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シネマカフェ『クランク・イン』 第二幕
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【にゃんこ×映画=サイコー!】
「うちは猫カフェじゃないんだが」
と、嬉野 七海は無表情ながらに苦い顔。
「私は断然、許可いたしますわー!」
と、妹エマは
テオ
を腕に抱き宣言しました。
『俺はぬいぐるみじゃねーぞ……』
抗議の声はひとであるアルバイト店員二名には届きませんけれど、少なくとも
綾辻 綾花
はほくほく顔です。
「ふふ。途中でアルクに会ったから、連れてきちゃったんです」
「わー、わー! 白黒マップタツな猫ちゃん! かわわわわわ……!」
エマもその愛嬌たっぷりな姿にヤラれてしまったようです。
かつて綾花やその仲間たちを
時空を超えた大冒険
へと導いた、白黒猫。今ではわりかしフツウの猫として、寝子島でうにゃうにゃと暮らしております彼とは、時おり道ばたに出会うことができました。過ごしやすく食べ物いっぱい、餌付けしてくれる人間もいっぱいな島の暮らしが大いに気に入っているらしいアルクは、今でも綾花を見つけると、人懐っこくふにゃんと駆け寄りぺろぺろ頬を舐めてくれるのです。
さらには。しゅぱん!
「今日は
クロワ
もいっしょです」
「ん? その猫、今、突然現れなかったか。というか……猫か、それ?」
猫鳴館の自室でいっしょに暮らしている、不思議な猫『レンズ・キャッツ』のクロワッサン略してクロワは、綾花の足元で眼球代わりのレンズをじじじ、じいい、と動かして七海を見上げます。くりんと小首を傾げる仕草は、それこそぬいぐるみのように愛らしく見えました。
こちらもまたもろもろの奇妙な出来事を経て綾花と暮らすことになったクロワですけれど、普段はあまり、綾花以外の前へ姿を見せることはありません。今日は猫仲間が集まっているからでしょうか? 思わず出てきてしまうくらい、ふにふにと上機嫌なようです。
『いや、いつから俺はこいつらの仲間になったんだ。っつーかこの女をなんとかしてくれ、無理やり引っ張り込みやがって』
「まあまあ。たまにはいいじゃないですか、テオ」
「わー! 綾辻さん、猫ちゃんとお話できるんですか!? うらまやしいですー!」
「そんなわけないだろう。綾辻さん、うちの妹がアホですまない」
「ふふ。楽しいですよ♪」
わいわい、わちゃわちゃ。本日もシネマカフェ『クランク・イン』は、賑やかでありました!
食品を扱うお店ですから、衛生観念的に動物の類はNGとなって然るべき……ではありましたけれど。
「こーなったら、猫部屋を作りましょう!」
というエマの強硬意見が七海を押し切り、なんと個室のひとつを『猫といっしょに映画が観られる部屋』にしてしまうことになりました。
実際、猫がたくさんの寝子島です。これはクランク・インとしても大いにウリとなるはずです。
「ああ……」
ソファへ深く腰掛けた綾花。思わず、ほわぁとため息が漏れました。
「幸せです……」
『そーか、俺は帰りたいけどな』
膝の上に、クロワとアルク。隣にぴったり、テオ。
ふわふわほかほか、猫まみれ! 綾花、至福の時!
もちろんシネマカフェですもので、この状態で映画も楽しんでしまいます。
「今日は『スター・ニャーズ』を鑑賞しますよ!」
『聞いたことはあるな……』
内容の説明、いりますか? きっと必要もないことでしょう……といいつつまだ見たことのない方に向けて軽く説明してみますと、いわゆるひとつのスペースオペラ、というやつです。巨大な航宙船を駆り、大宇宙へ広がりながら発展し続ける人類、宇宙人たちの思惑が交錯し、時に激しくぶつかり合います。物語は、神秘の力を持つ宇宙の騎士ジェニャイの見習いとなった主人公が、争いや自らの持つ力に翻弄され、そして成長してゆく姿を描きます。
『……ほう』
映画が始まるやいなや、テオの目は50インチの大型液晶テレビにクギヅケ。おお! とかむうっ! とか口に出しながら、これが案外楽しんでいるようです。
彼は背中や頭をナデナデされていることにも気づかないのめり込みようで、綾花、ほっこり。
もちろんアルクも、クロワも、分け隔てなくナデナデクリクリ。それぞれに毛並みの手触りが違っていたりして、これがまたやみつきになる心地良さなのでした。
「今日はカニカマと、ちょっと高級な煮干しも持ってきたんですよ。食べますか?」
『おう。食べる食べる』
猫用のちょっといいオヤツを取り出すと、三匹はすぐさまはぐはぐほくほく、美味しそうに頬張り始めます。
綾花、至福の時!(二回目)
映画も終わって、ちょっとまったり。
「そういえば、テオ。レオは元気ですか? 連絡してるんですよね?」
『あー? おう。あいつか。まあなー』
三匹そろってくて~んとひっくり返り、アルクとクロワはひっついたまま、むにゃむにゃすっかりおねむ。テオも映画を堪能し、おやつもお腹いっぱい食べて目はとろりんこ、綾花のお腹ナデナデにもされるがままです。
レオ
の天真爛漫、あけっぴろげでおチョーシものな、あの素敵な笑顔を思い浮かべます。いろいろあったけれど、綾花は今でも彼を思うと、やっぱり胸が熱くなりました。
「レオとテオは、ミラちゃんを巡るライバルなの?」
『あのな。そーいうのじゃねえっての……』
「はいはい、冗談ですよ。ふふ、ミラちゃんは一途ですからね」
『まったく』
そんなとりとめのない会話をかわしながら、午後の猫まみれなひと時は、まったり過ぎていきました。
「今度、私がここでアルバイトしてる日に、また来てね。煮干しもちゃあんと用意しておくからね」
『ま……気が向いたらな。それとあの金髪お嬢に、俺のハラをぽよぽよするなと言っておいてくれ』
「はいはい♪」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月28日
参加申し込みの期限
2019年09月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年09月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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