this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<基本給+歩合>寝子島デジタルマッピング
<< もどる
1
2
3
4
5
…
17
つぎへ >>
朝・九夜山登山道入口
「いやー天気がいいぜ」
いよいよ本気を出してきた太陽に目を細めながら、探検部部長の
龍目 豪
が九夜山を仰ぐ。登山道入口は、日曜とあって行楽客でにぎわっている。そのほとんどは、砂掛谷や展望台へと運んでくれるロープウェイへ吸い込まれて行く。カメラが人とぶつからないよう、注意しながら人だかりを逸れ、探検部は登山用の入り口へと向かった。カメラを背負う豪の、肩に食い込むベルトをつかむ手に力がこもる。
「よーし、こっからが本番だ。夏のキャンプ代を稼ぐため……! 探検部、がんばるぞー! ……ってあら?」
目の前にいる探検部部員は、
北原 みゆき
だけ。
「……邪衣は?」
バイトに参加した残る部員、
邪衣 士
の姿がない。
「さっきまで一緒だったんだけど」みゆきがキョロキョロと辺りをうかがう。「さっきの人だかりにまぎれちゃったかな」
「なんだよまた迷子かよ……」
士の迷子は予想できていたものの、これほど早く訪れるとは思わなかった。
「まあ、いいよ。きっとどこかで合流できるよ」
「そうだな、とりあえず登り始めよう」
士のことはさておいて、撮影開始の探検部一行、といっても2人、であった。
そのすぐ横では、
桜井 ラッセル
も登山を開始しようとしている。
(カナリアになって飛んで見つけたスポットを知らしめるチャンス!)
ラッセルがろっこん「黄色いピヨコ」を使って優雅に九夜山上空を飛んでいたとき、一面花と空が広がる美しい景色を見たことがあった。特殊カメラでその秘境を撮影して、寝子島の美しさを知ってもらい、おまけに歩合も弾んでもらおうという魂胆だ。
(にしても……)ラッセルはさっそく挫けかけている。(重い……飛びたい……)
「やあ。一人だと大変だべ?」
と、声をかけられるラッセル。
「オラ達と一緒に登らねえべか?」
鈴野 海斗
。小柄でのほほんとしているが、鍛えられた体つきで、大きな特殊カメラに負けない威圧感はある。
「俺たちは交代交代で背負いながら登ろうと思っているんだ」
もう一人、
奈良橋 博美
はさらに一回り小さいが、仕事を全力でやりきる気概で満ちていた。
「オラは日頃から散歩しているところだから、迷うことはねぇし、何だったら二台背負うこともわけねぇべ。色々珍しい場所を撮るべ」
(山登り自体まれだし、途中まででも一緒させてもらうかな)
というわけで、ラッセル・海斗・博美、3人で山登り開始。
“正規”の山登り組はもう一組。
山道から、木々、そして頂上へと、視界を下から上へスライドしたとき、
小山内 海
はクラッと後ろへ倒れそうになる。
「大丈夫か?」ポン、と背中を支える
御剣 刀
。「ほら、俺が持ってやるよ」
なんとか最初の平坦な道だけでも、と思ったものの、ほんの数分歩いただけでグッタリだ。
『ありがとう』
カメラを下ろすと、水筒とお弁当を受け取る。
『わたしもサポートをするから、してほしいことがあったらえんりょなくいってね』
「ああ、任せろ。よいしょっと……うん、これは結構キツいな」
『ふたりでがんばろう』
「よし、気合い入れていくぞ!」
ルートを予め念入りに決め、踏みならされた山道を行く。最近は雨が少なく、適度に乾いた土が歩きやすい。行き違う人たちは早朝の登山者だろうか、「おはようございます」「頑張ってね」と声をかけられ、2人は笑顔で返す。この余裕がいつまで続くか、2人のコンビネーションが試される。
『そういえばまえ、
まぼろしのさくらをさがしにきたりしたっけ
』
前を行く、刀の背負うカメラを見上げながら、海が思い出す。
「あったな。一緒に登ったよな〜」
『あのときはすごかったよね。さくらがいちめんまんかいで』
「ああ」
春の九夜山も撮影したかったな、と思う。
『よかったら、またらいねんもいっしょにいこう?』
「そうだな、来年と言わずに機会があればまた幻の桜の所へ行こう、きっとキヌさんも喜ぶぞ」
『ぜったいいこうね』
「うん、じゃあ約束だ」
笑顔で振り返る刀。
「っと……!」
丸太の段に足を滑らす。途端にバランスを崩し、後ろへのけぞる。
(やば……小山内にぶつかるのだけは……)
片足で踏ん張り、軌道修正。転がるのだけは避けられない。山道を斜め後ろへ体が落ちて行く。緑と木漏れ日の色とりどりがめまぐるしく視界を動いて行く。
その中にアクリルカラーも散らばった。
「……お?」
刀の体が自動的に重量に逆行。直立の姿勢に戻り、むしろ前へとつんのめりそうになる。
「おお、小山内。ありがとう、助かる」
海のろっこん「アクセラレイトライン」がさっそく役に立った。
『いつでもフォローするから』
「そんなに頼ってばかりもいられないって」
そう言って勢いよく駆け上がって行く刀。その後を小走りで付いて行く海。2人のマッピングはまだ始まったばかりだ。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<基本給+歩合>寝子島デジタルマッピング
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月13日
参加申し込みの期限
2013年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!