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●こちらにゃんこ道
「七穂先生、ですよね?」
恐る恐る
御巫 時子
は声をかけてみる。
顔を見ても、自信もなかった。
いつも違うお化粧をしているし、授業を受け持ってもらったことはないので当然といえば当然である。
「あれ、もしかして時子ちゃん? やだ、イケてるじゃないー!」
けれど、どうやら時子の勘は当たったらしい。
時子が胸を撫で下ろすのもつかの間、七穂はすっかりその服装に魅入っている。
「キミって、すごく足がキレイなのね。スカートの丈と白いパンプスが絶妙だわ! 足首細ッ!」
「あ、ありがとうございます」
七穂の勢いに時子は、はにかむ。肩で羽を休めていた小鳥は驚くあまりに飛び立ってしまった。
この服は時子が思いを寄せる
五十嵐 尚輝
が
「いいですね」
と称した服。
いつかこの服を着ている姿を見てもらえたらと思っているため、最近はこればかりを着てしまうのだ。
そんな風に考えこんでいると、突然七穂が急に倒れこんできた!
さすがの時子も驚いて、どうにかその体を支えると、思った以上に体が軽くて更に驚きが深まる。
「っと、ごめんなさい。なんだか今日ってよく転けちゃうのよね」
「い、いえ、お怪我がないようで安心しました」
「生徒に心配させちゃうなんてダサいわね、でもありがと。
で、時子ちゃんもお買い物?」
けれど次の瞬間には、落ち込んだりはしゃいだり忙しい人だな、と時子は笑みをこぼした。
「ふふ、はい。そうなんです。新しいお洋服を買おうかなと、」
「あ、ねぇねぇ! よかったら、」
「ふふ、是非お願い致します」
わかりやすい七穂の先を読むように、あるいは空気に飲まれたように時子は頷く。
こうして、時子は服選びを七穂に頼むことになった。
七穂がいったいどんな服を選ぶのか。
ちょっとした冒険に出かけるような気分で、時子は七穂の背を追いかける。
「服を選ぶポイントは何でしょうか?」
近くのセレクトショップに入って、七穂は吟味していく。
「そうね、まずは体に合うかどうかよね」
「合うか、ですか?」
そして一枚のワンピースを手に取って、七穂は時子に当ててみながら続けた。
「そう。フィットするかどうかとか、丈が合っているかとか、肌の色に合っているかとかそういう部分よ。
本当はオートクチュールが一番なの。でも手間がかかるし、お金もかかるからね」
それから違うわねと言ってそのワンピースを棚に戻した。
「あとは当然好み。せっかく似合っていても、自分が楽しめなきゃなんの意味もないから。
時子ちゃんはどんなものが好きなの?」
「私はシンプルなデザインの服が好きですね」
そう言うと、なるほどと七穂は頷いた。今の装いを見て納得したのだろうと時子は思う。
「あとは露出は少ない方が良いのでミニスカートはあまり穿かないです」
「え、もったいない! さっきも言ったけど、キミって足が綺麗じゃない」
「その……恥ずかしいので……」
「ああ、なるほどね~」
先ほどと同じようにまた七穂は頷いた。
そうしてまた新たな洋服を手に取って、あっという間にコーディネートしてみせた。
そして今度こそ時子に手渡した。
「これ、でどうかな?」
胸部分までにレースの施してある、レモンイエローのワンピース。
そこまでは時子だけでも、まだ選んだかもしれないが、靴は目にも鮮やかなミントグリーンだった。ちょこんと花のようなリボンがついているのも目を引く。
そしてその靴とお揃いのリボンの、白が眩しいアクセサリーを添えて、こう続けた。
「例えば服をシンプルにするなら小物で遊んでみたり、ね。あとこれも、」
それから更に宝石のような――リップグロスも渡される。
「お化粧は無理にしなさいとは言わないし、高校生のうちに急いで覚えなくてもいいんだけどね。
でも今日くらい、してみない?」
「え?」
「人前でするのはよくないから、どこか喫茶店のお手洗いとかででも……どうかな?」
「あ、あの」
ふだん先生とここまで向き合って話す機会などない。
それもそうだ。学校で生徒一人ひとりにこのように接していては先生の体は足りないのだから。
けれど今なら。
「えっと、」
「ま、とりあえず休憩しましょ。ちょっと喉も乾いたことだし」
今度は時子が頷く番だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月02日
参加申し込みの期限
2014年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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