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~作戦開始時刻。シーサイドタウン駅前~
高かった太陽も段々と傾き始めた頃。
「5、4、3、2、1……作戦開始ぃ!」
丸美のカウントダウンで動き始める彼ら。
先ずは奇襲部隊である圭花達三人が飛び出す。
「にゃっは~~~季節的にはちょっとばっかし早いけれど、大掃除を始めるにゃ~~~」
奇襲部隊の先頭を走る圭花。
白の短毛がたなびく。
―ふふふ、ネコになってから、どういう訳かテンションが高いのよね……私、状況を楽しんでるのかしら―
駆けてきた勢いのまま水色のスライムに爪を振り下ろす。
シュバ!
プギー!
スライムに表裏が有れば、背後からだろうか……外周部にいた不幸なスライムが鋭い爪に切り裂かれて絶命する。
「始めたか! 桃川! 零! 奴らの注意を引け! 俺が燃やし尽くす!」
手の平にポッと炎を灯す斗南。
「わかったにゃ! あはは、鬼さんこっちら~~~」
「承知!」
圭花と零は左右に別れ、スライムの周りを駆ける。
素早い動きの二人に翻弄される。
「ん、逃がしはせぬよ」
駅前の広場から逃れようとするスライム。
しなやかな肢体を躍動させ、ナイフを放つ零。
シュバッ!
プギャ!
まるで大気が切り裂かれるような音がして、スライムが動きを止めた。
次第に一カ所にかたまり始めたスライム。
色とりどりなソレらはまるでジェリービーンズのように美味しそう。
「じゅるり……ふふ、美味しそうニャ」
「食べては駄目でござるよ圭花殿…………斗南殿! 頃合いは今でござる!」
零の合図で斗南が飛び出す。
スライムの塊の前に立つと、手の平を向けた。
「よくやってくれた二人とも! うおぉおお~~~!」
真紅の炎が轟音を立てて噴きだす。
ソレはヒイラギの葉っぱのように広く鋭く尖り、スライム達に突き刺さり、燃やし尽くす!
ピギャァ~~~~~~~~~!
まるで砂糖菓子を焦がしたときのような甘い匂いが立ちこめる。
「んにゃ~やっぱり美味しそうニャ!」
ピンク色の鼻をひくつかせる圭花だった。
「始まったか。よし、俺達も行こう」
煉の言葉に轟と月乃が頷く。
「おお! でっけえスライムだろうが何だろうが全部ぶったおす!」
「ふふ、風雲児さん、私達は道を切り開くんでしょ?」
気負う轟と、朗らかに笑う月乃。全く対照的な二人だ。
自然と笑みを浮かべる煉。状況を楽しんでいる自分が居た。
「ふっ、まあいい。それじゃ行動開始だ!」
大刀を僅か抜刀し、納刀する煉。
チンッと澄んだ金属音が鳴り響いた。
煉を先頭に駅前に切り込む三人。
甘く焦げた匂いの立ちこめるロータリーを駆け抜け、階段部に達する。
三人の気配を感じたのか、スライムが構内から飛び出してきた。
「ええぇ~~~い、しょぉ!」
自分の頭程もある鉄の塊を振り下ろす月乃。
二の腕がぷっくりと膨れあがる。
ガオォ!
ピギャァ!
スライムが無残に四散する。
子供が見たら泣くこと必至だ。
背後からスライムが近づく。
「ふふ、そーはさせないよぉ! っとぉ」
両手を握りから離す。
ハンマーを振り下ろした反動を利用して、前宙する月乃。
捻りを加えて着地すると、ハンマーを蹴り飛ばす。
ドガン!
ピギャァ~~~!
プロサッカー選手の蹴ったサッカーボールのような勢いでハンマーが飛ぶ。
それはスライムをなぎ倒してコンクリートの壁に大穴を開けた。
「あは、やっちゃった。不可抗力だよね、ごめんなさぁい」
ちろっと舌を出す月乃だった。
「う~~~~りゃあ!」
腕に付いている盾で殴りつける轟。
スライムがコンクリートの上を転がる。
動かなくなったソレを尻目に見ながら、周りを見渡す。
依然として色とりどりなスライムが蠢いている。
「数、多いぜ……む! いかん、弱音を吐くな俺! うぉお~~~~~!」
雄叫びを上げ気合いを入れる轟。
階段をずるずると下りてくるスライムに立ち向かう。
サイドステップでスライムの横に回り込む轟。
マントがヒラヒラとたなびいて、スライムの動きが一瞬、ぎこちなくなる。
―ん、もしかして……奴らって動く物に反応するのか?―
試しにマントを外し、振り回す轟。
まるで誘蛾灯に誘われる夜虫のように、ふらふらとスライムが近づいてくる。
―これは使えるぜ!―「さあ、スライムどもめ、かかってこい!」
―二人とも良い調子だな……桃川達もかなりスライムを倒しているし……これならボスを倒す奴らも構内に入れそうだ― 月乃と轟、圭花、零と斗南の動きを目で追う煉。
メンバーにはアタッカーが多い為、自然と全体をフォローする役割を担っていた。
―あんまりこういうのは柄じゃないんだが……むっ―
黄色いスライムが街頭の上に登っていた。
下には戦い続けている灯の姿。頭上の的には気がついていないようだ。
「灯、上だ!」
「なに!?」
ズルリと滑り落ちるとそのまま襲いかかろうとする。
―切り込む……いや、間に合わないか!?―
咄嗟に脇差しを抜き、投げつける煉。
シュバ!
ピギャ!
正確に貫いた刃は、スライムの動きを止める。
そこに追い打ちを掛けるように斗南の炎が襲いかかる。
ボフッ
消し炭となったスライムは、屍をさらす。
「助かったぜ!」
「ああ」
片手を上げて応える煉。
―ふぅ……さて、お次は…………あいつらを倒すか― ピンク色のスライムが二匹、こちらに向かってくる。
大刀を抜刀し、水平に構える。
ビュ!
濁った粘液を噴きだすスライム。
後ろ足を引き、体を半身にして躱す。
ビュ!
ビュ!
二匹が交互に粘液を吐き出す。
すり足で躱し続ける煉。
草鞋がアスファルトに擦れ、焦げ臭い匂いを立てる。
煉の右目は二匹の動きを正確に捉える。
足を送り、距離を詰める。
―あと少し、もう少し………………ここだ!―
先ずは横なぎに、そして返す刀で上段からの振り下ろし。
己の体の一部と言えるぐらいに馴染んだ大刀は、正確にスライムを断ち切る。
ピギャァ~~~~!
ピギィ~~~~!
耳障りな悲鳴を上げてスライム動きを止める。
大刀を振り、汚れを吹き飛ばす。
「よし…………っとまた……しょーがねーな」
ウキウキとしてハンマーを振り下ろす月乃の背後にスライムが迫っている。
煉は勢いよく駆け出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
甲二
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月23日
参加申し込みの期限
2013年12月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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