熱血！　寝子島不良伝！　～天帝降臨ッ！　寝子高最後の日～｜リアクション

熱血！　寝子島不良伝！　～天帝降臨ッ！　寝子高最後の日～

【エピローグ】

「……やれやれ、結局どこかへ行くのかい？」
「天ちゃん、ボクシングとか漁師と医者とか道はいっぱいあるのだ、転校したらどうなのだ？」
　木天蓼市の港にいた巴と追いかけてきた真央に声をかけられて、天帝は振り向いた。
「……オイラは、ろくでなしなんでね。それに、木天蓼工業高校そのものが寝子島の勢力下に置かれるわけではないからね」
　それだけの余力は寝子高側にはない……。
「オイラは、木天蓼工業高校の生徒なのさ」
　そして、真央の言葉にも律儀に返事すると、ふと、思い出したように言った。
「一つ教えておこう、大浄神魂党（だいじょうしんこんとう）には、気をつけな」
「あんた、気でも触れちまったかい？」
　何を突然と巴がそう聞き返したとき、すでに天帝はどこかへ去って行ったあとだった。
「……もう、天ちゃんとは会えないのだ？」
「……どうだろうね」
　寝子高側のけが人は、林檎らによって処置されたおかげで後遺症なく復帰できるであろうし、今回ねこったーがなぜかサーバー落ちしていたので、綺麗さっぱり記録が消えてしまった人も居る。
「……ひとまず、これで終わりってさね」
　もう、夏だというのに、どこか寒い風が吹いていた……。

　終

このページにイラストを設定する

あとがき

担当マスター：じんの
ファンレターはマスターページから！

……あ、録音始まってます？
どもー！　じんのです
このたびは不良伝、最終章迎えました
ここまでこれたのは皆様のおかげです
これまでに参加した方！
今参加していただいた方！
本当に、ありがとうございました！

そもそもの始まりは
らっかみにバトル系やヤンキーとかをコメディにやったシナリオないですね
というところだったんですが、思った以上に人が来てしまい
続きを！　二回目を！　次は四天王だろ！
というユーザー様の声も有り現行シリーズと相成りました

せっかくのろっこんをもっともっと斜め上に生かすそんなシナリオが欲しかった！
それが最初です
今は、方向性もぶっ飛ばしたせいで、どこへ行くのか分からない状態へ……
天帝は殴り倒せませんでしたが、じんののシナリオでは木天蓼工業高校が
寝子高へとちょっかいをかけてくることはまったくなくなる……かもしれません！

ただ、今は皆様への愛と感謝でいっぱいです！
今後は別の方向へと行きますが、よければ関わりに来てください
では、よき、青春を！

↑ページトップに戻る