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星降ル丘ニ、嵐来レリ
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【1日目:それぞれの時間】
夕食までの時間、各々が掃除なり洗濯なりを行っている。
それぞれの寮生はどのように過ごしているか覗いてみよう。
エスカルゴ・臼居
は引きこもりである。国際A級レベルの引きこもりである。
臼居 尚治(うすい なおはる)? 誰だそれは?
彼はほぼ自室に篭もり、外に出ようとはしない。
食事も家事も、ほぼ専属と化したメイドのルームサービスで賄っている状態だ。
しかし、今日に限って誰も来ない。
別に来ないのは彼にとってなんら問題ではない。
食料は買い込んだカップ麺があるので飢餓の問題はない。
「……でも遅いなぁ、いつまで待たせるんだよ」
やむなく、抗議の連絡を自室からラウンジへ1本入れる。
「はい、こちらラウンジだよ」
いつもと違う口調の人物が受け応えた。
「あの、エスカルゴだけど。いつも来てくれるメイドさん、まだ来ないの?」
不満を受話器の向こうの人物にぶつけるエスカルゴ。
返ってきたのは、どうにも要領を得ない回答だった。
「えっと、ごめんなさい。ちょっと分からないや。ボクはたまたまこの電話に出ただけで……」
「はぁ?」
電話出ておいて分からないって何だよ従業員だろ、と矢継ぎ早に苦情を並べるエスカルゴだが、受話器の向こうの人物は困惑した声で説明しだした。
「ボクは寮生の
音海 なぎさ
っていうんだけど、ああ、エスカルゴ先輩。あのひきこもりの」
「うるさいな、引きこもりで悪かったな!」
腹が立ったので通話を切ろうとしたその時、音海は「従業員なら風邪でダウンしてるから来れないよ」と言った。
耳を疑ったエスカルゴは、黙ってその後の音海の説明を聞く他なかった。
もっとも、朝の時点でちょっとラウンジへ顔出せば知り得たのだが、彼の生活サイクルでは到底無理である。
通話を終えた彼はしばし考えた。
「なんだよ、あのメイドさん来ないのか。食事はいいとして、3日間の洗濯と掃除、どうしようかな……?」
そんなエスカルゴの悩みは、ものの5秒で解決する。
「ああ、僕には目の前の万能の箱、PCがあるじゃないか! 炊事洗濯のノウハウはネットに転がってるし、ピザや他の諸々のデリバリーもできる! なんだ、外出る要素なくね?」
あかん、世の中便利すぎて引きこもりにマッハで磨きが掛かっていくじゃないか。
「ま、たった3日間だし、ネトゲに集中してればあっという間だ、うん」
まさに『ネトゲは遊びじゃないんだよ!』と言ってしまえるほどの彼の生活。
それを象徴するような発言を、彼はねこったーで残している。
<今から3日間、自炊なぅ!>
<ゆるぼ:楽な洗濯方法>
<ネトゲしながらのカップラーメンは至高。いいね?>
電話の対応をしていた
音海 なぎさ
は、ゴミを捨てるついでに柱時計が新調されたという話を聞いてラウンジにいた。
物珍しいのか、何名か寮生がしげしげと新しい柱時計を眺めている。
「ゴミはきちっとゴミ袋に集めて、集積場に持って行くよ。基本だよね」
普段からメイドの世話にならずに身の回りのことをこなしている彼にとって、掃除機の扱いは容易いものだ。
ゴミの分別もしっかり行った際、ふと粗大ゴミの出し方が無性に気になった。
「申告制で毎日やってるんだね。粗大ゴミの識別シールも貼るのかぁ」
そんな矢先、耳に入った柱時計の身長の話である。
音海は古時計のその後がどうにも気掛かりであった。
「……あの時計は、最後にお別れを告げるんだったっけかな」
童謡の古時計の歌を自然と思い浮かべる音海。
「そういえば、あの歌の続きってどうなるんだっけ?」
調べた気がするけど、今はちょっと思い出せない。
「食事のあとに、ネットで調べてみよう」
とりあえず、今はゴミ出しを優先するべきだと、彼は足早にラウンジを去っていった。
外にあるゴミ集積場に出た彼は、何やら大層な荷物をバイクの荷台にくくりつけた人物を見掛ける。
大変そうだなぁ、と思いながらゴミ袋を両手にトテトテと音海は歩く。
「待っててくれよ、今行くから!」
八十八旗 信彦
がバイクから降りると、荷台に括っていた荷物を両手で抱えて運び出す。
「よ、ととと!? な、なんのこれしき!」
常日頃チャラついた彼のキャラからは想像できないくらい真剣な面持ち。
ふらつく足元で必死に運搬する八十八旗。しかし、非情にも荷物の山が倒壊する――!
「何やってるの、八十八旗さん?」
崩れる荷物を、いつの間にか
獅子尾 優華
が支えていた。
「随分と大荷物ね。引越しでもするの?」
「や、やぁ、ゆーかちゃん! 荷物崩壊を防いでくれてありがとう!」
どんなに苦しい状況でも、爽やか彦にゃんスマイルは忘れない。
「それより、荷物、一度下に置きましょう? はっきり言って、重いわ」
「そ、そうだね……!」
2人は荷物を一度地面に置いた。
「それで? 一体この尋常じゃない荷物の量は? ちゃんと答えなさい!」
「なんで俺が怒られてるの!?」
釈然としない八十八旗だが、獅子尾に順序だてて説明しだした。
「実は、俺のお目付け役のセバス、――本名は
瀬場 進
って言うんだけど、急に風邪ひいて寝込んじゃったんだよね。だから、日頃の恩返しにと思って、近隣のドラッグストアや食料品店で大人買いしてきたところさっ!」
彼の説明に、獅子尾は深い溜息を吐いた。
「……なによそれ。呆れたわね。何でもかんでも買い込めばいいってもんじゃないわよ?」
「い、いやでも、食材が切れないように買い貯めをってね?」
狼狽える八十八旗に追い討ちを掛ける獅子尾。
「どう見ても1週間分はあるわよ、これ?」
「料理のレシピ見たら、意外と買い足さないといけない食材があってだね?」
「だ・か・ら! 大人買する必要ないじゃない! なんで必要な分だけ買おうとしないの!? それに、どうせ料理はからきしなんでしょ?」
弾丸のような言葉の嵐に、八十八旗の胸がズキズキと痛む。
「はぁ、もういいわ。荷物持ってあげる。行きましょ?」
「ありがとう、ゆーかちゃん! ……って、どこへ?」
八十八旗が首を傾げると、さも当然のように獅子尾が答えた。
「決まってるじゃない。八十八旗さんの寮室よ。さぁ、どこなのか案内して頂戴」
優雅かつ威厳たっぷりに彼女は『命令』した。
2人は八十八旗の寮室に到着すると、目を丸くした。
「お、おかえり、なさいませ、げほっげほ……!」
お目付け役の瀬場が、寝巻きから執事服に着替えて出迎えを行っていたのだ。
「セーバースー! ちゃんと寝てなきゃダメだって!?」
これには主である八十八旗も大目玉。
すぐさま瀬場に着替えを命じ、ベッドの上で大人しくするように指示する。
「いやはや、病など何年ぶりでしょうか? 熱でもあるのか、体が気だるく腰痛が悪化しているようです」
「だったら尚更寝てなきゃ! 理事長のあずさちゃんの指令通り、休んでておくれよ! ここはこの信彦さんに任せてさ!」
「多分、それが心配なんだと思うわ……」
横から獅子尾が辛辣な言葉を八十八旗に浴びせた。
「私、準備してくるから。少し待ってて」
獅子尾はそう言うと、部屋を出てどこかに行ってしまった。
残された主従は、彼女が戻ってくるまでの間、ちょっとした意地の張り合いが続いたという……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月05日
参加申し込みの期限
2013年10月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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