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\ オーバータイム!/
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茜空の向こう側
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◆思い出の続きを今一度
春は出会いの季節。
だからなのか、最近寝子島高校内ではよく色恋の話を耳にする。
(……あたし、恋ってイマイチよく分からないのよね)
そんなことをぼんやりと頭に浮かべながら、
エヴァ・ブランシェ
は旧市街を歩く。
考えても仕方ないと、現実に思考を戻した時には橙色は黒に変わっていた。
「あら……」
確か図書館の近くをぶらぶらしていた筈、とエヴァは視線を散らせる。
光景は確かに旧市街なのだけど。
(……ここは商店街かしら?)
見慣れたようで何処か違う、言うなれば感じているのは――違和感。
闇に浮かぶ灯りは、黒の空に浮かぶ月のよう。
不思議な色。これは現実……?
暫く視線を散らせていれば、耳に届いた足音。
背後から寄るそれに、ぐっと身構えて振り返る。
(ああ、これは夢ね)
そう確信して微笑むくらいに、足音の主は見覚えが有った。
男。そう、エヴァの記憶の中には確かに存在している。
同時に彼は――もう。
「あら。あたしに会うために、わざわざ天国から来てくれたのかしら?」
中学二年生の頃、エヴァに告白し想いを告げた男子生徒。
『外国人だから』と彼女をちやほやする男子ばかりだったあの頃。
彼女からすれば珍獣を見る目と何も変わらなかったのだろう。
そんな中、唯一人エヴァを一人の女性として扱った存在が例の男子生徒だった。
訳もなく嬉しくなった気持ちの意味も、胸が軽くなったような感覚も。
その気持ち達に名前は付くことは無かったけれど。
(……別段好みのタイプじゃなかったけど、一度だけ気紛れでデートしてあげたんだっけ)
懐かしい、心を擽る思い出。
もしかして、あの気持ちが恋? なんて、思いもするけれど。
そんなわけないと、名前のつかない感情は置いたまま。
恋はもっとドキドキするはず。
きっと休む間もなくそれは続くはずだと。
だから、ほのかに宿っていたものはきっと違うのだと。
ただ違う――そう心で思っていても、まだ気持ちは確かにそこに在って。
(何かしらね、これは)
安堵感だけがエヴァの中にはずっと。
「……デートの続き、してみる?」
するりと喉を抜けた言の葉。
目の前の人物が小さくゆるく微笑む。
嬉しそうに頷いた姿に、どきっと一瞬だけ胸が高鳴った。
エヴァ自身も気付かずに流してしまいそうなくらいの、束の間の高鳴り。
何かの欠片だったのか、それとも。
ただ名前のないものがまた一つ静かに増えたような。
(……今度は手くらい、繋いであげましょうかしら、)
その時はどんな顔を見せてくれるのか、懐かしいあの思い出の先を手探るように。
――そっと伸ばした手の先は。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月08日
参加申し込みの期限
2013年07月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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