this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【お正月】賑やかで華やかな一時を
洗いっこ初め
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
28
つぎへ >>
旧市街の古い町並みを眺めながら二人は並んで歩いた。周囲の目がそれとなく集まる。寝子島神社にいた時から目立っていた。
矢萩 秋
は若々しい。ピンクの花髪飾りに同色の着物で身を包む。赤い目は挑戦的で豊かな胸は女性らしさを醸し出す。相反する魅力が詰まっていた。
共に歩く
吉住 志桜里
はポニーテールが凛々しく、エメラルドグリーンと黒の配色の着物が人物を引き立てる。裾に近いところに描かれたワンポイントの英文はさりげない主張が込められていた。
双方、身長が百七十を超えている。モデル並みのスタイルを誇り、人の目は避けられない状態にあった。
秋は少し呆れたような顔で言った。
「どこに行っても人だらけさね」
「御姉様と一緒に新年を迎えられて嬉しいです! 屋台の味も楽しめました! おみくじは大吉で今年も全力全開でいきます!」
「ちょっとテンションが高すぎやしないかい、志桜里?」
心配そうに声を掛ける。志桜里は瞬時に顔を向けて爛々と目を光らせた。
「普通ですよ! いえ、そうですね。新年の陽気にほんの少し当てられたかもしれません。身の軽さはジャージ着物のおかげですね!」
志桜里は着物の胸元を摘まんで引っ張ると少し伸びた。立体的に見える襟や他の部分、ほぼ全てが印刷であった。
秋は歩きながら気軽に跳んだ。素早く横回転して何事もなかったように着地した。
「志桜里に勧められた時は半信半疑だったけど、見た目と違って結構、動き易いさね」
「そこで湯浴みです! 動き回って汗でしっとりした肌を洗い流して、心まで軽くなって天上の喜びに浸りましょう!」
「柚子湯はさっぱりしそうさね。さっきスマホで妹達も誘ったんだけど、断られてしまって。大人になったってことなのかねェ」
「御姉様、私がいます!」
小鼻を膨らませた志桜里が顔を寄せる。秋は笑って肩を組んだ。
「新年初風呂も悪くないさね!」
二人は仲の良い姉妹となって杜の湯に向かった。
脱衣室に入ると秋は即座に脱ぎ始めた。志桜里が適当な籠を見つけて上着に手を掛けた時にはすでに全裸となっていた。
秋は仁王立ちの姿で肩にタオルを引っ掛ける。
「志桜里、先手必勝さね」
迫り出した胸を隠さず、豪快に笑う。直後に大股で歩き、白く煙る戸の向こうに消えていった。
志桜里は見惚れたように動きを止めていた。
「……あの胸は……侮れません!」
闘志を秘めた目で瞬く間に全裸となった。滑るように移動して戸を開け放ち、浴室内を瞬時に見回す。
秋はプラスチック製の湯桶で掛かり湯を済ませた。手前にあるボディーソープに手を伸ばす。
志桜里は急いで声を掛けた。
「御姉様、お待ちください! お背中は私が、いえ、いっそ全身をお任せ頂けませんか!」
引き留めながら滑り込むように背に付けた。秋は軽く振り返る。
「急な話だねェ」
「私からお誘いして置きながら、御姉様の手を煩わせるのは忍びないですからっ」
「そんなに言うなら、まあ、甘えようかねェ」
「では、始めさせて頂きます」
志桜里はすっと横に並んだ。手にした石鹸を湯で濡らして手早く泡立てる。
「ボディーソープは使わないんだねェ」
「この石鹸は御姉様の為に用意した逸品です。香りは高く、保湿に優れていて肌を最高の状態で長時間、守ってくれます」
「そりゃ、いいねェ。このタオルを使うかい?」
「いいえ、タオルは使いません。力任せに擦れば逆に肌を悪くします。人の手が最高の道具になります」
志桜里は秋の背に回って泡立った手を当てる。両手で満遍なく滑らせてゆく。
「いやー、これはなかなかさね~」
「心を込めていますからっ」
志桜里は筋肉の盛り上がっている部分に注目した。摩りながら軽く指先で押す。肩の辺りを撫でるように擦って時に揉む。その手は下がって太腿に達した。膝を滑らせて、その先にまで伸ばす。
泡に塗れた秋の背中に胸を押し当てる。その状態で腹部や胸を摩った。
「どうでしょう。御姉様、ご満足いただけているでしょうか」
「ここまでするもんかねェ。やり過ぎじゃないかね?」
「誠心誠意の表れです! 今日の私達は姉妹のようなものです。当然の行動ではないでしょうか!」
「そんなもんかねェ」
秋は不思議に思いながらも任せた。
間もなく全身が泡に包まれた。湯桶に湯を溜めて全てを洗い落とす。
志桜里は達成感に満ちた顔で言った。
「とても堪能、いえ、ご奉仕させていただきました!」
一礼して立ち上がろうとした瞬間、振り返った秋に肩を掴まれた。
「一方的だと悪いさね。こっちも少しは返さないとねェ」
「でも、私は身体が大きいですし、御姉様の心労になるのでは」
「姉妹で気にする必要はないさね。こっちはやり慣れているからねェ」
秋は瞬く間にタオルを泡立てた。微妙な力加減で背中を擦り、首回りを済ませると二の腕を洗う。脇腹は手早く終わらせて胸に取り掛かる。
その半ば手が止まった。
「志桜里、意外とあるねェ」
「そうですか。特に
何もしていない
のですが」
顔は正直で微かな笑みが零れていた。
「残りを済ませるさね」
秋はきびきびと手を動かす。反応した志桜里は微妙に身体をくねらせる。
「ひゃんっ……御姉様、手馴れていらっしゃいますね。これは妹さん達も、堪らないのでは……」
「さあ、仕上げさね」
全身の泡を勢いよく洗い流した。
さっぱりした二人は同時に立ち上がって浴槽を眺める。
「御姉様、いよいよです!」
「ああ、いくさね!」
二人は競うように柚子湯へ向かった。
柚子が香る浴槽に二人は並んで入った。縁に頭を置いて全身の力を抜いた。湯面に白い肢体が浮かび上がり、揺らいで見える。
志桜里は悠然とした壁画をぼんやりと眺めながら口にした。
「香りと湯に癒されます。程よい汗が気持ちよくて、柚子のシャーベットが食べたくなります」
「私は本物の抹茶を使った贅沢な宇治金時が食べたくなるねェ」
「和菓子もいいですよね。甘いのにすっきりと切れる感じが最高です」
「そうさね。和菓子には職人の技術の粋が詰まっている。頂点を目指して精進しても頂は一向に見えやしない」
秋は固めた拳を湯面に出した。目にした志桜里も拳を握る。
「御姉様の拳は肉厚ですが、大きさはどうでしょうか」
「比べてみればわかるさね」
秋は手を開いた。同じようにして志桜里が掌を合わせる。
「ふふふ、私の圧勝です♪ でも、技の差は真逆で御姉様から学ぶことは多いです。対峙するとわかるのですが、とても大きく見えます」
「鍛錬に掛けた時間は、そう簡単に埋まるもんじゃないってねェ。ついでに足の大きさも比べてみるかい?」
「いいですよ」
二人は同時に湯面から足を出した。合わせるまでもなかった。志桜里は得意げな顔となる。
「まあ、手足が大きい方が何かと便利ではあるさね」
秋は横向きとなって志桜里を見詰める。ふくよかな丸みの一部が湯面に現れた。
「胸では御姉様の圧勝です」
「この大きさは役に立つのかねェ。それより志桜里、顔が赤いさね。湯あたりする前に上がらないとねェ」
「冷たいフルーツ牛乳も待っています」
二人は笑みを浮かべて浴室を出た。手早く着替えると早速、冷えたフルーツ牛乳を手にする。
「今年も可愛がってね、御姉様っ」
「ああ、今年もよろしくさね、志桜里」
二人はカチンと瓶を合わせて微笑んだ。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
28
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【お正月】賑やかで華やかな一時を
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月14日
参加申し込みの期限
2020年06月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!