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化かし狐のお礼参り
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ぬるい夜風が吹く中に、一人の女が立っていた。シルエットで女性とはっきりわかるが、近づけばその姿は一般的な女たちとは明らかに違うと気づかされる。並の男が竦むほどの長身、鍛え上げられた肉体。やや彫りの深い表情の乏しい顔が、彼女をいっそう謎めいた存在に見せている。日本人ではないようだが、ではどこの人間かと尋ねられるとどうにも答えがたい。彼女は『仕事』のパートナーを、一人静かに待っていた。微動だにしない彼女の体の回りで、弱い風に吹かれて長い髪と衣服のすそだけが動いていた。
「オーマ。お待たせ」
呼ばれた女――
オーマ・トンノ
は声の方を向く。彼女より頭一つ背の低い青年が、にこやかに手を挙げて近づいて来ていた。
「図書館で調べものをしててさ。遅れちゃった」
オーマの答えを待たずに、青年は歩き出した。オーマはそれに並んで歩く。
「当ててみようか? 君の考えていること」
オーマと並んで歩く青年、
刻人・F・ミセリア
は笑顔を浮かべたまま言った。その笑顔は、普段赤の他人に見せるものとは少し違う。楽しそうに見せてはいるが、どこか世に倦んだような雰囲気を漂わせていた。オーマはすっと目を細める。
「今回の仕事はおもしろいって思ってるよね?」
オーマは黙って口の端をかすかに吊り上げた、ように刻人には見えた。
(おんぼろの落神神社に神をあてがうんだ。おもしろいに決まっている)
「化かされおじさんも、駒としてはいい存在、でしょ?」
オーマは長いまつげに縁取られた目を少し開き、ちらりと刻人を見る。
(冴えない中年男を神社の新たな神主に。何もかもが解決するじゃないか)
僅かなオーマの変化を感じ取って、刻人も笑う。
「いい『仕事』だよね、今回のは」
刻人のパートナーは、やはり黙したまま答えることはない。それはいつものことだったので、気にもしなかった。オーマは何が起ころうとも言葉を発しない。返事がなくても刻人は構わず話し続けた。
「まだ時間があるし、ゆっくり行こうか」
笑顔の青年と冷ややかな表情の大柄な美女が並んで歩く光景はとても目を惹く。
「そうそう、『ねこったー』には仕事用のアカウントを何個か使って、で落神神社に狐がいるらしいっていう書き込みをばら撒いておいたんだ。どれもずうっと、一般人のふりをして日常的につぶやいてきたからね。信じる人も少なからず出るはずだよ」
背の高いオーマは、相槌がわりに時折刻人に目を落としながら歩く。二人の行く先は九夜山の中腹。彼らが『神下ろし』を企む落神神社であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
前回シナリオ
猫又川の狐化かし
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月06日
参加申し込みの期限
2013年11月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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