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遥かなる『ねこだい文明』を求めて…… ~革命編~
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【海中ドッグファイト!(2)】
深海を圧する海水は暗く重たく、冷たいもの。
そのはず……けれどここには確かに、ある種の熱が渦巻いていました。
「ぐおおおおおおお!!」
全身に食い込むG! 圧倒的なエンジンパワーとトルクで突き進み、あらゆる障害をぶち壊す!
「サメ最強!! 負ける気がしないぜ!!」
それが
御剣 刀
の乗り込む海の王者、ホホジロザメ! グレイト・ホワイト・シャークであります。がっちりと鎧を着込み、まさに完全防備です。
こちらを狙うイルカロボットの横っ腹めがけ、キョーレツ体当たりを敢行。どがしゃーん!! ロボットはまたたく間にスクラップになり、開いた隙間からイルカが泡を食って飛び出しました。
「よし、まずは一体! サメ映画とか多いしな、あれはサメの強さを表してるわけだろう? やっぱサメ最強!」
「そーそー、映画のサメって強いんだよね~」
通信機を通じて届いた、バトルなシーンにはいささか似合わない間延びした声は、
桜庭 円
です。
「サメとタコの合成生物とか、頭が6つあるやつとか。知能も凶暴さも6倍! 最凶!」
「そうそう! あと、地上を歩いたりするやつとかいるよなー」
サメ映画談義でひとしきり盛り上がりつつ、刀は飛んできた魚雷をくるり反転して避け、一気に近付いてガブリ! サメといえば噛みつき攻撃、その威力はもはや筆舌に尽くしがたく、ロボットは半身を抉り取られて沈んでいきました。
「あんだけ映画で宣伝されてるんだから、サメはやっぱ強いんだよ。サメ最強!」
「まーでもムッツルギくん、うちの子だって負けてないよ?」
「御剣だ、ミツルギ」
B級海洋パニック映画にも明るい円が乗り込むお魚ファイターが、これまたエキセントリックなチョイスでありまして。
「桜庭の乗ってる、それ……何? なんだ?」
「ふっふっふ。シーサーペントちゃんだよんー」
シーサーペント! いわゆるとんでもなくでっかいウミヘビです。
お魚ってゆーかUMAだこれ!
「よーし、いっくぞお!」
気合一発、肩の上でにゃーくんもにゃおーん!
円の選んだシーサーペントには、多彩な武装が施されています。まずは身体の節々から伸びた、大型ブレード!
「どりゃーっ」
巨体へ群がるロボットたちが、身体を軽くひねっただけで、ずばずばどしゅん! ブレードに切り裂かれてまっぷたつです。
頭部には高圧水中銃が搭載されていて、的確な狙いでロボットを撃ち抜きます。全身各所の魚雷ポッドからは、逃げ場もないほどの小型魚雷がしゅぽぽぽぽんっと飛び出して、炸裂!
「ふっふっふ。ロボットの体重移動、コクピットから覗くイルカの目線……見えてるよ~、そこだ!」
相手の盾にブレードを引っかけて振り回し、身を翻して武器を奪い、魚雷でトドメ。流れるような連続技に、刀も思わず称賛の拍手を贈りました。
「派手だなぁ、シーサーペント……」
「なんの、まだ切り札が……あっ! にゃーくん、そのレバーはねこじゃらしじゃありません!」
退屈してきたのでしょうか。コクピットに降り立ったにゃーくん、ふにゃふにゃうにゃん? がこんとレバーを倒したものだから、しぱしぱしぱんと爆弾射出!
「あっ」
ばらまかれた音響爆弾が海中を爆音で揺らし、震動にあおられたイルカたちは目を回して、ロボットたちは行動不能に陥ってしまいました。にゃーくんお手柄!
「……どーする?」
「やっとくか」
もちろん、隙を見逃すふたりではありません。シーサーペントはますます大暴れ!
刀のホホジロザメだって、
「負けるか! おりゃああああっ!!」
ずどががががが、連続体当たりでロボットたちを大粉砕!
戦場には飛び出したイルカたちが列を成し、ほうほうの体で逃げ出していきました。
海底山麓とも呼ぶべき、切り立った岩棚の一角にて。
「……今っ!!」
立ち並ぶ奇岩の陰に身を潜めていたのは、巨大なイカ! 操るのは、
水上 桜
です。
ちょうど上方を通りがかったロボットたちの群れへ、イカの触手一本一本に搭載された水中マシンガンを掃射します。
「フツウフツウと、私だってねえ……翻弄されるばかりじゃないんだからね!」
めくらめっぽう撃ちまくりに見えて、桜の狙いは正確です。ロボットの進行方向や回避の軌道を読み、一手先の位置へと偏差射撃! それをいくつものマシンガンで同時にやってのけるのですから、まったく大したものなのです。
それにイカくんだって、桜の繊細な操縦にばっちり応えてくれました。
「案外うまくいくものね。あの夢のおかげかしら?」
実のところ、桜の射撃は星幽塔での経験が活きているというのがもっともな理由です。クロスボウを用いて、幾多の魔物を同じように貫いてきました。
ただ彼女は、星幽塔での出来事を、今もって夢の中の体験だと思い込んでおりましたけれど。
ホーミング魚雷を一斉発射し、ちゅどどどどんっとイルカロボットたちを撃破したところで、
「っ、撃ち漏らした……!」
「僕に任せて!」
空気を吐き出しぐおっと加速。桜のイカを追い越し走り抜けたのは……今度は、巨大タコ! コックピットで操縦桿を握っているのは、
水戸 健吾
です。
「あのロボットは、僕が倒すよ!」
ざばざばごぼんと一目散に逃げ出した何機かのロボットへ、触手を伸ばします。
にゅるるるる! タコはがっちりと一台のロボットをとらえ、抵抗か、あるいは脱出かと切羽詰まった判断をパイロットのイルカへと迫ります。
「降参は……してくれないかぁ。傷つけたくはないけど」
そこからが、健吾の大胆な作戦でした。
タコが触手の一本を伸ばし、捕らえたロボットのコクピットへ、ぷすっ! 注射器めいた針を差し込みます。
もちろん、イルカを傷つけるのが目的ではありません。
「よおし、いくよ~」
おもむろに健吾は、ろっこん発動! とろり液状化すると、なんと注射器へ繋がるチューブへちゅるんと入り込みました。
(ロボットに、乗り移る!)
ちゅるるるるん!
「……すごいこと考えるわね」
思わずぽかんと口を開けた桜をよそに、健吾はロボットのコクピットへと見事侵入を果たすと、
(えいっ。こうだ!)
緊急脱出レバーを見つけて絡みつき、がこんと倒してしまいました。
コクピットである水槽の扉がおもむろに開き、イルカを強制排出してしまうと、元どおりに扉を閉め、健吾は人の姿へと戻ります。
「さてっと、動かせるかな……?」
コクピットはイルカ用でして、ヒレでレバーを倒したりボタンを押し込んだり……といった必要はありましたけれど、どうやら健吾にも扱うことができそうです。
ぽちりとボタンを押し込むと、ねこ猫捕獲装備はがしょんと切り離し、両肩のランチャーから魚雷を発射! それに合わせて、巨大タコも触手に携えた水中銃を乱射し、ロボットを次々に撃墜していきます。なんともナイスなコンビネーションでありました。
「やったね! このままいくよ、タコさん!」
「へえ、やるじゃない。私たちも負けてられないわね……!」
健吾の頑張りに遅れまいと、桜&イカくんも奮戦します。魚雷にマシンガンをつるべ撃ち、しゅどばばばばば!!
海底を明るく照らす火花が、いくつも咲きました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
前回シナリオ
遥かなる『ねこだい文明』を求めて…… ~ネコトピア編~
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月15日
参加申し込みの期限
2019年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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