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\ オーバータイム!/
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【みわちゃん先生の部屋】
「ん~、こうなったのは何時ごろかしら……片付け出来なくなってから一年は経っていないと思うんだけれども──きゃっ」
「先生! 大丈夫ですかっ?」
松谷 洋志
と
神木 煉
へのお説教を終え、自分が引っ越してきてから最初の頃に使っていた作業部屋へと来た美和先生は、早速本の山をどこかへ運ぼうとして、手を滑らせてまだ見える床へとぶちまけた。
一緒に本棚を片付けていた
綾辻 綾花
が心配そうに駆け寄る。
「大丈夫ですか。紙は見た目以上に重たいですから、少しずつ運んだ方が良いですよ」
「う、うん。分かってはいたんだけれども、なかなか上手くいかないわよね……」
綾花が優しく声を掛け、美和先生が立ち上がる。怪我は無いようだ。
あちこちが殺気立っているこの片付けの中で、この部屋だけはまだ整然としていた。
綾花は部屋間の移動がある程度可能になった時点で、一番ゴキブリが少ない台所から離れたこの部屋を選択した。
そうしたら、この部屋だけまだ奇跡的に埃が非常に多い程度で、部屋の原型を留めていたのである。
「みわちゃん先生、これは捨ててしまっても大丈夫ですか?」
「えっと、使うかもしれないから置いておいてもらえると嬉しいかな」
「みわちゃん先生、これは…」
「あ、それもいつか使うかも知れないから──」
それはむごたらしいまでに典型的な片付けられない症候群であった。
「せんせー、せんせー。いつか使おうって思っているものはね、結局ずっと使わないものなんだよって、おばあちゃんに聞いたことがあるよー」
『どこにでもいつの間にか現れる』
灰鐘 ショウジ
が、しゃがみ込んで影でこっそりゴキブリを殺虫剤でコロリしながら、床を拭きつつ声を掛けた。
「そ、そうね。……こうなったら、徹底的に捨てちゃいましょう!」
そう言いながらも、先生の目には少し目に涙が溜まっている。
綾花も少しだけ心を鬼にして、不要なものを処分していく。
そして、彼女は片付けの手順を丁寧になぞっていった。
元々が原形を留めていた部屋である。彼女の手際の良さもあり、そこはあっと言う間に綺麗になった。
「これが維持できればいいですね……」
ほっとした様子で、綾花が口にする。
「そうね、出来る限り努力するわ」
「みわちゃん先生、約束ですよ」
小指を差し出しながら、綾花が微笑む。
美和先生も少し恥ずかしそうに小指を絡ませる。
修羅場の中の、ちょっとした柔らかな時間。
その最中、
ついに到達したらしい最奥地──居間の方から悲鳴が上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月21日
参加申し込みの期限
2013年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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