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第35回 寝子ヶ浜ビーチ☆スターズコンテスト!
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「hahaha! あははー!」
ステージから戻って来る男子中学生に向け、
トワ・E・ライトフェロゥ
は上機嫌に笑いながら拍手をする。ついでに駆け寄って行って握手もする。そのままの勢いで階段の上に立ち、ステージの真ん中まで駆けて行こうとする。
「わ、トワちゃん!?」
仰々しい仕草で道を譲ってくれる男子に片手を挙げて礼を言い、
酒浸 朱蘭
はトワを追いかける。
「待つのぜ!」
ステージの途中で背後から捕まえて抱き上げる。
「ダイジョーブ、ダイジョーブ!」
「いやトワちゃん、酔っぱらって転んで怪我したら危ないのぜ」
じたばたと小さな手足を暴れさせるトワの耳にこそりと囁く。
「トワ酔ってないのデス!」
朱蘭の腕からするりと抜け出し、トワはちからいっぱい叫ぶ。
「アソコまで行ってー、Appealしたら戻ってくるのデス! perfect!」
ステージの真ん中を指さすと同時、
「歩くのだってヘッチャラーデースー!」
スキップで駆けだす弾丸娘とせめて手を繋ぎ、朱蘭はステージの真ん中に辿り着く。酔いどれ足でふたりでくるっと一回転したところで、
「Performance! すればー良いのデシュ!?」
ふわふわっとした酔っ払い口調でトワが見上げてきた。キラキラとした子どもの無垢な眼差しに朱蘭は思わず頷く。
「love ンラー」
トワは朱蘭の手を支えに、その場でくるくると回り始めた。
「トワにもー負けるころは無いのレス! シュランとのーlove powerをミセル時なのデフ!」
言うなり朱蘭を押し倒す。
「ドーン!」
膝の上でケラケラと笑い転げるトワの背中をぱたぱた叩き、朱蘭はステージの真ん中に据えられたマイクに向けて殊更に明るく言い放つ。
「酔った演技の二人だぜー!」
「SO! ペンキなのレス! グランマが言ってたのレシュ!」
酔っ払いの子どもが大暴れする場を取り繕う朱蘭の膝からころんと転げ、流れる動作でトワは立ち上がる。マイクを掴み、ケタケタと笑いながら心底楽しそうに叫ぶ。
「酒は飲んでもー呑まれるニャー!」
「あたしたちは楽しく遊んで楽しく飲むのが大好きなんだぜー!」
トワの動きにうまく合わせて主張し、ついでに勢いでカンパイのポーズをすれば、明るい酔っ払いが大好きな客席のお兄さんお姉さんたちが飲みかけのビールやジュースのカップを掲げた。
「カンパーイ!」
見る間に宴の場と化する会場に降り注ぐラブ・インジケータの光は、パチパチ弾けるシャンパンのようなビールのような黄金の色。
客席がひとときの宴に盛り上がる隙をつき、スタッフたちがステージに大型モニターを用意する。
「ありがとう」
モニターとスマホ画面の接続方法を説明するスタッフに礼を言い、
千歳飴 楓子
は潮風になびくスカジャンと長い髪を押さえた。スカジャンの下、かたちの良い胸や白い腿を惜しげもなく晒すビキニ姿でステージに上がる。
内側を水色に染めた黒髪を揺らし、クールな眼差しを客席へと投げる。口に噛んでいたガムをぷーと膨らませ、ぱちんと弾けたところで小さく笑ってみせる。
「パフォーマンスタイムだな」
己に注がれるたくさんの視線に躊躇うこともなく、手にしたビニール鞄からおもむろにスマートフォンを取り出す。檀上に控えていたスタッフから渡されたコードをスマホに繋ぎ、モニターにスマホ画面を映し出す。
画面にたくさん並んだゲームアイコンからひとつ選んで起ち上げるのは、アイドルが艦隊を組み襲い来る深海怪魚たちを音楽で打倒すという音楽ゲームアプリ。
「今からこの音ゲで最高難易度の曲を全てパーフェクトフルコンボでクリアしよう」
同じゲームで遊ぶ客席の誰かが、信じられないような声をあげる。投げかけられる疑問の声に、楓子は得意げな眼差しで応じ、
「歌いながらな」
更に難易度を上げた。
ポップにアレンジされたアップテンポな楽曲がステージに流れ始める。同時にモニタ画面に美少女艦隊に襲い来る深海怪魚の波状攻撃が映し出される。
波にも似たリズム攻撃を指先で素早くタップして防御し、隙を縫って攻撃のリズムを叩きこむ。常人には目に捕えることも難しいほどの画面タップを手慣れた動作で決めつつ、楓子は鮮やかな歌声さえも響かせる。時にくるりとターンすらして、
「……やり遂げたな」
小さな息ひとつ、宣言通りのパーフェクトフルコンボを達成させた水着の美少女ゲーマーに、客席のゲーマーたちが大興奮の雄叫びと拍手を浴びせた。
「どうだ? 楓子の限定SSRアイドル艦隊でのゲーム画面は」
画面内で勝利を告げる美少女たちを満足気に見遣り、楓子は客席に笑いかける。
「ちなみに、今始めるとSSR確定ガチャチケを貰えるぞ」
大好きなゲームのひとつをダイレクトマーケティングした後、
「えー楓子は、ソシャゲが好きだ!」
楓子は愛を叫ぶ。
「時間が無くても! やり込まなくても! 技術が無くても!」
ビシリ、とSSRな美少女アイドルたちが映るモニタを指す。
「金があれば全て何とかなる!」
課金することで手に入れた彼女たちに優しい眼差しを注ぎ、次いでくるりと踵を返して客席を見据えて堂々と宣言する。
「そんな、課金をすれば全ての人に平等なゲームが、楓子はとても好きだ!」
甘い蜜にも等しい課金の金色してピカーンと輝くラブ・インジケータの光を背に、
「というわけで、今やってるゲームでフレンド募集中だ」
楓子は鞄から取り出した紙をばさりと広げる。紙に油性ペンで大きく書かれているのは数字の羅列。
「フレコはこちら。フレ枠は沢山あいているからどんどん申請してくれ」
フレンド申請に必要なコードを示す楓子に、紙に書かれたコードに、客席からスマホカメラが向けられる。カシャカシャピローンとたくさん聞こえるスマホカメラのシャッター音に満足してひとつ頷き、楓子はスマホを宝物のように鞄へ仕舞いこんだ。
「それでは、失礼」
「おー、すごいねー!」
颯爽と戻ってきた楓子を出迎え、
白 真白
はちからいっぱい拍手をする。
「すごい指捌き!」
「うむ」
元気いっぱいにぴょんぴょん跳ねるたびにぽよんぽよんと揺れる真白のおっきいおっぱいに思わず視線を引き寄せられながら、楓子は短く応じる。
(おお……)
ちいさな身体におっきなおっぱい。アンバランスであるからこそ魅惑的な彼女を彩るのは、もしかすると裸の方がそうは見えないのではないかと思わせるほどに色々とギリギリな白い水着。編み上げブーツにニーハイソックスの取り合わせも妙に色っぽく見える。
「次は私の番だね! それじゃ、行ってくるねー!」
「うむ、行って来ると良い」
足元が見えなさそうなくらいおっきなおっぱいを揺らし、真白は階段を駆け上がる。水着の肩に羽織った軍服風のジャケットの裾を揺らし、たゆんと胸も揺らし、ステージの真ん中で一回転する。
「みんなヤッホー!」
左右で色の違う瞳を瞬かせ、ずり落ちそうになった帽子を両手で抑え、身長百二十センチ足らずの女子高生は元気いっぱい笑顔を浮かべる。
「寝子高二年、白真白だよ! 今日はよろしくねー!」
堂々と自己紹介したあとは、パフォーマンスでアピールタイム。
「私が見せれることって言ったらやっぱりこれかな」
ふわんと揺れるおっきなおっぱいの谷間に小さな指を差し入れる。何かを期待してか想像してか、うおお、と湧く男性陣をよそに、真白が取り出したのはカードの束。
「見よ! このカード捌きを!」
趣味がカードゲームな真白は手慣れた動作でカードシャッフルを披露する。
カードを縦向きに素早く混ぜ合わせるヒンズーシャッフルに始まり、横向きに混ぜるオーバーハンドシャッフル、空中で弓なりに持ったカードを混ぜるリフルシャッフル。合間合間にカードを扇子のように開いて閉じて、時に左右の手で空中に走らせて。意志もつ生き物のようにカードを操るマジシャンじみた華麗な手捌きに客席から拍手が起こる。小さな手が素早く動くたびに大きく揺れるおっきなおっぱいにも拍手が送られる。
長方形にひとまとめにしたカードを再び胸の谷間に仕舞い、真白は息を弾ませながらぺこりとお辞儀する。ぽよんと柔らかく胸を弾ませ、
「私はこの島のことが大好きだよー!」
小さな体を弾ませ、大きな声で愛を叫ぶ。
ぴっかぴかに真っ白なスポットライトの輝きのラブ・インジケータの光を浴びて、真白は客席を眺めやる。ブーツの踵をコツリと合わせて悪戯っぽく敬礼し、ぱたぱたと小走りにステージを去る。
(なかなかいい感じにやれたんじゃないかな)
ステージの端でちょっとだけ振り返り、客席に向けて小さく手を振れば、小さな体にめいっぱい明るい心とおっきなおっぱいを持つ女の子に客席の誰もが笑顔になった。
(さーて、)
見たところ、次の出場者はいない。
ステージにはいつの間にかサンマさんが『審査中』の看板を手に仁王立ちしている。
(優勝はどうなるかなぁ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
61人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月25日
参加申し込みの期限
2019年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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