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【2日目:それいけ! スターメイドガールズ!(男の娘もいるよ!)】
寮内の掃除・洗濯を率先して行うメイドコスプレ集団、スターメイドガールズ、略して、SMG!
「みんなのために、メイがお掃除頑張っちゃうよ! ラブリーメイド!
榛名 冥
!」
「元気一杯! 寮内を隅々駆け巡るでぇ! キューティーメイド、
直風 満帆
!」
「冷静沈着、精密無比。SMGの頭脳とは私のこと! クールメイド、
旅鴉 月詠
!」
「暇だし面白そーだからノってやるにゃー! パワフルメイド、
青物 といき
!」
「現役メイドだって負けられません! スゥイートメイド、檜扇姉妹が妹、
檜扇 舞華
!」
5人が揃うと、ザッと足並み揃えて整列!
「「輝け! ご奉仕魂! 我ら! 愛と勇気のスターメイドガールズッ!!」
ビシィッとメイド5人の決めポーズ炸裂!!
湧き上がるギャラリーの歓声!!
おひねりも飛び出しているぞ!?
「じゃ、そういうことで。私は舞華と一緒に唱華の看病をするので失礼するよ」
「ちょ、ええ!? 月詠さん、あんなにノリノリだったのに~!!」
「それとこれとは話が別だ」
こうして旅鴉は、舞華の首元を引き摺りながら自分の寮室へ帰還していった。
SMG、いきなり3名へ減員。
いきなり頭脳を失ってしまった。
「これはうちらが頑張らなアカンね?」
それでも直風もやる気充分である。
「にゃ~、時代はおもてなしだにゃ~。私の隠れた才能を見せる時だにゃ~!」
青物はニヤニヤと笑みを浮かべている。
早速、家事・炊事に不慣れな寮生の部屋へお邪魔することに。
「これはやりがいがあるにゃ~!」
実は青物、旅館の跡取り娘。ゆくゆくは『女将』の座に付く青物は、ここに来る以前から作法を完璧に身に着けさせられているのだ。
その手際と心遣いと言ったら、榛名と直風が圧倒させてしまうほどの完璧な仕上がりだった。
「突っ立ってないで、ベッドメイクくらい手伝ってほしいにゃ~」
「せ、せやな! 冥ちゃん、いくで!」
「う、うん、みつほちゃん!」
完全に青物にSMGの主導権を握られてしまった2人である。
ものの小一時間で作業を終えてしまった3人は、寮生から何度もお礼の言葉を掛けられた。
「にゃにゃ、気にしなくていいよー。困ったときはお互い様だし!」
青物はにゃーにゃー言いながら謙遜してみせるが、心の中では毒付いていた。
(ま、私は君達上流の人間とは違うけどね? はあ、お嬢様お坊ちゃまってなんでも他人にやらせて面白いのかなー、あ、おもしろいのかにゃー?)
時々、自分のキャラ付けに迷いが出る青物である。
この後もSMGは順調に作業をこなしていく。
「よーし、あとはここだけだね!」
榛名が突入したのは、
霧生 深雪
の寮室だ。
勿論、メイド服を持参で。
「うわ、いきなりなんだ!? って、冥くんか。いらっしゃい!」
今日も内職中の渚砂、部屋はちょっと雑多な感じになってしまっている。
「今、内職中で散らかってるけど気にしないでほしいな。あと、もう少ししたら深雪が帰ってくるから、お茶でも飲んで待っててよ」
家主がいない手前、ナチュラルな呼び捨てをする渚砂は紅茶を入れる準備をすべく立ち上がる。
すると、メイド姿の榛名がそれに待ったを掛けた。
「ストップだよ! 今のメイはメイドさんなんだから! お掃除のお手伝いしにきたんだから、お茶はいらないの!」
「あれ? そうなんだ? うん! じゃあ、お兄さんと一緒にまずは掃除をしようか!」
ちょうど気分転換しようとしてたとこだしな、と渚砂はカプセルの山を片付け始める。
「ストーップ! お掃除するなら、これを着ないと駄目なんだよ!」
榛名がこれみよがしにメイド服を渚砂に押し付けてきた。
「お手伝いさんの気持ちになってやれば、なんだってできるできる! 絶対着てね? 約束だよ?」
「メイド服? これをお兄さんが着ろと? あ、いや、そんな目で見ないでおくれ、冥君……」
思わず渚砂の目が泳ぐ。
しかし、榛名の「着て着て~」と強請る謎のカワイイオーラに根負けした彼は、遂にメイド服に袖を通してしまう。
「そ、掃除が終わるほんの少しだけだからな……?」
本人は、鏡に映る自分のメイド服姿に戦々恐々といったところ。
だが、周囲の女性陣にはとてもウケがいいらしく……。
「なんやそれ! モデル体型のキレイ系ベリショメイドさんや! めっちゃ羨ましい!!」
直風が彼を見上げながら鼻息を荒くすれば、
「元の顔立ちが整ってるからか、女装しても違和感ないにゃ。違和感がハローワークへ行っちゃったにゃー」
青物も目を細めて感心してしまう。
榛名に至っては「ね? 可愛いでしょ?」と自分の審美眼を誇っていた。
ともあれ、早速掃除を開始する4名。
「ゴミかな? 捨てていいよね?」
「冥君、だめぇぇぇっ!! それはお兄さんの内職の1つ、『お刺身の上に乗っけるたんぽぽ』の部品だからー!」
榛名が大量の黄色いプラスチックをダイナミックに投げ捨てようとするのを渚砂に止められたかと思えば、
「ちょ、なんでこんなところに、パ、パンツ吊るされてのかにゃー!?」
「昨日深雪に『部屋の中で干すな』って怒られたからね!」
と、青物が発見した霧生のパンツ数枚を、慌ててベランダに万国旗状態にして干し始める渚砂。
パンツの即席カーテンが霧生宅のベランダで風になびいていた。
「これから暑ぅなるし、グリーンカーテンならぬパンツカーテンがあれば快適やな! ……ってんなわけあるかぃアホ!!」
このカオスな状況に直風は堪らずノリツッコミを展開してしまう。
つまり、掃除どころではなくなっていた。
そこへ家主、
霧生 深雪
が
八神 修
と共に帰宅。
両手には、大量のお掃除ロボット・サンバの箱を抱えての登場だ。
「ただいま、って、何やってんだ? 渚砂、その格好……」
「言うな、何も言うな」
メイド姿の渚砂は両手で顔を覆い絶望した。
「そうだ、さっき、シュウと一緒に本土の家電量販店まで足を伸ばして、カード払いで店の在庫のサンバを全て買い占めてきたんだが」
さらっと一般人には考え付かない事を言葉にする彼の後ろに、八神がサンバ4台の箱を床に置いてぜーぜーと喘いでいた。
「とりあえず、俺たちの手で持ってこれたのは8台だ。明日、配送で更に8台来る」
「それ買いすぎとちゃうん!?」
直風はノータイムでツッコミを入れた。
これに八神が不思議そうな顔して答えた。
「1部屋に1つ使用するのだが? リビング、キッチン、寝室、書斎、それから……」
「そうやった、ここ星ヶ丘寮や。何も不思議なことやなかったんや……」
シェアして住む寮生も珍しくないくらいの広さの寮室(一戸建て)なのだから、大量に放流しておいても何ら不思議ではなかった。
「きゃー!! 洗濯機から水が溢れてきたよ! 洪水になっちゃう! スイッチをピッ♪って押しただけなのに、どうしよう! あ、みゆ、助けて……!」
知った顔の霧生の姿を見るなり、半ベソかきながら震えた声ですがる榛名。
霧生の堪忍袋の尾が切れた。
「お 前 ら い い 加 減 に し ろ !」
付随する八神もブチ切れた。
「掃除奉行として俺は告げる……。 掃 除 は 普 段 か ら 真 面 目 に き ち ん と や れ !」
(15分後)
メイド服を自然体で着こなす霧生は仁王立ちのまま、正座をしているSMGの3人と渚砂に説教を行っていた。
メイド服は榛名の謎カワイイオーラによって(以下省略)。
「
また女装
かよ……。似合っているのが何とも言えねぇ……」
霧生は髪まで作ってもらい、外見は完全な女子となっている。
ちなみに、メイド服を着た霧生の性別の違和感は家出しました。
「もういい、お前たちは一切何もやるな。あとはこのお掃除ロボット・サンバ1号から4号がやるから」
「お掃除ロボット、だって!? お兄さんのお掃除ライバルの登場だな!!」
「渚砂、だからおとなしくしてろよ、対抗心を剥き出しにするな」
「深雪! お兄さんよりロボットを当てにするのかな!? もっと家事に力入れるから見捨てないで!」
「いやいや、家事よりも求職に力入れてくれよ、無職……! って、ナチュラルに呼び捨てにしてるな、渚砂」
「……駄目?」
上目遣いで霧生の顔を見上げる渚砂。
これに対して首を横に振る霧生。
「名前は呼び捨てでもなんでも好きにしろ」
渚砂は両手を挙げて喜んだ。
「やったー!! じゃあ、遠慮なく呼ぶな? 深雪、深雪ー!」
「う る せ ぇ !!」
こうして、霧生宅にサンバ1号から4号が放たれた。
部屋の中にあるピアノだけは、霧生自身が掃除を行うことに。
そこへ自室と地下通路にサンバを放った八神が玄関から戻ってきた。
地下通路はやはり多くの人の目には触れさせないほうがいいと判断したからだ。
「うちの猫たち、サティと遊ばせてやってもいいか?」
「ああ、勿論だ!」
霧生と八神は子猫を飼っている。
八神は白猫のミルク、黒猫のブラック、銀猫のミスト、ミケ猫のマーブル、ロシアンブルーのブルーの5匹。
霧生は白猫のサティ。もとは八神から譲ってもらった子猫だ。
6匹は仲が良く、いつも顔合わせればじゃれ合っている。
ただ、今日はもう1匹、新顔がいるようだ。
「これが猫ロボット、『GAO(ガオ)』だ」
「随分と安定感のある体型の三毛猫ロボットだなぁ……」
これは
レンジャーロボを制作した際の副産物
で、まだ名前がない。
モデルとなったのは、
後木 真央
のろっこんで召喚できるデブ三毛猫、がおー。
その名前からあやかり、八神はGAOと名付けたのだ。
妙にでっぷりとしたお腹が見る者の心に不思議と安心感を与えるくらいのプニプニ感が再現されているその身体。
そこからは想像できない機敏さをGAOは持っていた。
「簡単な命令なら言う事を聞くぞ」
八神はそう言うと、「近くにあるゴミを拾え」とノートパソコンから命令してみる。
次の瞬間、GAOの双眸に光が宿ると、ガゼルを狩る獅子の如き俊敏さでタンポポの黄色い部品を咥えて戻ってきた。
「だからそれはゴミじゃないってば!」
慌てて渚砂がGAOの顎から部品を奪取していく。
「へぇ、すごい良く出来てるじゃないか。じゃあ、GAOにも掃除を手伝わせよう」
霧生は「掃除を手伝え」と命令を飛ばしてみれば、早速GAOは部屋の奥へと消えていった。
「よし、頑張れよ! ……って、その写真が気になるのか?」
霧生は、八神が写真立てに飾られた一葉の写真を眺めているのに気が付いた。
「ああ、ミユ――キにこんな可愛い妹がいただなんてな」
人目を気にしてか、愛称で呼ぶのを躊躇う八神。
その八神の指差す場所には、愛くるしい笑顔を振りまくデニムショートパンツとニーハイソックスが似合う、パーカーを着た少女の姿があった。
霧生は少し誇らしげな顔をすると、ふっと含み笑いをする。
「やっぱり分かるか。俺の『弟』は超カワイイからな!」
「え、『弟』……??」
八神の目が点になる。
写真を二度見した。
どう見ても活発そうな女の子にしか見えない。
「ああ、俺の弟、男の娘♂だから。カワイイよな~」
デレッデレの霧生に、八神、ちょっと半歩間合いを取った。
「そ、そうか。間違えて、悪かったな……」
目の前の霧生も現在性別が迷子状態だし、血は争えないのだろうと八神は察した。
そこへ割って入ってくる渚砂。
「おおー! これが深雪の弟かー。可愛いなー!」
このお兄さん、ナチュラルにこういう話題に乗っていけるようだ。
免疫というか、先入観がない無邪気さがなせる技なんだろう。
「そのうち会えるのか? 写真、大切にしているようだし、深雪はいいお兄ちゃんだな!」
「はっ――、褒めても何も出ねぇぞ?」
霧生、口調とは裏腹に表情はゆるっゆるだ。
よっぽど弟のことで持ち上げられるのが心地いいのだろう。
と、そこへ、再び悲鳴が!!!
「なんでこうなるんだ……?」
霧生は一転、床殴りを開始していた。
飼い猫たちは恐らく、「ご主人様のお手伝いをしよう!」と思ったのだろう。
洗濯物に絡まっている子猫、干しているパンツに爪を立ててぶら下がり降りれなくなる子猫、片付けたゴミの中に突撃する子猫など……。
他には、サンバの上から発せられるモーターの熱が心地いのか、その上で丸くなって寝てしまい、サンバが『子猫運搬用円盤』となってしまっている。
肝心のGAOは、サンバをゴミのある場所までパンチで誘導し、サンバを吹っ飛ばした挙句に転覆させていた。
こうして、子猫たちによるフリーダムな行動が、霧生家にカオスを呼び込んだ。
「……何だこれ?」
八神は真顔で呟いた。
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日常
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定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月05日
参加申し込みの期限
2013年10月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月12日 11時00分
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