデントが!
かやくの一部(キャベツ)が湯切りの口を塞いでしまった!
これでは湯が外に出ない!
桜庭はここで容器を上下に振ってキャベツの目詰まりを解消する作戦に出た。
だが数回振ってもなかなか思うように取り除かれない。
容器の中身がチャポチャポ鳴り響く。
まるでカップ焼きそばのフリーフォール状態だ。
そして悲劇が起きた。
「あっ」
桜庭の手から滑り落ちた容器の蓋は、熱々の麺を空中に飛び散らせてシンクへ叩き付けられた。
だ ば ぁ 。
「ふむ、斬新な調理法だ」
桜がただ頷いていた。
「ちょっとまどか。溢れるなんて聞いてないわ」
この結果に困惑するブリジット。
「いや~失敗したねー。今のは悪い見本!」
すぐに桜庭は気持ちを切り替えると、セレブ少女2人に湯切りの手解きを行い、無事に2食分完成した。
「お湯を入れただけなのに、こんなに美味しいなんて……」
ブリジットが不思議そうに麺を口に運んでいく。
「桜庭さんは分はどうするのだ?」
桜が心配そうに尋ねると、大丈夫ーと鞄からもう1つカップ焼きそばを取り出した。
「刀くんの分を食べるから!」
御剣 刀
、哀れ、昼食抜き決定……!!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月05日
参加申し込みの期限
2013年10月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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