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ふしぎ超特急『七ッ星』、しゅっぱつしんこー!
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★はるかかなたの銀河系にて……
さて、壮大なるスチームパンク世界を出発し、ふしぎ超特急『七ッ星』が駆け抜ける次なる世界とは?
『皆さま、そろそろ新しい世界へ突入ですよ~。しっかり掴まっていてくださいね!』
ミラ
の車内放送が響くなり、ぐん! と車両は加速し、次元の壁を突破する。
虹色の輝きがきらりきらきらと弾けた次の瞬間、客車の窓の外に広がっているのは暗く、それでいてまばゆく美しい光景だった。
「わぁ……☆ 見てみて彦にゃん、すっごく綺麗!」
「ほんとだね、ベガち」
瞳の中に星でも生まれそうなほどに目を輝かせる
瑠璃条 ベガ
と、仲睦まじく寄り添う
八十八旗 信彦
は、窓の外を眺めてほうと感嘆の息を漏らす。
目の前に広がるのは、大宇宙であった。
無限に続く深淵が、大小さまざま、色とりどりの惑星を内包している。中にはまぶしいほどに輝く恒星もあり、宙域は燃え盛る炎に照らされ、あちこちではまるでネオンサインのように無数の光が明滅していた。
星の海、とはよく言ったものだ。見渡す限り、星、星、星。赤に青、紫、黄色、まるで虹からスポイトで吸い上げた色たちで、光の灯る電球を塗り上げたかのような鮮やかさだった。
「うん。美しいベガちにふさわしい、美しい風景だよね」
「やだもー、彦にゃんったら♪」
イチャイチャに興じるふたりは、食堂車へ。このリッチな眺望を楽しみながら、車内で提供されるスペシャルなスイーツをも堪能してしまおうという腹積もりだ。
食堂車の扉を開くと、ほかにも何名かが食事を楽しんでいる。
仲秋 薫
はいつものマスクを外し、皿に盛られたなんだかぷるぷるとした食感の洋菓子をいただいている。彼女の希望で、卓にはカーテンの仕切りが引かれているので、周りの面々や列車を運営する『ねこ』のスタッフたちに素顔をさらす心配はなかった。
「あの、このお菓子、とっても美味しいです。なんというお料理ですか?」
口で解けて身に染み込むような、滑らかでしっとりとしたゼリーのようで、形を残した口当たりの良い果実もとろとろにとろけている。調理を担当するスタッフねこへ、カーテン越しに尋ねてみると、
「ニジイロイチゴのジュレになりますニャ。仲秋さまのため、これまでに訪れた世界で私どもが採取してきた、美容によろしい食材を組み合わせて仕上げましたニャ。お口に合いましてなによりでございますニャァ」
「まあ、私のために……ありがとうございます。光栄です」
美味しいものを食べれば、会話も弾む。いつか現れるであろう愛する殿方にのみ見せると心に誓っている薫の素顔を覗く者はこの場になかったが、確かにその端正な面持ちは穏やかな微笑みに彩られていた。
相席する
旅鴉 月詠
と
橘 明里
も、それぞれにメニューを楽しんでいる。
「ふむ、紅茶とチョコレートのスコーン……か? しかし、なかなか味わったことのない味だね。これにも、地球にはない食材が使われているのだろうか」
「あかりのアイスクリームも、とっても不思議で美味しいなの~♪」
一見なんの変哲もない品でも、味までそうとは限らない。口のなかで星屑が弾けるような……あるいは、甘味でできた惑星をひとつ捕まえぎゅーっと絞り抽出したような。感想まで宇宙規模になってしまいそうな、形容しがたくも素晴らしい味であった。
「月詠ちゃんもひとくち食べてみる?」
「いいのかい? では、こちらのも食べてみるといい」
「ありがとなのー!」
果てしない宇宙の真っただ中でいただくスイーツは、心までも大らかにしてしまうようだ。見れば信彦とベガも、ラメが入ってきらきら光る水玉模様のクリームパフェをお互いのスプーンですくい、あーん♪ していた。
星の海を横切る蒼い光のレールの上を、列車はすべらかに駆け抜けていく。汽笛の音が星たちの隙間へ染み入った。
ひときわに巨大な輪を持つ、薄紫のガス惑星を横切っていた時だ。
「はーい、お料理が通りますわ~。ちょーっと道を開けてくださいね!」
給仕としてスタッフを手伝う
アイオ・キャンドライト
は、両手にいくつもの皿を持ち、盛況な食堂車を忙しく行き来している。星幽塔そのままの猫獣人姿は愛らしく、物腰の穏やかさや気立ての良さもあり、乗客の評判は上々だ。
「ふう、忙しい! けれど、こんな機会はめったにありませんわ。たっぷり楽しまないと、ですわね♪」
元来目立ちたがり気質なアイオである。ひらひらふりふりの給仕服など身に纏い、乗客らの間を闊歩するのはなかなかに気分が良かった。
そんなふうに上機嫌なアイオが品物を届けるのは、
曖浜 瑠樹
だ。
「宇宙エビフライのお子さまランチ、お待ちどうさまですわ! ……あら?」
ぷりぷりのエビをふんだんに使ったお子さまランチを卓に置こうとしたところで、気が付いた。
なにやら瑠樹は、窓の外の大宇宙へじっくりと、熱心に見入っている。
「あの~。どうかしました?」
「う~ん。あれ、なんだろうねぇ~?」
「あれ?」
ぴ、と瑠樹が指差した先、星たちの瞬く宇宙空間に、なるほど確かになにかが見える。黒っぽく、まだ豆粒ほどの大きさだが、徐々にこちらへ近づいてくるようだ。
「隕石かなぁ?」
瑠樹が無邪気に首を傾げた、その直後に。
びー! びー! びー! びー! けたたましいサイレンの音が鳴り響き、アイオはうっかり両手の皿を落としかけた。
「ななななな、なにごとですのー!?」
『た、大変たいへん! たいへんです~~~!』
ミラだ。ビー玉を転がしたような涼やかな声音ではあるが、慌てた様子を見るに、どうやら緊急事態らしい。
『え、えまーじぇんしー! 宇宙海賊の戦艦が、こちらへ接近中です! ふしぎ超特急『七ッ星』はこれより、せんとーたいせーに移行します!』
「「う、宇宙海賊ぅーーー!?」」
ずごごごん! 途端に衝撃が車内を走り抜け、次の瞬間、乗客たちはふわりと浮かび上がる。
『ああっ、敵の攻撃で重力発生装置が損傷! 車内は現在、無重力状態となっております、皆さまお気をつけてー!』
ふわふわ、ぷかり。突発的な無重力遊泳に、車内にはどよめきと慌てふためく声が沸き起こった。
そうこうする間に、黒っぽい影はどんどん近づいてくる。流線形のボディと、艦首にあしらわれた威圧的なドクロのレリーフ。とげとげといくつも突き出したのは、機銃か大砲か。
星の海のならず者、宇宙海賊の巨大戦艦であった……七ッ星と乗客たちの運命やいかに!?
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3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
57人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月22日
参加申し込みの期限
2019年06月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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