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戦え! ゴミ屋敷!!
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【密閉空間強制開放】
「おのれ、美和殿を見失ったのじゃ。…うむむ、ここは一旦眼前の問題に立ち向かうとするかの」
ひとしきり部屋を駆けずり回ったが、和室に飛び込んだところで完全に美和先生を見失った、
大田原 いいな
。
いいなはスマートフォンを取り出し、この地区のゴミ収集日時の確認を始めた。
しかし、何せ現状「未分別のゴミ」から「分別中のゴミ」へと進化途中のこの状況で、タイミングよくゴミを出すのは極めて難しそうだったのが分かった程度。
スマートフォンをいじっている間に、ろっこんの力も切れ、いいなの身体も元の体型に戻っている。
「仕方無いの。ちょっとうさぎ屋の御近所さんに事情を話して軽とらっくを出してもらってくるのじゃ~!」
そう言っていいなは外に飛び出していった。ちなみにうさぎ屋というのは旧市街地にあるお好み焼き屋さんである。
「あ、そこのあなた。どうせならゴミ袋も一つ持っていって…! 行っちゃった。元気ね、あの子」
いいなの後姿を見送りながら、片手で一つのゴミ袋を持ちながら、両手を使い交互に玄関口へと容赦無く放り投げているのは【優美高妙】を扇子に掲げた
エヴァ・ブランシェ
。
本人曰く『花も恥らう乙女』との事だが、そのゴミを次々に放り投げる様や逞しさは、まさに『花が恥らう乙女』の姿。
そして、いつの間にか、そこには玄関の外でゴミの選別をしていたはずの
灰鐘 ショウジ
の人影が。
彼が、エヴァが容赦なくちぎっては投げちぎっては投げていくゴミを華麗にキャッチしていたお陰で、彼女は誰よりも早く玄関から若干離れたここまで辿り着いた。
しかし、換気をし、掃除の為にコンセントを抜いても一向に悪臭が消える様子は無い。
「何かしら……何か、生ゴミとも違う、すえた様な臭いが──」
エヴァは、そこで初めて、この部屋の主として鎮座しているコタツに目を向けた。
季節は五月も終わろうとする頃──普通の生活では中々お目にかかれない品である。
「もしかしてコタツの中にゴミでも溜め込んでるのかしら?」
コタツを捲くる手が勇気と比例する中、それでも少し捲って中を確認するエヴァ。
見えたものは、
薄手の滑らかな生地、レースで施された、とても装飾的な……
そこでエヴァはピンと来た。そう、これは間違いなく、
「──…うふふ。あたしは何も見ていないわ。ええ、何も見てな…」
「女子とはいえ、サボっているのには感心しない。この炬燵片付けるが構わないな?」
頭上から声が降る。
エヴァが顔を上げれば、玄関のゴミ捨てから一息つきに別の部屋を片付けに来た
御剣 刀
の姿があった。
「い、いえっ、ちょ、ちょっと待って! ここで、『GO、GO行っちゃえ!』サインを出す程、あたし美和先生のプライベートに片足突っ込みたいかと言われたら……!」
墨文字で【挙動不審】と書かれた扇子で口元を隠し扇ぎながら、内容とは裏腹、目を輝かせてその後の行動を見守る。
「……? 何を言っているんだ。片付けるぞ」
刀は容赦無かった。
恐らくは、刀はコタツの中に百億のゴキブリの卵があったとしても、その光景に大した動揺はしなかっただろう。
だがしかし、今回は相手が悪すぎた。
コタツが天板ごと軽々と持ち上げられ、日の目をやっと見たそれは、
──純白のレースで縁取られた勝負下着。
「──?!」
それは、コタツを丸ごと軽々と持ち上げ、位置をずらそうとした刀の目にモロに飛び込んできた。
驚きのあまり、動きが止まる。彼も『むっつり』等のあだ名を数多受ける、健全な青少年なのだ。
まさか、あの久保田先生が…! 先生の人となりからは想像もしなかったピンク色の世界が、こんな魔境のコタツの下に隠れているだなんて!
エヴァが、ピュアな反応をする刀を目にニマリと笑った。
確認するようにご丁寧に上下セットで揃った下着を掴んで引っ張りあげる。
「!!」
刀は悲鳴こそ上げなかったものの、「精神集中…精神集中……!」と上擦った念仏のように唱えながら、先程よりも遥かにカクカクした動きで、コタツを玄関の方へ運んでいった。
「ふふっ、若いっていいわね」
こうして、ショウジがまったり窓ガラスに地道に水拭きを始めている最中、
エヴァはバッっと『大胆不敵』の扇子を広げ、この上なく満足げに笑って見せた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月21日
参加申し込みの期限
2013年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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