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訓練スペースにいても微かに声援が漏れてくる。
風雲児 轟
は聞こえていないかのように柔軟に励んだ。
「トレーニングとは言え、しっかりやらないと怪我の元になっちまう」
額に汗が滲む。満足気な顔で轟はランニングマシーンに移った。
堅実に早足から初めた。
「寝子島の全域をカバーするには、まずは脚力だぜ」
腕の振りを意識して脚の回転速度を上げていく。最後は全力疾走となり、設定した五キロを難なくこなした。
「脚力の次は腕力だぜ」
轟はジャケットを脱ぎ捨てた。黒い半袖シャツとなってベンチプレスに向かう。始める前に左右の重りを五十キロに調節した。
轟は台に仰向けになった。バーを握って持ち上げる。黙々と十回の上げ下ろしを経て元に戻す。上体を起こして左右の腕を回してみた。
「問題ないな。一気に九十に上げるぜ」
宣言した通り、バーベルの重さを九十キロに上げた。
仰向けになった轟はバーの握る位置を決めた。少し微調整を加えて短い呼気と共に持ち上げる。そして、ゆっくりと胸元に下ろした。
上げる時には背中を反らせて両足で踏ん張る。二の腕の筋肉は強い力で絞り上げられているかのようだった。
「ふぅ~、さすがにこの重さの十回はキツイな」
立ち上がった轟は両方の腕をだらりと下げて揺らした。
「トレーニングの締めは――」
左右に動く視線が定まった。
轟はサンドバッグと向き合った。左右の足で交互に跳ぶ。ボクシングのフットワークに似ていた。
「拳を痛めるだろ」
林檎は一組のグローブを轟に投げ付けた。受け取った本人は悪びれることなく、借りるぜ、と明るく返した。どうぞ、と素っ気ない一言で会話は途切れた。
寡黙になって轟はサンドバッグを打ち続ける。試しているかのように打ち方を変えた。
林檎は呆れた顔で呟いた。
「熱心だな」
その声が聞こえたのか。轟は手を休めずに答えた。
「この島には事件が多い。危険な奴等も関わっていて、対抗するには力が必要なんだ」
「力が欲しいのか」
「戦うだけが全てじゃないことはわかってる。けど、俺はこの島を守りたいんだ。だから強くなりたい。ならなくちゃいけないんだ!」
小気味よい乾いた音で左右の連打を見舞う。
「島に住んでいる皆の笑顔を守るために!」
轟は力強い一歩から渾身の一撃を叩き込んだ。サンドバッグは前後に大きく揺れた。
「俺は本物のヒーローになりたいんだ」
轟が横を向いた時には林檎の姿はなかった。
「最後の台詞は聞かれなくて正解かもな」
轟は照れ隠しのような笑みを浮かべた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月24日
参加申し込みの期限
2013年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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