this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
今日も愛すべき『フツウ』の日。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
25
つぎへ >>
ポロンポロンとギターを奏でる片手間で店番をしている
新井 いたご
。
彼の予想通り、客は少ない。
波に想いを寄せながら、ポロリンポロロン、新井はギターを弾いていく。
「こんにちは、今日のおすすめはなにかしら」
そうしていると顔見知りのお客が訪ねてきた。
新井はギターを置いて笑顔を浮かべる。
「まいど」
「なにかいいお魚があるかしら」
「今日ねーいいシンコが入ってるんだけど、これちょっと癖があるんだよねー」
「そうなの、」
「でも、奥さんお料理上手いから」
「あらやだ、お上手ね!」
「唐揚げの甘酢和えみたいな感じで食べてもらうといいかな」
「ふふ、じゃあそれ人数分お願い」
「ありがとーね。あ、あとちくわが揚げたてだよ」
「もうッ!」
「まいどー」
買い物を終えてもお客は直ぐに立ち去ることなく、他愛のない話をしていく。
「それにしても今日も雨ね」
「うん雨だねー」
「毎日、こうだとお洗濯の乾きも悪いしイヤね」
「そうだなー……」
新井はギターを再び抱えた。
「どうだい一曲、奥さんの為にムーディなの弾こうか?」
「あら、お願いしようかしら」
「金曜だしフライの歌なんていっとこう。コードはEかな」
ギターをかき鳴らし、新井は即興曲を歌いはじめる。
♪雨がしとしと 金曜日~ 霧がもやもや 寝子島は~
金曜日はフライデー 魚のフライでフライデー
金曜日はフライデー 魚フライでもフライデー
ああーフライデー おお フライデー
お魚くわえて 踊ろうか~
歌い終えて、にやりと新井は笑ってみせる。
「あ、奥さんフライ食べたくなった?」
「本当にお上手ね」
「ははは、いいねそんな素直な奥さんが好き。まいどありー」
新井がパチンとウィンクを投げると、お客はくすぐったそうに微笑んだ。
「あのすみませんー」
二人の会話に割ってはいるように
芽守 健作
がやってくる。
「どうかした?」
「いえ、この辺りで猫を見かけませんでしたか?」
「寝子島歩いてりゃ猫なんてそこらじゅうにいるだろ」
「魚を狙ってきませんでした? この猫とかこの猫とか……」
迷い猫たちの写真を見せるが新井は興味がなさそうに首を振った。
「悪いが、全部同じに見えるな」
芽守ががっくりとしながらメモに書いていると、お客が「あら」と声を上げる。
「なにかご存知ですか?」
「いえ、ここに来る途中、そのブチ模様の子なら見かけた気がするなーって」
「ありがとうございます」
芽守は頭を下げてから去っていった。
お客もそろそろ帰るわねと店をあとにしたので、再び新井は暇を持て余す。
そのとき妻に声をかけられた。
「おっと、配達があったか?」
配達注文があったことを告げられ、「行ってくるよ」新井は車に乗り込んだ。
主人と妹を見送った
檜扇 唱華
は、星ヶ丘寮スタッフ全員と協力して共有スペースの寮内の点検・清掃を行う。
(今日の担当はエントランスのラウンジですね)
唱華は美術品の手入れをする。
価値を考えれば触れるのも恐ろしくなるが、唱華は無駄なことを考えず仕事をこなしていった。
美術品の掃除を終えて、唱華はエントランスを見渡した。
あまりの広さに苦笑する。
(とはいえ、スタッフの皆様優秀なのですぐに終わってしまうんですけどね)
彼女の思った通り、気がつくと広い広い星ヶ丘寮・共通スペースの掃除は終わった。
掃除を終えた彼女は配達された食料品・日用品を仕分けする作業を行う。
もちろん彼女だけではなく従業員全員で各部屋必要なものを運ぶのだ。
「まいどありがとうございます。鮮魚届けにあがりましたー」
仕分けの最中に
新井 いたご
が新しい魚を持ってきた。
「それはそちらに置いておいていただけますか。代金の請求、領収書はエントランスの担当のものにお願いいたします」
「はーい」
彼だけでなく、次から次へと品物が届くため、大忙しだ。
無駄に大きい寮ゆえだろう。
一通り仕分けが終わると、今度はレストランや各部屋のスタッフたちが使用する食料庫をチェックして、足りないものや期限の差し迫っているものをリストアップする。
期限が切れたものは廃棄処分して、いつ注文したものかチェック。
いくらお金持ちばかりとは言え、無駄なものを注文するわけにはいかない。
次の注文量を調整して、次回の発注書を書き上げていった。
「少し、休憩しましょうか」
仕事が一段落すると、唱華は自室で紅茶を飲みながらネットサーフィン。
『
木天蓼工業高校・天帝に勝利したけどおまいら聞きたいことなんかある?
』
『
新しくできたオーダーメイドの下着屋さん、素敵だったよ
』
『
スクープ! 新たな都市伝説! 不幸の猫は幸運の猫だった!?
』
誇張されたもの、耳よりなもの、怪しげなもの、誰得なんだそれは。etc.
唱華の諜報活動がどこで役に立つのだろうか? 曰く日常生活で、らしい。
「舞華ちゃんは今頃かんばってるんでしょうねー」
可愛い妹に想いを馳せて、唱華は次の仕事をはじめた。
「拙者親方と申すはお立会いのうちにご存知のお方もござりましょうが――」
小さな一室でぎゅうぎゅうになって大の大人が、大声を上げている。
傍から見れば奇妙な光景だが、これも立派な授業だった。
檜扇 舞華
もこのアニメーション学院・声優科の生徒。周りの生徒たちと一緒になって発声練習をしている。
「はい、そこ息継ぎしない。あと君は鼻濁音が甘いよ。もう少し深くね」
叱咤が飛ぶ。生徒はそれに食らいつく。
なんとも体育会系なノリで、体力を消耗する場だったが、短い時間を有効活用するのだと舞華は必死になって稽古に励んでいた。
生徒たちの格好はジャージから、ごてごてのドレスと多種多様。
舞華もいつも通りのメイド服。
稽古に集中するために動きやすい格好をする者もいれば、本番にジャージとは限らないと衣装を着込むものなど、意識も十人十色。
「はい、今からアテレコ実習するよーマイク準備して。台本は左手に持って、入るときは右からで抜けるときは左からね」
一言一句もらさぬように、大事に大事に授業の三時間を舞華は過ごすのだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
今日も愛すべき『フツウ』の日。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月25日
参加申し込みの期限
2013年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!