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耕作さんの畑で実ったトウモロコシ食って幸せになろう。
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「全体を均等に、尚且つじっくり焦げないように火を通す……」
「お、いい感じだなっ!」
宇佐見 望月
が姪の
大田原 いいな
と共に組んだ竈で、トウモロコシの焼き加減を調整していた
納 十一
が、皆に声を張った。
「ねえ、いっぱい焼けたから、どんどん食べなよ!」
「やったー! なんば食べ放題、いっただきま~す!」
椿 美咲紀
の言葉に、真央は不思議そう。
「ナンバ? 南蛮渡来だからなのだ? 初めて聞いたのだ真央ちゃんはとうきびだと思っていたのだ」
「うん、なんかそうみたいだね。トウモロコシの伝わったルートって、唐(中国)とも、舶来(いわゆる南蛮)とも言われてて、地方によってトウモロコシの事を、『とうきび』とか『なんばんきび』とか言うみたい。それが縮まって『なんば』って言うようになったんじゃないかな?」
「ふううん、ベンキョーになるのだ! 真央ちゃん食べるものに関する事ならベンキョーも楽しいのだ♪ どんとこいなのだ」
「真央らしいな。生活に根ざした知恵は、とても大切な事だと思うよ」
修も目を輝かせる真央に、頷いて見せる。
「テヘ、修ちゃんに誉められたのだ♪」
真央達の楽しそうな様子を目で追って、望月はちょっと落ち着かない。
そんな叔父を横目で見上げて、いいなは肘で突いた。
「叔父貴、気になる人でもおるのか?」
「へ? 何の事だ、いーな」
姪を凝視する望月は、呆気に取られた様子。
言ってる傍から、真央がやって来て、期待の篭った目で望月を見上げた。
「もっちゃんセンパイ、真央ちゃんにも一本くださいななのだ♪」
「あ、ああ! 勿論だ、どれがいい? 丁度、塩入れて湯がいていたトウモロコシも出来たところだぜ。喰う時は、熱いから気をつけろよ!」
「はーい、ですのだ! ありがとうなのだ」
アツアツのトウモロコシをお手玉しながら、満面の笑みを浮かべる真央に、望月も嬉しそう。
「叔父貴……先ほどから、気も漫ろなようじゃが? 気になるなら、一緒に食うてきてはどうじゃ?」
「……なんだよいーな、俺様は作ってるのが楽し……うぉっと、焦げるところだった!」
「剥かずに皮のまま、焼くのも手ですよ、先輩」
でも焼きトウモロコシは醤油の臭いが格別ですよね、とは、そふとの言。
「そふとちゃん、これは生で食べられる品種だったりするのだ? 取れたてのトウモロコシをそのまま齧って『甘くて瑞々し~い!』ってやってるの見たのだ真央ちゃんもやってみたいのだ!」
「大丈夫ですよ。収穫直後は、むしろ生で食べてみて欲しいです。爺ちゃんは、農作業しながらジュース代わりに、その場で剥いて食べちゃいますし」
「さすが農夫なのだ、ワイルドなのだ。じゃあ、これはポップコーンにならないのだ? 真央ちゃんはどのトウモロコシも炒ればポップコーンになると思ってたのだ」
「あー、それは全然別のですね。他にも家畜にあげる用とか、色々ありますけど、うちで育ててるのは人が食べるために品種改良された、今流行の甘~いやつです」
「やっぱりそうなのだ? あ、そろそろいただきますなのだ!」
丁度良い頃合に冷ましたトウモロコシに、真央はかぶりつく。
「……あまっ!? お店で売ってるのより全然甘い気がするのだ、もっちゃんセンパイ、美味しいのだ~!」
真央にキラキラと瞳を輝かせて見つめられ、望月の血管は沸騰寸前に。
「もっちゃんセンパイ! 今ここで会えてありがとうなのだ、感謝DE愛なのだ~!!」
「にゃっはーぁ! 何かそんなに褒めて貰うと、俺様としてもすっげー嬉しいぜ!!」
照れ隠しに顔の前で手を振る望月に、いいなは唇を尖らせる。
「無理せんでもいいんじゃぞ、叔父貴?」
「なんだよー、いーな。あのだな……俺は別にそんな人は居な……」
ここで望月、自分でもいい焦げ目のついたトウモロコシをがぶり。
途端に、周囲を飛んでいる光の粒が、目視出来る状態になったように感じた。
目の前で夢中でトウモロコシにむしゃぶりついているのは、きっとアレだ、妖精かエンジェルのたぐい。
衝動に身を任せて、望月は思いの丈を口にする。
「――真央ちゃん! 美味いって言ってくれて、ありがとー! いつも明るい笑顔をくれて、今日も俺様を誘ってくれて、部活でもいつもいつも……俺様、真央ちゃんが居てくれるお陰で、毎日が楽しくてしょうがないぜ!!」
「もっちゃんセンパイ、バターしょうゆ焼とかバターコーンとかコーンスープも食べたいのだ♪」
「ああ、任せろ!! 他ならぬ真央ちゃんの希望とあれば、バター醤油だろうが、トルティーヤだろうが、俺様張り切って作るぜ!」
「きゃっほうなのだありがとうなのだ、もっちゃんセンパイ大好きなのだー♪」
「やばーい! マジ嬉しい、ありがと――!!」
背中合わせに踊っている望月と真央のテンションが、どんどんおかしな事になっている。
「バターなら、俺が用意してるぜ?」
御剣 刀
が出したバターに、真央は嬉しさの余り絶叫した。
「さすがは刀ちゃんなのだ! わかってるのだ用意がいいのだ、益々ぞっこんなのだ!! 真央ちゃん好きすぎて意識が遠のきそうなのだ」
「おいおい、ここでは倒れるな? 危ないぞ」
「御剣だっけ、やるなまったく悔しいけど、ありがとー! これで真央ちゃんの期待に応えられるぜ! 俺様、嬉しくて、嬉しくて――! 真央ちゃん、俺様の料理を楽しみにしてくれて、ありがとー! 今作ってやるからな!!」
刀の手を取って激しく握手しながら、叫ぶ望月。暴走する二人についていけず、目を白黒させる刀。
「……この醤油の焼ける匂いが香ばしくて、食欲をそそるよな。茹でトウモロコシは塩茹でだな(棒)」
料理に集中する事で、現実逃避した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月05日
参加申し込みの期限
2014年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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