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●カジュアルファッションのお店♪
檜扇 舞華
は月詠の世話をするために姉と共に派遣された、メイドである。
アニメーション学院にも所属する彼女が、メイド服に身を包んでいるのは、半ば趣味でもあった。
艶やかなストロベリーの髪には、金のピンと深い赤のリボン。ツインテールにまとめた髪の上には、ちょこんとネコミミが乗っかっている。
曰く、これを外すなんて「とんでもない」のだとか。
そしてメイド服は、かわいらしさを強調した、パフスリーブのミニ丈。
舞華の姿は、成人した女性とは思えない程、あどけない。
そんな彼女が、本日カジュアルファッションの店の番をしているのは、今日はたまたま暇だったかららしい。
「夏神さんには、負けませんよ」
負けず嫌いの彼女、なぜか
夏神 零
をライバル視して、むこう三軒両隣、きれいに清掃して来客を待つ。
店内中央には、今シーズンのオススメ商品を、マネキンを使い目立つように配置。
明るい色のワンピースは、それに合う小物や装身具を、一緒にコーディネイトしておく。
舞華の趣味を反映してか、アニメやゲームに登場する少女がまとっているかのような、可憐な装いだ。
よく目立つ商品は前面に押し出せば、年頃の少女達がよく足を止めた。
「まあ……」
五十嵐 尚輝
と並んで歩いていた、
御巫 時子
もディスプレイされた服に、思わず声をあげた。
「どうしました、御巫さん?」
「いえ……素敵な服だなと思って……。尚輝先生は服には、あまり興味ない、ですよね……?」
小走りに五十嵐の背中を追いかければ、ヨレた服を着たぼんやりした男は、「そうですねえ」と気の利かない答え。
「でも」
「でも……?」
時子は一寸だけ首を傾げて向けられた、五十嵐の視線を追う。
先程、時子が目を奪われた服がそこにあった。
白いボレロを羽織らせた、クラシックな水色のワンピースは、いかにも夏のお嬢様といった装いだ。
「女性が、ああいった服を着ているのは……何と表現したらいいかわかりませんが、いいですね」
抑揚無く言うと、五十嵐はまたぽやぽやと歩き出す。
「あの服……。そうですよね、やっぱり、素敵ですよね……」
先程の店を、ちらりと一度だけ振り返る。
(あのお店……また、寄ってみましょうか……)
「ねえ……小鳥さん?」
「何か言いましたか?」
「いいえ、何も……」
時子の足取りは、知らず軽くなっていた。
舞華が任された店は、若い女性をとりこにしてなかなかの盛況だった。
やってきた客には、二つ確保した試着室で、どんどん試着を勧める。
主人に似たのか、なかなかの観察眼を持つ舞華。
アドバイスを求められれば、客の個性に合わせ、かつこのシーズンに活躍しそうな、実用性の高い服をコーディネイトしてみせた。
基本は爽やかなカラー。
今風なものから、古典的なもの、はては個性的なものに至るまで、ちゃんと形にして見せるのは、さすがと言えよう。
そこへ気にして様子を見に来た、
旅鴉 月詠
が現れた。
「舞華、ちゃんとやってる? 君に適任だと思ったから任せたんだ。あまり客で遊んでは駄目だよ」
「あ、御店主、丁度いいところに。ミニファッションショーしたいので、モデルお願いします!」
「うん? いいよ、芸術科であれば、モデルの経験は必ずつくものだ。コーディネートは任せる」
「わあ、御店主だから好きっ! ありがとうございます、じゃあ早速これを」
舞華は自らの主を店に迎え、更に調子づく。
彼女のろっこん【魔法的御召し替え】は、触れた衣装と指差した衣装を、一瞬で入れ替える。
まさにファッションショーに最適の能力だ。
発動のシーンを試着室のカーテンで仕切って見えなくしてしまえば、客は月詠の衣装が瞬時に変わっても、何かトリックがあるのだと思うだろう。
最初に舞華が月詠に着せたのは、ふんわり水色のキャミソールに、ショートパンツ。
花のモチーフをあしらったピンクのサンダル、相変わらず流行であり、月詠のトレードマークともなっているキャスケット。
白い髪がさらりと広がり、試着室のカーテンから月詠が出れば、少女達の歓声が上がる。
次いで、青い空に映えそうな麦わら帽子に、白色ワンピース、ガラスの水色ペンダント。
愛らしさを強調するAラインは、月詠のような小柄な少女にピッタリだ。
全体的に白く浮いてしまうのを、月詠の赤い瞳と、大振りなペンダントで印象付ける。
シンプルなだけに、モデルの良さが引き立てられた。
最後にちょっとパンチをきかせて、黒シャツにジーンズのジャケットとパンツ、スニーカー。
革のバングルでアクセントをつけ、硬派過ぎるイメージに、遊び心をプラスする。
「うーん御店主、男モノも似合いますねー」
嬉しそうな舞華に、月詠は苦笑する。
すっかりモデルとなってしまったが、そのままの衣装で希望した客のスケッチをする。
デフォルメされてはいるが、なかなかの腕前。出来に納得してくれた相手からのみ、100円で請け負う。
納得してくれなかったら、なんと無料だ。
人垣が出来、次々と月詠にスケッチの依頼が来た。
料金を支払わなかった娘は、一人もいない。
相乗効果で、本日のカジュアルファッションショップは、これまでで最高の売り上げを記録した。
「商店街には、他にもいい店がたくさんある。ゆっくり楽しんでいってくれ」
月詠は書き溜めた店のスケッチを見せて、しっかりと他店を宣伝する事も忘れなかった。
●帰り道
商店街で一週間分の生活雑貨や、肉や野菜などの食料を調達した
綾辻 綾花
は、
八神 修
と共に
七夜 あおい
を桜花寮まで送り届けた。
「綾花ちゃんも、修くんも今日はありがとう!」
あおいが手を振る。
その手にプレゼントした、猫マグカップの入ったバッグがある。
感慨深げに修は、頷く。
「こちらこそ、今日は付き合ってくれて、本当に有難う」
「一緒に買い物や食事が出来て、楽しかったです」
「二人とも、気をつけて帰ってね?」
綾花は猫鳴館、修は星ヶ丘寮で暮らしている。
だからここから先は、皆バラバラだ。
「バイバーイ!」
「また明日」
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グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月31日
参加申し込みの期限
2013年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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