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◆秘めたその言葉を今
夕焼けの空は一番幸福だった頃の思い出を秘めている。
見る度に思い出される懐かしい記憶。
添木 千唐
は空を眺めたまま思い出す。
よく幼馴染と姉と、探検と称して遊びまわった頃のことを。
人の醜さなど微塵も理解してなかった、純粋無垢たったあの頃。
もう過去でしか無い、そんな日々だけれど。
だからこそ、心に今も残る。
もう戻れないからこそ、尚更。
遊ぶ面子はいつも四人だった。
自分が贈り物として渡した麦わら帽子を被って後をついてくる幼馴染。
和服姿の、意地悪でいつも自分を振り回していた姉。
何より千唐の心に残っているのは、自らの姉と瓜二つの幼馴染の姉。
名を――花村のばらといった。
千唐にとって彼女は優しく、女神のような存在。
彼女は名の通り薔薇を好んでいたけれど、牡丹のような人だと千唐は思っていた。
優しく手を引いてくれる手。
意地悪な姉から庇ってくれる優しさ。
心温かくなる笑顔も。
唐獅子牡丹のように、自らを守り、安らぎを与えてくれる存在のように感じていた。
どれも尊く自らに刻まれ、忘れることの出来ないもの。
例え『花村のばら』という存在を消したのが彼自身だとしても。
その記憶が、想いが、変わることは決して無い。
夕焼けから、夜に変わった景色の中で誰かが微笑んでいる。
……ああ、あぁ。あれは。
その姿は、大好きだったあの頃の。
幸せだった頃の。
そこに居る彼女は『花村のばら』なのだろう。
現実にはもう居ない、彼女だとして。
けれど今ならば――。
手を伸ばし、抱きしめて。
「のばら姉さん……僕は貴女の事が大好きでした」
素直に言える。
伝えられる。
花村のばら、その名の人にもう会えなかったとしても。
それでも、今この瞬間だけはきっと許された時間。
その言葉のゆく先は、彼女を消し去った千唐だけが知っている。
語らない。語ることはない。何も、誰にも。
ある事を秘めたままで彼は生き続けていく。
思い出を胸に。
抱きしめる手に今は力を込めて。
今は気持ちをただ、紡いで。
――貴女を、想う。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月08日
参加申し込みの期限
2013年07月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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