ほかほかとした陽気というよりは肌を焼くようなお天気である。
こんな日は部屋着のまんま動かず騒がずごろごろするのが一番。
理想を実行。
黒井 静はベッドに転がりパッキーをかじっていた。
外とは違って部屋の中は快適だ。
文明の機器が心地よい冷気を生み出し、その空気は肌をなでて、お布団までもひんやりとしたものに変えてくれる。
お昼をすぎたというのに静は部屋着のまま寝転がって、音楽を聞き耽る静か。
聞き慣れた音楽。心地よい時間。
その時間を堪能していると、
(でも、なにか麺を食べに行ってもいいかな……)
ふとそうとも思えてきた。
静はむくりと体を起こす。
眠たそうな目をこすって、窓の外を見る。
見るからに灼熱地獄。
外に出るにせよ出ないにせよ、のんびり過ごすのが一番だ。
静はしばらく窓から外を眺めていた。
*概要*
●シエスタとは?
スペインを起源とする地中海周辺の文化。
1時から4時頃の昼休憩を指します。
つまり、寝たり転がったり遊んだり(寝てる誰かにいたずらしたり)ワイワイする時間である。
基本的に何をしてこの休憩を満喫しても構いません。
ただし、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。
この時間中に大きな音を立てようとすると何らかの方法で失敗します。
例えば、携帯の大きな着信音はバイブだけになったり、電源が切れちゃったり、声を出そうとしたら口をふさがれたり、喉の調子が悪くなったり。
ひとであっても、もれいびであっても、神魂の影響であると気が付けないほど自然にそれは訪れます。
自然に訪れなければ強引に訪れます。
うるさくさえしなけば、ただ単にのんびり自由に過ごして頂けるシナリオです
*場所*
今回は各自の家、シーサイドタウン、旧市街、寝子ケ浜公園の中でお願いいたします。
*NPC*
●野々 ののこと七夜 あおいは寝子ケ浜公園でピクニック中。
それぞれ手作り(!)のお菓子を持ち寄って食べさせ合いっこしています。
ガイドにあるように馬鹿みたいに暑いので、暑さ対策必須です。
あほなののこはほとんど対策をしていません。
あおいちゃんは多少水を多めに用意してはいますが、十分とはいえません。
●笠原 七穂はキャットストリートでショッピング中。
新しい洋服やらを買い込んでいます。
*注意事項*
・NPCはアクションで指定がない場合は登場しません。
・記載されていないNPCは登場しません。
・そのほか特にルールはありません。のんびり過ごしてください。