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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●モズ! モズ! モズ!(2)
モズ達の数は既に半分ほどに減っていたが、まだ追跡を諦めてはいない。
「ピンチだよね!? これって、ピンチだよねえ!?」
「言うな鬼河内、心が折れる!」
逃げ続けながら、
鬼河内 萌
と
野菜原 ユウ
がそんなふうに言葉を交わした、その時だ。
――こらっ、やめなさーい!
辺りに不意にどすの利いた大音声が響き――それと同時に、衝撃波がモズ達を襲う。
「い、今のは……」
衝撃波の発生源を見遣った
アリス・ミーティア
が見留めたのは、すっくと仁王立ちする
雨寺 凛
の姿。
強烈な一撃をいっぺんに食らったモズ達が、揃って猛る。
どうやら、ターゲットを凛の方に切り替えたらしい。向かってくるモズ達へと、
「えーい! どんどん行くよ!」
と、凛はノームの魔法で生み出した泥団子の弾丸を、次々に放った。
泥に視界を奪われたモズ達がめちゃくちゃに飛び、仲間達の進行を阻害する。
「3人とも! 白い光と一緒にここから逃げて!」
「わ、わかったよ! ありがとう!」
アリス達が指示に従うのを横目に、凛はまた、モズへと泥団子の弾丸を食らわせる。
何とか白い光を守れそうだと、ほっと息を吐く凛だったが、
(とはいえ、一人じゃちょっと厳しいかな……?)
頬に冷たい汗を伝わせた時、ぎゅん! と1匹のモズが凛に迫った。
「……!」
凛が黒の双眸を瞠った、その瞬間。
――カアァ!
小さく鳴き声がしたと思ったら、急降下してきたのはミニサイズのカラスだ。
そのカラスは、凛を襲うモズの背へと太いくちばしの一撃を叩き込み、
――バチッ!
それと同時に、静電気による強烈な衝撃をも食らわせたのだった。
唖然とする凛とモズ達の前で、カラスが、人の姿に変じていく。
「付き合うぜ。カラスの姿なら、そう簡単に捕まらねぇ自信もあるしな」
ろっこんを解除し、凛へとにっと不敵な笑みを向けたのは、
山田 勘三郎
だ。
勘三郎は、凛を庇うようにして前に立つと、モズ達をびしり! と指で差した。
「俺のかっこいい、自在な飛行を見せてやるぜ!」
言うや、勘三郎は大声で鳴き真似ひとつ、再びカラスの姿に変身する。
心強い援軍の登場に、凛は双眸を明るく煌めかせた。
「負けられないよね! 私もバリバリ決めちゃうよ!」
勘三郎が、「頼もしいな!」とばかりにカアカアと鳴く声が、辺りに朗々と響き渡る――。
静電気を纏った一撃で何匹かめのモズを倒しながら、
(くそっ、そろそろ腹が減ってきたな……)
と、近づく変身の限界に、勘三郎は胸中で唸る。
(大ピンチだが……ここは、引かないぜ!)
けれどその時、背後から迫った1匹のモズが、勘三郎を『はやにえ』にせんとくちばしをぐわと開いて――、
「やー、もう始まってるみたいだの」
黒兎 都
がウンディーネの魔法で展開した水の玉に寸の間呼吸を奪われ、ぴゃっと退いた。
「謎の白ぬことの好感度を上げに来たわけだけども、これじゃ、皆の好感度が上がって……まぁ、いいか」
――追い払わないわけにはいかないしの、こうなったら。
都の赤の双眸が、モズ達を捉える。
「とりあえず、折角の妖精パワァ、存分に有効活用させてもらう感じで、と」
ぱしゃぱしゃぱしゃ、と、あちこちに水の玉を出現させては消し、モズ達を翻弄する都。その様子を目に、
「何だかモズさん達、苦しそうに見えるよぉ……?」
と、縫いぐるみをぎゅうと胸に抱いて、心配そうな声を漏らしたのは
曖浜 瑠樹
だ。
「うん、鳥って大量に酸素必要とするから、息できないのはつらいはず」
「ひゃ、ひゃあぁ……!」
都がさらりと零した言葉に、瑠樹は顔を青くする。
「……いや、誤解がある気がするけど殺しはしないからの? ちょーっとびっくりさせるだけで……」
一応弁解する都だが、瑠樹は「何とかしないとだよぉ」的な顔をして、縫いぐるみを抱き締める。
瑠樹はかなり頑張って、腕の中の縫いぐるみに神経を集中させた。
(ええっと、ふかふかで、可愛いなぁ。うん、やっぱり、とっても癒されるよぉ)
ほっこりと心が和めば――モズも、瑠樹のろっこん効果でほこほことして戦意を奪われる。
絶え間なく続く妖精チームの攻撃を前に、戦えるモズ達はもはや少数だ。
「あとちょっとだなぁ。白い光が安心できるように、頑張らなくっちゃだよぉ」
「お、白い光に会ったのか!?」
ろっこんを解除した勘三郎の言葉に、瑠樹はこくりと頷いた。
「お姉さんやお兄さん達と一緒だったんだぁ。無事に逃げられたと思うよぉ」
よかった! と凛の声が華やぐ。
と、その時だ。残りのモズ達が、一斉に襲いかからんと翼をはためかせたのは。
そこへ、影が一つ、迫った。
「っ、させるか!」
叫んで、
御剣 刀
は頭の中にガチン! と撃鉄を落とす。
ろっこんで加速し、周囲の動きが緩やかに見える中で、刀は、飛ぶことを止めた。
代わりに、空気を足場にして宙を駆ける、駆ける。
(この方が、動きやすいだろ)
目の前の獲物を狙うモズ達の軌道は、そう複雑なものではない。
予測したその軌道上に設置するイメージで、
――ぶんっ!
刀は手刀を振るい、シルフの魔法で、かまいたちを飛ばしていった。
ろっこんの効果が切れ、周囲の動きが刀に追い付いてくる。
「おっと……」
落下しかけた身体を慌てて妖精の力で宙に浮かせた刀が見たのは、
「うん? もう終わりかの」
と、都が零した通り、刀の魔法を受けて、撤退を決めたモズ達の姿だった。
ほう、と、細い息が刀の口から漏れる。
足止めのために残った仲間や白い光を保護している面々の合流は、間もなくのことだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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