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熱血! 寝子島不良伝! ~天帝降臨ッ! 寝子高最後の日~
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【再び、天帝の元へと現る】
そんな騒ぎを知ってか知らずか、天帝はただ、何かを待つようにじっと待っていた。
「……今度は何だい?」
「えへへー、とっこー隊長のいぬいはじめさんじょー! てんてーは成敗っ!」
「……やってみな」
現れたのは、
戌井 創
。
天帝は、見た目でなめてかかるつもりはなかったが、これにはどうやら力が抜けたようだ。
「いくよっ!」
その瞬間、創は恐るべきスピードで天帝に肉薄した。
「てりゃぁ!」
奇襲で踏み込んで鳩尾に肘を打ち込む創。
「……ふっ」
その瞬間、天帝はただ息を整えただけだった。
「……えっ?」
創が、起こった現象に訳が分からないと目を瞬く。
たしかに、自分の強打を相手は鳩尾に受けたはずだ。
が、しかし、ダメージを受ける事なく相手は立っている。
「もう、終わりかい?」
「まだまだっ!」
そのまま、風来坊の風体の服を掴もうとしたり、フェイントを折り混ぜて攻撃するそぶりをするも、相手は崩れ落ちない。
技巧を極めた下段蹴りもむなしくいなされた。
「だめだな。こういうのは、もっと楽しまなきゃいけねぇよ?」
次の瞬間、気がついたら創は吹っ飛んでいた。
遅れてくる痛みに、あぁ、自分は殴られたのだと自覚する。
「創君!」
ぼたん先輩の声を聞きながら、創は意識を手放した。
さて、ぼたん先輩こと、
添木 牡丹
がその惨状を見るなり、創を見るが、大きな外傷は特に見当たらずにほっとした。が、小さな傷を見つけてはろっこん【傷移し】で自分に移し替えていく。
「ごめんね、ちょっと来るのが遅れて……ごめんね。……フフフ、ウフフフフ……まさか創君を襲うなんて……どこの腐れ外道の不良さんですか~? 万死に値する……お仕置きですよ~」
ゆらりと、牡丹は立ち上がる。
「オイラ、わりと置いて行かれてるよね?」
「……貴方がこの不良共の頭ですか?」
天帝の発言は無視して、天帝に話しかける牡丹。
「そうだが、そういうお前さんは何だい?」
「私? ただの寝子高の保健委員ですよ~。悪い子にはお仕置きです♪」
そう言って、問答無用に攻撃をたたきつける。
一気に体当たりのように近づいてからのねじれを利用した肘打ちはお仕置きレベルを超えている気がしないでもない。
八極拳の震脚&活歩による裡門頂肘である。
要は、踏み込み、歩法、打撃の三身一体の攻撃を仕掛けたのだ。
が、しかし……。
「丸見えだね」
ばしっとあっさり防がれる。
「っ……ふぅぅぅっ!」
そのまま連撃を出す牡丹。
天帝は、反撃技を打たせないためか、あまり積極的に攻撃してこない。
天帝はしげしげと発生した影のようなものを見つめている。
添木 千唐
のろっこん【欺く道化】である。
千唐は北の入り口付近に陣取り、仮面を被りろっこんを発動したのだ。
「さて、僕も姉貴の助太刀といきますか…」
そう言いつつも、攻撃を誘っていくが、天帝は動じず、対処されてしまう。
添木姉弟の連係攻撃は着実に天帝を追い込んでいるように一見見えた。
「……見えたよ」
「……ちっ」
ろっこんで四方から天帝を攻撃するが、ことごとく避けられる。
「そろそろ、オイラも暖まってきた頃だ」
「馬鹿も休み休み言うのですぅ!」
天帝の発言を、牡丹は否定する。
「はっ、同感だな。さっさと降伏しろ」
千唐も勝ちを信じて疑わない。
「……ふっふふ。くっくっくっく」
「……何がおかしい」
千唐が突然笑い出した天帝をどうせ最後のあがきだろうと見つつ言う。
「……君はすでに影によって包囲されている。それに、姉貴の攻撃に手も足も出てないじゃないか」
「そうか、じゃ、行こうか」
只、それだけであった。
その瞬間、天帝は一度目をつぶり、再び目を開けただけに過ぎない。
「……」
そして、その目で添木姉弟を見た。
「――ヒッ!」
千唐は確かに今まで感じてきたのとは別種の恐怖を感じた。
その目を見ると、吸い込まれそうになる。
その目は、冷たい獣の眼……。
限界まで何かを見てきた人間のそれであった。
殺し? それは過程である。
善悪を超越した天帝たる絶対的な何かを、直接浴びせられる。
そしてその周囲の空気が、天帝を中心に力の本流を作っていくのが分かる。
こいつは、何だ? 誰もがそう思うだろう。
「あ……あぁ」
「ねぇ……表人格。私に変わりなさいな♪」
その瞬間、裏人格「のばら」に交代した牡丹が隠し持っていたメスを投げつけ――ようとした。
しかし、次に見たのは、天帝ではなく、倉庫の天井と遠ざかる天帝……。
ドゴォンと、倉庫の一角に牡丹はたたき付けられる。
天帝は一気に接近すると、腕を取って思いっきり投げたのだ。
「姉っ」
姉貴、と千唐が言い切る前に、天帝は次の行動を起こしていた。
「いいものをもってるじゃぁないかい」
いつの間にか、すさまじい速度で移動してきた天帝の手に改造スタンロッドが握られていた。
「――あれ?」
その瞬間、すさまじい電撃で意識が途切れた。
この後、牡丹は創とともに目を覚ます。
二人はさっそくいちゃいちゃし始めた。
千唐はそれをただ、黙って見つめていた――、人間まだ開けてはいない地獄の釜がある。
ただ、そんな気がした。
そして、改造スタンロッドはその場で破壊された。
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担当ゲームマスター
じんの
前回シナリオ
熱血! 寝子島不良伝 ~死闘! 木天蓼不良四天王現るッ!~
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月15日
参加申し込みの期限
2013年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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