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【夏至まつり】キャンドルナイトに星も燈りて
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●逃げ出したちび星
御剣 刀
は、屋台での食事を楽しみに、キャンドルナイトを訪れた。
刀の胸は、期待にほくほくと弾んでいる。
(お祭りの屋台で食べるご飯は、普段と違った味がして美味しいんだよ)
それでいて、普通に家に持ち帰って食べると、それ程でもなかったりするのだ。
(祭りの空気が、良いトッピングという訳だな)
なんて、うんうんと頷く刀だったが、
――ひゅーん!
その目はふと、見過ごせないものを捉えてしまった。
(あれは……星?)
そのきらきらした何かを、誰かが追いかけてくる。
そしてその誰か――話を聞けば、星すくい屋の店主だった――曰く。
「ちび星が逃げた、だって!? 放っておくとフツウがやばい、捕まえよう!」
街に向かって走り出す刀の鼻孔を、背後から屋台飯の芳しい香りが襲う。
(こんな時に、何故トラブルが!? いや、当然対処するけどね! フツウを守るために頑張ります!!)
駆ける刀の目元には、涙がキラーン。
それでも刀は、速度を緩めることなく、街へ続く道を辿るのだった。
「おや、ベルラさん。こんな所でお会いできるなんて……!」
声をかけられて、
ベルラ・ガーネブラッディ
は眼差しを緩く声の方へと移す。
「アケーチか。妙な所で会うな」
「ええ、こちらでお会いするのは初めてですね……! あぁ、何たる奇遇! 何たる運命!」
アケーチ・タッマーキ
が感激&陶酔し切った様子で己の身体を抱くのを目に、
「……これは、また祭りをやってるのかね?」
と、ベルラは一切動じることなく、話の舵を切ろうとした。
アケーチが、我に返ったようににっこりとする。
「ご明察の通り、夏至まつりというものだそうです。せっかくです、共に祭りを……」
楽しみませんか、とアケーチが言い切る前に、
――ひゅーん!
ちかちかと瞬く小さな星が2匹、2人の間を通り抜けていった。
「……なんでしょう、あの愛らしい星は」
「険呑な感じはしないが……ここの生き物じゃないな」
呑気に祭りを楽しめると思ったんだが、とは言いながらも、ベルラはすぐに、ちび星達を追いかける。
アケーチもその後に続き――2人は、幻想が混じるシーサイドタウンへと向かった。
祭りの賑わいから少し離れたところで、
優木 遥斗
は、キャンドルナイトを眺めていた。
幻想的な灯りが、遠くに見える。
遥斗はあまり、きらきらしたイベントのど真ん中に立つタイプではない。
けれど、綺麗なものや、それを楽しむ人達を見ているのは好きだった。しかし。
(せっかくの綺麗なイベントのはずなのに、何か騒がしいな……)
違和が胸を掠めて、辺りに視線を巡らせる遥斗。すると、
(……!)
ちかちかと瞬く星のような光が、街の方へと消えていくのが見えた。
(おおごとにならないよう、手伝うか……)
遥斗は、そのまま星の向かった方へと、迷いなく駆け出したのだった。
キャンドルナイトに賑わう寝子ヶ浜海岸にて。
源 竜世
と
タイラ・トラントゥール
は、偶然、星すくい屋の店主に出会った。
「ちび星、逃げちゃったのか」
店主の話をうんうんと聞いて、竜世は真面目な表情で腕を組む。
一方のタイラは、渋い顔をして、盛大にため息を吐いた。
「星が逃げるだと? そんな馬鹿げた話を、誰が……」
タイラがじとりとした目で店主を見遣った、その刹那には、
「じゃあ、オレたちがつかまえてやるよ!」
と、竜世はもう、瞳を気合に煌めかせて、街に向かって駆け出していた。
「っ、おい! 竜世!」
強い調子で叫んで伸ばした手は、しかし、竜世のことを捕まえ損ねる。
「あのバカが! また安請け合いをして……」
文句を零しながらも、タイラは、竜世の後ろ姿を追ってすぐに走り出した。
海岸の外れにて星すくい屋の主の話を聞いた
アルレッテ・ザメニス
は、
「私も、星の滴という薬を作っているんだ」
なんて、ふんわりと笑み零す。
「星を売っている者同士か……なんだか親近感がわいてくるね」
その傍らで、
レイリー・マクティーラ
はやれやれと息を吐いた。
アルレッテが、次に何を言い出すのかが、手に取るようにわかったからだ。
「うん、星売りのよしみだ。困ってるなら手伝うよ……主にレイが」
「はいはい、どうせそんなこったろうと思ったよ」
呆れ返ったような言い前を耳に、アルレッテはくすりとした。
アルレッテにもまた、レイリーの次の言葉が、聞く前からわかっている。
「ま、体力使うのは俺の仕事だからな。任せろよ」
自分が行かずとも、アルレッテはひとりで歩いて、ちび星を追いかけるだろう。
放っておけるわけがなかった。手伝ってやる、以外の選択肢が思いつかない。
アルレッテが、赤の双眸を和らげる。
「うん、頼りにしてるよ、レイ」
かくして、2人は幻想渦巻くシーサイドタウンへと足を向けたのだった。
星すくい屋の店主の話を聞いた
獅子目 悠月
は、
「予定していたキャンドルは流せないが……」
と、口元に手を宛がい、寸の間、眼差しを伏せた。
次に顔を上げた時にかんばせを彩るは、凛とした、揺らぎのない色。
「それよりも、星を捕まえる方がご利益がありそうだ。手伝おう」
煌めき帯びた榛色の双眸を見遣れば、その決意の変わらないのは明白で。
だから
オルカ・ヴィヴァルディ
は、やれやれとばかりに、軽く肩を竦めてみせた。
「ま、悠月がそうしたいなら、異論はないけど~。二人で探せば、きっとすぐだし?」
「もっとごねるかと思ったが、殊勝な心がけだな。……まあ、それはいいか」
問題はどうやってちび星を捕まえるかだな、と、考え込む悠月。
「挟み撃ちが妥当か? あとは……」
悠月の真剣な様子を目に、「いいこと思いついちゃった」とオルカは口元に弧を描く。
「何だ? とっておきの作戦でもあるのか?」
「勝負しようか、悠月」
「……は?」
「負けた方が一つ言う事を聞くってことでどぉ~?」
軽い調子で零されるオルカの声を耳に、悠月の眉は、既に、寄りに寄っている。
「そんな険しい顔しなくても~」
「こういう顔にさせてるのは誰だ。どうせ、めんどくさい願い事をするつもりだろう」
「あ、もしかして自信無い?」
笑い混じりの声でそんなことを言われれば、むっ、と、悠月の唇が尖った。
「自信が無いわけじゃない。お前より早く見つけてやる」
「はい、じゃあ決まり~。捕まえたら、屋台に戻ってくる事、ってことで」
願い事叶える心の準備してきてね~、と、オルカが街へ向かって走り出す。
「くそっ、絶対に負かす」
そんなオルカの背を、悠月もすぐに追いかけた。
ぴかぴかする光を見送って、
時高 クレオ
は、むむ、と首を傾けた。
「今の星、みたいな光はなんだったのかしら?」
一度気になってしまったら、居ても立ってもいられない!
クレオはキャンドル煌めく海岸をきょろきょろしながら歩き回って、
「あ! 変な屋台発見!」
びびっと来たわ! と、見留めた星すくい屋の元へと歩を進め、店主に声をかけた。
話を聞いてみたならば、確かにこの屋台が、不思議現象の元であるらしい。
「なるほど、私がみたのはそのちび星だったのね」
「任せて! クレオがちび星を捕まえてきてあげる!」
頑張って捕まえちゃうわ! と、クレオは意気揚々とシーサイドタウンに繰り出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月06日
参加申し込みの期限
2018年08月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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