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ねこの消えた日
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さて、事を大局から見つめるためにいち早く島を離れた
八神 修
はホテルの一室にいた。本土にあるこの場所では、神魂の影響もなく、『ね』と『こ』も失われていない。何も変わらぬ日常が存在していた。サイドテーブルに置かれた学生証には、『寝子島高等学校』の文字がはっきりと印字されている。
「効果範囲は確認できた。……『ねこ』島の様子を確認しなければ」
発音に支障がないことを確かめ、備え付けられた電話を手に取る。島に残っている知人に順番に電話をかけ、互いの発音がどう聞こえるかを知ろうというのが修のプランだった。
「後木か? そっちはどうだ」
「あああその■えは修ちゃんなのだ!? もうだめなのだ、お■■様の名前が呼べないから、今神社にお参りに来ているのだ!」
「寝子島神社か。今の場所名は聞き取れたか?」
「ううう……わからないのだ! ふにゃらふにゃら島神社、って音が消えてしまうのだ」
「落ち着くんだ。異変は島の中に限られているようだ。いずれ収まるはずだ。今一緒に誰かいるなら、出してくれ」
『そらっち、電話なのだ』と声がして、共に神社に来ていた
桃原 空音
が出た。
「修くん? 桃原だけど……今日は名前が言えないのだよっ。だから『そらっち』とかで!」
「いや、待った。ちょっと自己紹介してみてくれないか」
「ええーっ!?」
「俺は今島外にいる。島の外では文字は消えていない。つまり本土にはこの現象は起きていないんだ。島で発せられた音がどうなるかを知りたい。それと、こちらの言葉がどう聞こえているかも教えてほしい」
「うー、それなら……ももはら、そら■です! よろしくお■がいします!」
修の耳には空音の言葉が完全に聞こえた。『ね』も『こ』も落ちていない。それどころか、島の外に出た彼にはどの音が失われているのかも認識できていた。対して空音は、修の言葉も島民がしゃべるときと同じように穴だらけにしか聞こえないと答えた。
「境界線を越えて島に届く言葉は、当該の文字が入っていると島内同様に失われる……」
修はタブレット端末に、文字が消えているとの証言が得られた場所を記していく。予想通り、島を取り巻くように消失域が描かれた。
「妙な現象が起きている範囲はわかっても、今のところ止める手立ては……」
打てる手は少ない。島全体の人間を避難させるのは不可能だし、たとえそれができたとしても良い策だとは思えなかった。傍らに寄り添い見上げるペットたちに目を落とし、修はしばし考える。
「異変が拡大しないかどうか、しばらく様子を見るほかないようだな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月10日
参加申し込みの期限
2013年10月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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