this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
今日も愛すべき『フツウ』の日。
1
2
3
4
5
…
25
つぎへ >>
しとしとと雨が降っている、午前四時前。
すぅーと風が吹き、肌寒い中、
西野町 圭吾
は体を起こして、枕元にあるメガネをおもむろにかける。
それから、グっと伸びをして体の筋肉をほぐした。
「さて、今日も一日の始まりだ」
パキパキと西野町の体が軋む。
自身に言い聞かせるようにひとりごちて、西野町は身支度をはじめた。
(今日も雨か……)
西野町とうふ店
を営む彼にとって、早起きは慣れたものだったが、長く続く雨には慣れないらしい。
しばらくの間、憂鬱な窓の外を眺めていた。
しかし、いつまでもグズグズはしてられない。
(皆さんが起きたときにはおいしい豆腐ができあがるように)
西野町は仕事場へ急ぐ。
こうして彼の日常が始まった。
非公式寝子高寮・
猫鳴館
の朝も早い。
その理由は、もしかすると
ひょんなこと
から飼うことになった鶏たちが元気が良すぎるから……かもしれない。
「ささ美、てば崎! そんなに焦らなくても、ちゃんとご飯をあげるのだー」
番の鶏の名前はささ美とてば崎。
動物愛護協会が聞いたら卒倒しそうな名前だが、本人――もとい本鶏たちはまったく気にしていない。
後木 真央
が差し出した餌と飲み水に顔をうずめた。
ガツガツと餌に食らいつく彼らを、後木は満足そうに眺めていると、鶏舎を横切る影が視界に入った。
後木はパッと顔を上げて、大きく手を振る。
「天野ちゃんおはよーなのだ! 雨の日も牛乳配達大変なのだ。行ってらっしゃいなのだ」
同寮生の
逆巻 天野
がバイトに出かけるところだったようだ。
カッパを羽織った逆巻は「……ああ」とだけ言って、雨の中に消えていく。
後木はその背を見送ってから、鶏舎を後にした。
寝癖一つない黒髪を後ろで束ね、純白のエプロンを身に付け、
檜扇 唱華
の一日が始まる。
彼女は公式寮星ヶ丘寮の使用人。使用人の朝は早い。
(今日は……舞華ちゃんのお弁当だけではなく、主人の分もですね)
彼女の
主人
は檜扇に負けないほどの早起きで、昼食は自分で作ってしまうのだが、今日は唱華が作ることになっている。
本日のメニューは、新じゃがをふんだんに使ったポテトサラダ。アジのフライ。卵焼きなど。それからデザートにはビワ。
一見、庶民的なものだが、旬の素材をふんだんに使った贅沢な弁当であった。
芋を蒸している間に、アジを三枚おろしにする。
塩コショウと酒で下味を付け、衣をまぶし、温めておいた油に投入。
手間のかかる料理も、檜扇の手際の良さにかかればあっという間に出来上がり。
あとは傷まないように冷ましてからお弁当箱に詰めれば完成だ。
(そろそろ主人は起きてくるでしょうか……)
時計を見ると、長針がそろそろ十二にかかるころ。
(舞華ちゃんはもう少し寝かしてあげましょう)
すやすやと眠る妹を想像して、唱華はくすりと笑う。
悪戯したい気持ちをこらえ、唱華は朝食の仕度をはじめた。
午前六時。
星ヶ丘寮の一室。
目覚まし時計は鳴らない。無音。
にも関わらず、
霧桐 舞衣
はむくりと体を起こし、まっすぐ洗面所に向かう。
顔を洗って、歯を磨き、昨晩のうちに用意しておいた服に着替える。
それからささっと髪をとかして、トレードマークのポニーテールを結った。
(準備完了っス)
霧桐は時計を確認する。
ニッと口角をあげ、小さくうなずいた。
(チャラ彦くんを起こすまでには時間があるっスね)
ここまでの所要時間十分。髪が少し跳ねているのはご愛嬌。
身支度はさっさと終えた霧桐は、朝の休息を楽しむのだった。
ひと振り。ひと振り。
雨音を弾くように、
伊藤 武正
は木刀を振り下ろす。
彼の一日は道場での素振りから始まる。
となりでこの道場の師範代である
父親
と彼の
愛娘
も素振りをしていた。
彼らの間には会話はなく、視線を合わせることもない。各々が自分と向き合って朝稽古をしているのだ。
長く短い稽古を終えると、今度はワイワイと家族で朝食を食べる。
無口な伊藤は家族の会話を聞くばかりではあったが。
「帰りはいつもと同じだ」
端的に告げて、
妻
に口づけを落とした。
「行ってくる」
伊藤は妻の反応を見る前に、雨の中へ走り出す。
伊藤の呼吸は乱れることなく規則正しい。
職場までランニング。
これも彼の日課なのだ。
(健康福祉課の課長たるもの、自分が健康でなくては洒落にならないからな)
その思いを胸に、日々鍛錬している結果、四十を迎えたとは思えぬほどいきいきと伊藤の体は動く。
伊藤が走っていると、
後木 真央
が楽しそうに猫を追いかけて、彼の横を通り過ぎていった。
「猫さん待ってなのだー!」
伊藤の頬がゆるんだ。
(雨の中、結構なことだ)
後木はただ猫をストーキングしていただけだったが、彼は早朝ランニングと勘違いをしたようだ。
より気合を入れて、伊藤は仕事場まで駆けていった。
1
2
3
4
5
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
今日も愛すべき『フツウ』の日。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月25日
参加申し込みの期限
2013年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!