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スーパーサンマ大祭 ~炭は燃えているか~
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【当日・午前】
「よーっし、忘れ物はないね。会場に出かけるよ!」
借り物の軽トラに荷物を積み込んで、
宇佐見 満月
は、姪の
大田原 いいな
の首根っこをつかんだ。
「ちょいといいな、あんたどこへ行くつもりなんだい?」
「……お、お、叔母上? わ、儂は何もしておらぬぞな」
こそこそとその場を立ち去ろうとしていたいいなの目が泳ぐ。
満月は、旧市街にあるお好み焼き屋『うさぎ屋』の若き店主だ。
今日はこれから開催されるという、スーパーサンマ大祭に出店を出そうと張り切っていた。
味とボリュームには自信がある。
いい宣伝になるだろうし、儲けも出る。良いことずくめだ。
しかし、それにはやはり、人手が欲しい。
あからさまに逃げだそうとしている姪のいいなは、実に手頃な労働力だ。
「はーなーせーっ! 儂はこれから用があるのじゃ~!」
「まさか、こんなときに自分の都合で出かけるなんてこたぁないさねぇ?」
手伝いなどをしている場合ではないとわめくいいなを、満月は冷ややかな目つきで見下ろした。
「店が繁盛してこそ、生活も成り立つってもんだろう?」
「う……、ぐぅ」
ぐうの音も出なくなったいいなを、軽トラに放り込み、満月は意気揚々と寝子ヶ浜海岸を目指すのだった。
【清掃準備】
「やっほー、サンマさーん! 今日は頑張ろーねー!」
Tシャツに軍手をはめて、浜辺の清掃にのぞむ
桜庭 円
は、海の似合う男・サンマさんに手を振った。
「あのね、頑張ったら、あとでTシャツにサインちょうだい!」
「オーケーオーケー、オーイエー!」
ぐっとサンマさんがポーズを決めてくれる。
そんなサンマさんを、岩陰から
維都月 茉菜
がパシャリ。
今日もシャッターチャンスを狙っていた。
準備疲れの目立つサンマさんに、こっそりと茉菜は、ろっこん『大天使の加護』をかけていた。
その影響もあり、サンマさんは極めてポジティブだ。
「よーっし、皆で力を合わせて、浜辺をきれいにしちゃうよー!」
清掃前と清掃後の比較写真があったら、達成感が得られるかもしれないと提案する円に、
八神 修
が胸をたたく。
「そのあたりは任せておけ。今日のもようはしっかりと映像におさめて、特設ホームページに公開する予定だからな」
「そうなの?」
「逐一取材して回るからな、何かあったら協力してくれ」
「なるほどねぇ、それで八神くん、さっきからカメラ構えてたんだ」
サンマさんや円の働きかけもあって、清掃作業にはシーサイドタウンから人手が出ている。
旧市街からは出店で使う食材や備品を提供してもらったし、星ヶ丘は花火の打ち上げ準備をしてくれるのだとか。
地区を越えて協力しあうイベントだ。
きっと素晴らしいものになると、円は感じていた。
木天蓼大学、文学部の一年生、
氷華・クルバトフ
もまた、この清掃作業に参加していた。
(手伝ってほしいと言われたのは、ここのことだな)
早速ゴミ拾いを……と言いたいところなのだが、その前に。
氷華は携帯を取り出して、サンマさんに声をかけた。
「すみません、サンマさん。写メを一枚いいですか?」
「オーケーベイベー、パシャパシャ撮ろうぜ! そしてざくざくゴミを集めようぜ~ぃ!」
写真をねだられることに慣れているのだろう。
サンマさんはすかさずポーズをきめてくる。
「ありがとうございます」
寝子島の魅力が伝わるような一枚が撮れた。
氷華は、ロシア人と日本人のハーフだ。
帰ったら、ロシアにいる父母にこの写真を見せようと思う。
そして、寝子島のことやサンマさんのこと、今日の大祭のことなど、いろいろと話して聞かせるのだ。
携帯をしまって、氷華は軍手をはめた。
浜辺の清掃は、かなりやりがいのある作業になりそうだった。
「あらあら、にぎやかでございますわね」
ゴミの声に耳をかたむけながら、
檜扇 唱華
が現場へ現れた。
ゴミの声というのは、比喩ではない。
唱華のろっこん『声無き声』を発動させることによって、彼女は人工物の声を聞き取ることができるのだった。
唱華はなぜか、メイド服を着用している。
実際、彼女はメイドさんだ。今日も主人の命で、特別業務に赴いてきたのだ。
(私一人いなくても、星ヶ丘寮は回りますもの)
うち捨てられたゴミの声は、もの悲しいものが多い。
『ああうぅ……、なんの因果でこんなところにぃ~……』
『錆びる……。たすけて、塩が来る、砂が来るぅぅ……』
(こんな不適切な場所に放置されては、ダウナーにもなりますよね)
「では、さっそく張り切って清掃しましょうか」
「待ってくれ、そこのメイドさん」
氷華が足早にやってきて、唱華に声をかける。
(まさかこんなところで、メイド仲間に会えるとはな)
実は氷華は、
メイド喫茶
でバイトをしている身の上だ。
「あなたはその服装で作業をするのか? 動きにくいだろうに」
「いいえ、服装は業務中ですからこのままで。大丈夫でございますのよ、動きやすいように改造してありますから」
「そうなのか。なるほど、アレンジを加えるというのは、いい案だな」
感心してメイド服に目を走らせる氷華に、唱華は「うふふ」と、上品に微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
柊いたる
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月18日
参加申し込みの期限
2013年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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