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【イベント発生! 北壁破壊!】
巴の去って行った倉庫内で、再び天帝はじっと耳を傾けていた。
「南正面から馬鹿正直に行くのも失礼だろ」
そんな声が聞こえた瞬間、バァン! という破裂音が喧嘩の喧噪に混じり、聞こえて来た。
「な、なんだこいつ、いきなり壁をぶっ壊しやがった!」
「お客さん二号ってとこか」
八神 修
のろっこん【分解】により北側の壁の一部が崩れ、まずは三人の男が天帝の前に現れる。
先ほど壁を壊した修を後衛に、
納 十一
、
霧生 深雪
が倉庫内に侵入する。
「こいつら……やっちまえ!」
一斉に雑魚不良たちが殴りかかる。
「二人を怪我させないようにしなきゃ、ね!」
農作業で肉体を鍛えているという十一が間に入り、修への攻撃を防ぐ。
十一が雑魚不良を引きつけたその瞬間、一気に雑魚不良たちが吹っ飛ばされる。
「俺がお前らぶっ壊してやるよ!」
深雪はろっこん【破壊の旋律】により、破壊音を聞けば聞くほど身体能力が飛躍的に向上する。
先ほどの【分解】によって一部の壁が崩れた音を聞いて、それにより上がったパワーで無理矢理雑魚不良を押さえつけ、たたきのめす。
「農作業で鍛えた体力と力を試すぞ! 運動部よりずっと運動してると思うからその二つだけは自信あるんだ!」
十一がさらに修に追撃の指示を受け、雑魚を追撃していく。
その攻勢に押されるようにして、天帝への道が空いた。
「いくぜ、お前の壊れる音……聴かせてもらうぜ!」
深雪がすかさず、天帝へと迫る。
そして独特の足と体の揺らめきで、天帝を牽制する。
「準備運動」
「はっ」
天帝のそのつぶやきを深雪は聞き逃さなかった。
「なめるんじゃねぇ! いくぜ!」
気分が高揚していた深雪はすかさず天帝に殴りかかる。
喧嘩殺法と軍隊格闘術を組み合わせた確かなジャブは天帝を捉えたように見える。
その瞬間、深雪は腹にすさまじい激痛を感じた。
「がぁっ」
「どうした? その程度かい?」
天帝は追撃せずににやりと笑う。
「……まだまだっ!」
そう言って深雪は再び天帝へと挑む。
「……つっ、何が起こったんだ?」
修が必死に分析する……が、しかし彼位置からだと、その目には殴ろうとした深雪がなぜかダメージを受けたようにしか見えなかった。
一方、鉈を片手に十一は雑魚を引きつけ続ける。
「武術の心得とか知らないけど運動神経と勘でカバー、目の良さも自信あるからね!」
といっても、いかんせん次から次に来られると、自慢の鉈もだんだん動きが鈍くなる。
また、その鉈で殺さないように考えねばならぬ分、どうしても余計な雑念が入ってしまう。
その瞬間を狙い澄ましたように千手丸が動いた。
「では、私も一撃」
先ほど天帝の乗っていたドラム缶をひょいっと片手で持ち上げる。
そしてそのまま修に向かって投擲したのだ。
「むっ?!」
「修!」
いち早く反応できたのは、守備を任されていた十一だ。
修は、その間周りを見ていたが、パソコンなどの電子機器はぱっと見た感じ、見当たらない。
(指揮所はここではないのか……?)
そう考えていた矢先の投擲だったので、修の運動力の事も含め、とっさに動く事が出来なかったのだ。
「間に合えぇぇぇ!」
十一がとっさに割って入り、背中にそのドラム缶を受ける。
そのまま昏倒する十一。
そして……。
「喧嘩の最中によそ見は厳禁だろう?」
「ちっ……んなことかんけーねーよ!」
リズムよく、流れるように動き続け、姿勢をまっすぐにし、呼吸を保つ。
そして、チャンスがあれば打撃をたたき込んでいく深雪だが、天帝には届かない。
「そうか、分かったぞ!」
ここで修が気づく。
天帝は先ほどから攻撃を受け流し、必要なとき高速カウンターを入れている。
が、あまりにも高速すぎるので、深雪では反応しきれないのだ。
身体能力が強化されたからと言って、反射神経や元々の第六感はそのままだ。
なので、反応できないのでは、と修は分析したのだ……。
深雪が修にシステマを教わって考えたのは、カウンターに対してのそれを利用しての反撃という手を考えていたが、完全に機能していない。
そして、それが見えようもないので力の支点も分からず、視覚と聴覚では限界があった。
「って、待てよ……」
この状況は、完全に詰みである。
そして同時に、修は気づく……この天帝、まったく本気ではないうえに、その場から動いていない。
それと同時に、南の方から音が聞こえる、どうやら南側にも味方が到着し、それぞれ戦闘が開始されつつあるようだ。
千手丸がその音に反応し南に向かう。
そんな事を考えている間にも、残った雑魚を倒しながら深雪は天帝にさらに挑む。
「血が、滾ってきたぜ! おらぁぁぁぁ!」
完全に切れて破壊衝動のまま動いている深雪は、修の指揮を受け付けるか怪しい。
が、渾身の一撃はついに天帝左肩を捉える。
「戦闘中に破壊衝動に身を任せる……嫌いじゃ無いな……今のは効いたね」
「う……」
その瞬間、深雪は崩れ落ちた。
「ミユ!」
焦りから、つい、二人だけの時のあだ名で叫ぶ修。
「っ……天帝!」
修はすぐに頭を切り換える。
「お前に言いたいことがある」
「ほほう、聞いてみようかい?」
天帝は余裕を崩さない。修は二人が回復する時間を稼ぐ必要があった。
「いつまでも不良では居られないぞ……! 進学できる成績には思えないし、高卒が就ける職なんて限られている。今後、一体どうするつもりだ!」
修、渾身の時間稼ぎ……。
視界の端では、十一が意識を取り戻したのが分かる。
「そうだな、そこに転がっている奴にとどめを刺してから考えようかね」
そう言って、深雪を蹴り上げようとする。
が、その間に十一が転がり込んだ。
「……邪魔だな」
「……ぁ」
天帝の一撃が急所に入ったのか、口の中のものをはき出す十一。
そのとき、ころりとつるバラという植物が転がり落ちた。
「……ピアノの音おれ好き、だから弾けなくなってほしくない。また今度聞かせてよ……な?」
深雪への言葉だろうか、十一は限界まで高ぶった感情を力に変え、その力を受けたつるバラが一気にツタを張り、そのツタが壁となる。
ろっこん【植物活性化】である。
「おっと……こいつは。また、妙な力かい」
天帝は間合いを取って逃れるが、この隙は修らが撤退するのに十分だった。
「……まずは、怪我の治療。そして情報の拡散だな」
ぐったりとする深雪とおぼつかない足取りの十一を連れて、修は一時撤退を決めた。
ちなみに、植物はさっさと撤去された。
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担当ゲームマスター
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熱血! 寝子島不良伝 ~死闘! 木天蓼不良四天王現るッ!~
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月15日
参加申し込みの期限
2013年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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