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遥かなる『ねこだい文明』を求めて…… ~革命編~
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【海中ドッグファイト!(2)】
「うおおおおーーーっ!! サメ最強!!」
強烈な水圧も物ともせず、豪速を乗せたぶちかまし! 噛みつき!
御剣 刀
とその相棒たるホホジロザメは、ロボットたちを次々に半壊させていきます。
桜庭 円
&シーサーペント、
水上 桜
&巨大イカも負けじと、
「てーーーいっ! 回転アタックだ!」
「フツウがなんぼのもんじゃーーー!!」
一部ちょっぴりテンションがおかしかったりもしますけれど、ともかくシーサーペントは巨体を活かしてぐるりとロボットたちを取り囲み、丸ノコよろしく回転してぎゃりりりり! ブレードで切り裂き、巨大イカは頭部の先端にマウントした衝角でずどんと突撃!
彼らの行く手を阻む者は全て蹴散らし、ロボットの群れはたやすく切り裂かれていきました。
けれど。
「うわわ。ちょっと数が多すぎないかな……!?」
水戸 健吾
は乗っ取ったイルカ用ロボットを駆り、巨大タコとのコンビネーションを見せつけます。ねこ猫捕獲用ネットランチャーをしゅどんと放ち、ロボットの駆動部分へ絡みつかせたところへ、巨大タコが触手の水中銃を一斉射撃! ちゅどどどどん!
と、健吾たちは快進撃を続けておりましたけれど、なにせロボットたちの数は多くて、やっつけてもやっつけても減る兆しが見えません。
『うふふ。やれやれ、人類の皆さんはあきらめが悪いですね。そろそろ地上へ戻られてはいかがです?』
「! お前は……宰相ルフィ!」
不意に、コクピットの通信機から聞こえてきた声。刀が叫んだとおり、それはイルカのルフィのものでした。
ふにゃ? と鳴いたにゃーくんの顎をころころしつつ、円は、
「ねーねー、レオはどーしてる? 元気?」
『今は眠っていらっしゃいますよ。大切な我が王に、私が危害を加えるとでも? うふふふ』
「眠らせてる、の間違いじゃないの?」
どこかおどけたようなルフィの言葉に、刀は語気を強めます。
「ルフィ……お前の企みは、決して上手くいかないぞ!」
『へえ? なぜです?』
「ネコトピアの理念が間違っているとは思わない。作り手が住む人の幸せを願っていたからこそ、あそこまで発展してきたんだろう。でも、今は見る影もない……ルフィ。間違っているのは、お前の意思だ。強制された幸せなんて、誰が望むかよ!」
「ええ。そうよね」
桜はそれほどには、ネコトピアそのものに対しての興味はありません。ここまで付き合ってきたのはひとえに、自分の暮らす領域へ忍び寄る非日常の影を振り払わんとしてのことです。
それでも、桜は言いました。
「世界から猫が消えちゃうなんて、明らかに普通じゃないでしょ? そんなこと絶対、させないんだから!」
「僕は……正直に言うと、ロボットと戦うなんてアニメみたいで面白いなって思ったからなんだけど」
子どもらしい理由を気にしてか、健吾の言葉は控え目です。
けれど、もちろん。
「やっぱり、寝子島から猫がいなくなっちゃったら、寂しいな。やめてほしいなって思うよ」
それぞれの動機は違えど、抱く思いは似たようなもの。刀はびしりと言いました。
「相手の意思を無視してお前の意志を通そうとするならば、それを認められない別の意思が、お前の意志を阻むんだよ!」
どかん! ロボットを体当たりで粉砕しつつの言葉に、ルフィはしばし沈黙し。やがて、
『……まあ、好きにすると良いでしょう。お仲間が街でこそこそなにかされているようですが、無駄なことです。きっとね』
言い捨てて、ぷつりと声は途絶えました。
ルフィの言葉を肯定するかのように、ロボットたちは引きも切らず、まだまだやってきます。
「まー確かに、ちょーっときびしーかもねえ」
ぽつりとつぶやいた円。
『心配するな。連中、確実に数を減らしてる』
「お? 今度はテオじゃんー」
クールな彼も、こんな状況にあっては、みんなを案じているのでしょうか。聞こえてきたテオの声は、少し乾いているようにも思えます。
「諦めてはないよー。ちょこっと考えちゃっただけ」
ずらり並んだイルカロボットの群れ。未だ隙間もないように見えるそれを目にしながら、円はふと、口元に笑みを浮かべました。
「テオは、終わりが見えてるみたいだね?」
『…………』
源 竜世
、快進撃!
「こんな魚雷なんか~……こうだ!」
しゅるるるると泡の尾を引いて迫る魚雷に、竜世操るバショウカジキはぐわっと加速。ぐるりと反転して惹き付けつつ、ロボットたちめがけて突撃すると、
「ていっ!」
直前で直角ターン! 目標を見失った魚雷たちは、ロボット自身のボディに吸い込まれるようにぶち当たり、ちゅどんと炸裂しました。
無事脱出したイルカが泳ぎ去るのを見届けてから、竜世はコクピットで思わず小躍りです。ちゃんちゃかちゃかちゃん。
「へへ~、やったぜ! どうだタイラ、すっげーだろ?」
「まったく。調子に乗りすぎだぞ、竜世」
くるりと一回転して、どやっ! とポーズをキメたバショウカジキに、
タイラ・トラントゥール
ははあっとため息を漏らします。確かに竜世、それにタイラも、もう数え切れないほどのロボットを撃破しておりましたけれど、なにしろここは海の中。
「油断は禁物だぞ。どこから攻撃が飛んでくるか分からない……って、危ない!」
「えっ?」
なんかさっきも見たパターン!
後ろから襲いかかるロボット。斧を振り上げ、ぶおんっ!
先ほどは際どいところで助けが入りましたけれど、今度は遮るものもなく、斧はがきんっとバショウカジキの背負うコクピットへ直撃しました。
幸い、コクピットに穴が開いてしまうには至りませんでしたけれど、
「あっ、ヤッベ……!」
「竜世!!」
背中からぽろりと外れたコクピットは、竜世を乗せたまま、暗い海の底めがけて沈んでいきます。カジキが慌てたようにそれを追いかけますけれど、もちろんお魚ですから、手を伸ばして捕まえることもできません。
「え~? どうしよ」
などとイマイチ気の抜けた声を漏らした竜世。途方に暮れてしまったのは確かですけれど。
むしろ竜世より泡を食ったのは、それを見ていたタイラです。
「あ、あのバカっ!!」
ざざざと血の気を引くのを感じながら、メカジキを操り急潜行。
すぐにも底冷えするような海底の暗さが近づいてきて、まるで心臓をぎゅむっと握られているような、強烈な不安にタイラはとらわれてしまいます。
「あいつは、いつもいつも……!」
こんなにも彼が心配になってしまうのは、なぜでしょう? 気になって気になって、いつも目で追ってしまうのはなぜなのでしょう?
「……ああ、もう!!」
すぐにも追いつくと、メカジキに搭載されたアンカーをばしゅっと射出し、竜世の乗ったコクピットへワイヤーを絡ませました。これでひとまず安心です。竜世のバショウカジキも、なんとなくほっとした様子。
「さんきゅータイラ!」
なんて返ってきたお気楽な声には、タイラも思わずむっとして、
「サンキューじゃない、このバカ! お前っ、いつもボクの助けがあると思うなよ! なにかあったらどうするつもり……」
「ええっ、タイラ助けてくれねえの!? だっていつも助けてくれるじゃん!」
ぐ、と言葉に詰まってしまいました。竜世のタイラへ向けられた、この疑う余地もない信頼は、どこからくるのでしょうか。
タイラはいつもいつも、こんなにも肝が冷える思いをしているというのに。
「それは、まあ……ライバルのお前がいなくなったら、つまらないからな……」
「え、なに? なんて言ったんだ?」
「……猛省しろと言ったんだ! お前はもっと、自分を大事にしろ! バカ竜世!」
「ええ~? なに怒ってるんだよ、も~」
噛み合わないようで噛み合っている、ふたりはライバル。
「トワはヒラメいたデス!」
きゅぴん! トワ・E・ライトフェロウのむふんと自信ありげなお顔に、
夜海霧 楓
は、ふう。ただただ、ため息をつきました。
「よく分からんが、好きにしてくれ」
「なにするーのか、聞かないデス?」
「邪魔しなけりゃなんでもいい。っと」
しゃべりながらもシャチを操り、至近距離まで迫るロボットめがけて音波攻撃!
シャチにはイルカよろしくエコーロケーション能力を持ち、音波を反響させて獲物の場所を探知したり、物体の成分や内容物までも判別することができるのだとか。おまけに小さな魚へ超音波をブチ当てて麻痺させ、食べてしまうこともあるのだそうです。
そんなわけでロボットは機動力を一時的に奪われ、その隙を見逃さず撃ち込まれたハープーンガンの一撃により、あえなく機能停止となりました。
「それでハー、トワもカエデを手伝うマス!」
「おー」
気のない返事の楓にはいまひとつ期待されていないよーにも思えますけれど、ともかくトワはすうっと大きく息を吸い込みまして。スピーカーのスイッチをON!
「イルカのショクン、聞くのデス!」
おもむろに、声を張り上げました。
「強制的にねこを連れてくるのは、やめるのデス!!」
ばばん! トワの作戦は、まさかの説得でした。
「イルカさんたちもー、ネコトピアにとらわれてる気がするのデス。ねこたちがネコトピアからいなくなったのは、自由を求めて旅立ったからじゃないんデス? イルカさんたちも自由になってもいいと思うデス、広い海には仲間だっていっぱいいると思うマス!」
ばばん! 実に熱弁でした。
確かにそう。イルカたちだって、なにも好き好んでこんなことをしているとは限りません。宰相ルフィに命じられるまま、この心ない任務を遂行しようとしているのに過ぎないのかもしれないのです。
だとしたら、こうして争うこともないはず。分かってくれるはず!
「……とマア、ヒトのトワが言っても説得力ない気はするデスケドー」
「言ってるこた間違ってないんだがなあ」
いかんせん、相手が聞く耳を持ってないのがネックでありました。イルカロボットたち、トワの言葉もお構いなしに魚雷をしゅどどどどんっ!
「ウーム。交渉失敗デス」
「気にすんな。知能が高いだけに、連中にも俺たちには分からん考えなり信条なりあるんだろ」
ドライな楓のご意見を否定することもできず、ムウと考え込むトワをよそに、魚雷はどんどこ飛んできます。残念ながら、話し合いでコトを収めるのは難しそうです。
「さて、そんなわけでだ。正直ネコトピアとやらに興味はないが、うちのアホ姫は、寝子島から猫がいなくなるのは困るそうなんでな。悪く思うなよ」
ぐいんと身をくねらせ、シャチは魚雷を難なく避けて見せると、一発必中のハープーンガンを立て続けに撃ち込んでいきます。背ビレ横のランチャーからは、こちらも魚雷を一斉発射!
「恨むなら自分か、神さまにしてくれ」
しゅどんと咲いた海の火花が、楓とトワを照らしました。
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遥かなる『ねこだい文明』を求めて…… ~ネコトピア編~
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ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月15日
参加申し込みの期限
2019年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月22日 11時00分
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