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6月の☆ハッピーバースデー
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【先生、おめでとう!】
恵御納 夏朝
にとって、6月は忙しい月のひとつです。
「まずは、校長先生から……お祝いしよう!」
6月には家族や顔見知りのお誕生日が集中していたりしまして、夏朝としてはみんなにお祝いの言葉や、ちょっとしたプレゼントを贈りたい、と考えているのです。
そんなわけで授業の合間に、まずは
雨宮 草太郎
校長先生のもとへと向かいます。
「校長先生、どこにいるかな……」
特にアポを取っているわけでもない突撃お祝いスタイルなもので、まずは相手を見つけるところから。校長先生は校内をおさんぽ……いえいえ見回りをしていることが多いので、夏朝もぐるぐると校内を巡りつつ、あのつるっとした頭や黄色の蝶ネクタイを探します。
「あっ。猫さん!」
てててててっ。校長室のあたりへ差しかかったところで、廊下の角から飛び出してきたのは、一匹の黒猫でした。
夏朝だけでなく、寝子島高校の生徒にはおなじみであろうその猫は、
「こしあん!」
校長先生の飼い猫、黒猫のこしあんでした。夏朝、思わずほっこり♪
こしあんはちらっと夏朝のほうへ視線を向けてから、てってってっ。軽快な足取りで、どこかへ歩いていきます。
「校長先生のところに連れてってくれるかな……?」
おしりをふりふり、揺れるしっぽを眺めつつ、後をついていくことにします。
階段をぴょんぴょん降り、廊下を抜け、やがてこしあんは、中庭の噴水脇へとたどりつきました。
ベンチの上には、同じく校長先生の飼い猫である白猫のユキ、ブチ猫のイーピンが寝転んでくつろいでいます。そしてそこには、夏朝の探す人物がいつも胸元に飾っているあの蝶ネクタイもまた、ぴこぴこと揺れておりました。
「おお、こしあんも来たね。じゃあオヤツにしようか……おや?」
「こんにちは、校長先生」
夏朝が挨拶すると、雨宮校長先生はいつものようにご機嫌な笑顔で、チャオ♪ と言いました。
「やあやあ、良く来たね恵御納くん。君もいっしょにオヤツをあげるかい? それとも、シトラス・ガムダンの話でもしてあげようか。ほっほっほっ」
「い、いえ。それはまた今度で……!」
長くなりそうなので、校長先生のありがたいお言葉はエンリョしつつ。そーお? と首を傾けた校長先生へ、夏朝はポケットから小さな包みを取り出して手渡しました。
「校長先生……お誕生日、おめでとうございます!」
「おお! なんと、今年もお祝いしてくれるなんて。ありがとう恵御納くん、草ちゃん感動☆」
いつも楽しい校長先生のおどけた調子に、夏朝は思わずくすり、笑ってしまいます。
校長先生が包みを開くと、顔を覗かせたのは、小さな黒白猫をかたどった、なんとも可愛らしいキーホルダー。それに、美味しそうなクッキーの詰め合わせでした。
「おや、これは素敵だね♪」
「
御守り猫の傘差しキーホルダー
です」
小さな猫は夏朝の言葉どおりに、薄緑色の傘を差しています。前足に持っているのはパワーストーンで、白い真珠がひとつと、小さめの水晶が肉球のように並んでおりました。
校長先生はすっかり気に入った様子で、
「ありがとう! 大切に使わせてもらうよ。ほーらユキ、こしあん、イーピン。君たちの弟が来たよ~」
にゃあ。ふにゃん。うみゃあ! 三猫三様の鳴き声を上げた猫たちと戯れる校長先生の姿に、夏朝も胸があたたかくなりました。
放課後、図書室。
綾辻 綾花
はカバンの中を確かめると、
「それじゃ、行きましょうか」
「うん!」
夏朝とうなずきあって、図書室を出ました。
向かうは職員室。今年もまた、
久保田 美和
先生のお誕生日をお祝いするのです!
帰宅する生徒たちの脇を抜けて廊下を歩き、職員室へ。グラウンドから届く、部活動を頑張るみんなの声を聞きながら扉をノックして、
「「失礼します!」」
ほかの先生たちへ会釈をしつつ、美和先生の席へ行ってみますと。
「? 先生?」
先生はなんだかドンヨリした様子で、机に顔を突っ伏していました。
夏朝と顔を見合わせつつ、綾花は美和先生の肩をぽむっとたたいて、声をかけました。
「先生。みわちゃん先生」
「ふおっ!? あら、綾花ちゃんに夏朝ちゃん。どしたの? 先生になんか用事?」
落ち込んでいるのかと思ったら、生徒の前では、ぱっ! と花咲くこの笑顔。さすがだなぁ、と綾花は思ってしまうのです。
きっとまたフラれたり、やらかして男の人にヒかれてしまったりしたのでしょう。綾花はふんわり笑顔とプレゼントで、先生のドンヨリを吹き飛ばすことにしました。
「みわちゃん先生。えっと……お誕生日、おめでとうございます! これ、お誕生日プレゼントです」
「ええーっ!? 私に!? ウソー、ありがとー!」
直前に、○○歳のお誕生日……と付けなかったのは、綾花の優しさであります。
綾花が手渡した小袋を美和先生が開けると、飛び出すのはもちろん、可愛らしいにゃんこグッズ!
「これは……お掃除グッズかしら?」
「はい! 無理に続けようと思うと、疲れちゃうので。にゃんこの可愛さに癒されながらお掃除してください」
にゃんこの顔つきモップスリッパは、履いてるだけで床掃除ができちゃうという優れモノ。持ち手ににゃんこがついたミニコロコロは、インテリアとしても抜群の愛らしさです。いくつかの色違いなにゃんこ型フックは、ゴミ袋を吊り下げれば、楽しく分別することができるでしょう。
「おおー、可愛い♪ ありがとー綾花ちゃん!」
綾花チョイスの珠玉にゃんこグッズに、美和ちゃんセンセー感激!
「僕からも……はい。先生、お誕生日おめでとう」
「わあ、夏朝ちゃんもありがとー! これまた可愛らしいキーホルダーね♪」
夏朝のプレゼントは、校長先生に贈ったものと同じ……と見せかけて、桃色傘を差した三毛猫バージョン! もちろん、クッキー詰め合わせも添えて。
先生、なんだか感極まってしまったようで、綾花と夏朝をいっぺんに、むぎゅー!
「んもー、ほんとに嬉しいー! 幸せ! もー先生、生徒のみんながいればそれでいいわー! マジで!」
ひとしきりむぎゅむぎゅされてから、綾花は居住まいを正すと、先生のお隣の椅子をちょっぴり拝借。
ふわり微笑み、先生に言いました。
「みわちゃん先生。最近、なにかありましたか? 今日はいくらでも付き合っちゃいますよ」
綾花は最初から、美和先生のいつものコイバナにとにかく、とことん付き合うつもりでやってきたのです。
「そうそう、そうなの! ねえねえ聞いてよー綾花ちゃん夏朝ちゃんー!」
さっそくつらつらと流れ始めた美和ちゃんセンセーの愚痴に、これは長くなりそうだ……と夏朝は苦笑い。
けれど美和先生の表情は明るくて、語る苦い思い出も今は笑い話となっていきます。ふたりのプレゼントは確かに、先生のくもった心を晴らしてあげることができたようです。
職員室を出たところで、
「そういえば、
ミラちゃん
も6月が誕生日みたいですね」
「うん、そうみたい……お祝いしにいこうか」
「そうですね!」
最近落っこちてきた新米らっかみ、可愛らしい白猫ちゃんにもお祝いの言葉とプレゼントを届けるべく、ふたりは校外へ駆け出していきました。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月04日
参加申し込みの期限
2018年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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