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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●悪者ガエルをやっつけろ!(2)
困ったようにチカチカとしている白い光を見上げて、
「白い光、気になるけど……まずは、カエル……どうにかしないと……」
と、
スピカ・フォーツ
は零した。
そうだね、と、
鷹司 凜太郎
が柔らかく応じる。
「この状況は見過ごせない。スピカ君、いこう」
二人ならあんなカエルたち恐れるに足らずだと、凜太郎は真っ直ぐに言い放った。
「揺るがない足場、必要……」
凜太郎の言葉に頷いたスピカが駆使するのは、水分を蒸発させるウンディーネの魔法。
近辺の沼地が乾き、2人の足元を確かにする。
「これで、リンタロウ、動きやすい……」
次は、とガマガエル達を狙おうとしたスピカだったが、
――ひゅんっ!
住処を侵されたガマガエル達は猛り、そのうちの1匹がスピカへと舌を伸ばした。
「……!」
スピカの青の双眸が瞠られるが、しかし、舌は彼女まで届かない。
「悪いが、その汚い舌で彼女に触れないで貰おうか」
凜太郎が操るシルフの風の矢が過たず穿ったのは、スピカを狙ったガマガエルの舌。
痛みにもがく仲間の姿を目にガマガエル達が怯んだところで、
「弱らせる、私の仕事……」
スピカは再び魔法を発動し、ガマガエル達から水分を奪っていく。
自分達を襲う異変に、ガマガエル達は「ぐえ」とひしゃげた声を出したが、もう遅い。
じわじわと水分を蒸発させられたガマガエル達は、目に見えて弱っていった。
「ここからは、リンタロウのばん……」
「任せて、スピカ君」
風の矢が次々に飛んで、ガマガエル達の舌を封じていく。
圧倒的な劣勢を覆さんと、1匹が、凜太郎へと気力を振り絞るようにして舌を迫らせた。
瞬間――そのガマガエルはだらりと舌を垂らして、気を失い、ぐらりと倒れる。
魔法の力をその1匹へと集中させたスピカの目に、静かに怒りが燃えていた。
「リンタロウ、私だけのもの……勝手に触るの、許さない……」
その後も、互いに互いを守り、カバーし合って。
スピカと凜太郎は、手際良くガマガエル達の動きを奪っていくのだった。
単身ガマガエル達に立ち向かわんとする
吉田 熊吉
先生を目に、
「熊センセー、助太刀するぜ!」
叫ぶや、
化神 小次郎
はイメージが生む大蛇の幻影を作り出した。
音は出せないが自在に動く幻の大蛇を前に、ガマガエル達が見事に竦む。
「蛇に睨まれた蛙ってやつさ。熊センセー、この隙にぶちかましてくれ!」
「化神!? よくわからんが……ああ、任されたぞ!」
うおおお! とガマガエルの元へと走る吉田先生。
別の個体が、我に返って吉田先生に舌攻撃を食らわせんとしたが、
「そうはさせないよ!」
ひゅん、と飛んだ小さな花火が、大きく開かれたガマガエルの口の中で爆発した。
新田 樹
が手のひらから放ったパックの魔法だ。
「たーまやー! ……うん、これは中々に爽快だね!」
ころころと、いかにも楽しげに樹が笑う。
小次郎と樹に助けられた吉田先生は遂にガマガエルへと迫り、
「どっせーーーーい!!」
ガマガエルへと、見事な突っ張りを決めたのだった。
どしん、とガマガエルが横ざまに倒れ、「やった!」と小次郎が声を華やがせる中、
「見事なコンビネーションだな。こりゃ、俺も負けてられねぇ」
と、
曖浜 鴻
は別のガマガエルの舌攻撃を右腕でまともに受ける。
そして――にやり、不敵に口の端を上げた。
「悪いな、効かねぇよ」
鴻の右腕を覆うのは、堅牢に固められた土。
ノームの魔法で身を守って、鴻はすぐに攻勢に転じた。
左手の人差し指を己で噛めば、じわと滲む血。
ろっこん発動で増強された筋力を駆使し、ぐんと弾いた舌を思い切りよく掴んで引っ張り出すや、
――ぶんっ!
と、鴻は勢いを付けて、沼地の外へとガマガエルの身体を放り投げた。
「皆、カッコイイっすねぇ」
仲間達の奮闘ぶりを目に、
紗雪 幽
はろっこんで、付近の岩々を幾つも浮遊させる。
「これは、俺のろっこんが役に立っちゃうんじゃないっすか?」
ふわふわと浮く重たい岩達を一気に落とせば、それはガマガエル達にとって脅威になるだろう。
岩の存在、そしてその操り手に気付いた1匹が幽へと舌を迫らせたが、
――ぱちぱちぱちっ!
夜闇の中、花火がまたも鮮やかに――不届きなガマガエルの口の中で弾けた。
「火事と喧嘩は江戸の華、ってね」
まぁ私は寝子島生まれだけど、と、樹は黒々とした瞳を煌めかせる。
「おお、ビビったぁ。いやー、助かったっすよ」
「任せてください! ちなみに、お礼は要りませんから」
――だって、カエル退治って楽しいんだもん♪
どんどん行くよ! と嬉々として花火を炸裂させまくる樹の後ろで、ならばと幽は己の仕事をする。
「悪いカエルはおしおきっすよ~、なーんて!」
にやっ、と悪戯っ子のような笑みを見せて、幽は浮かせた岩達を一気に落下させた。
高度はなくとも、シルフの魔法で絶妙な位置に運ばれた岩々が一度に襲い来れば、ガマガエル達は大混乱だ。
頭に一撃を食らって、きゅう、と昏倒するガマガエルも多数で、
「お、これって俺、大活躍なんじゃ?」
なんて、幽は自身の呼び起こした事象を前に、軽い調子で笑みを漏らす。
「動けるカエル共がだいぶ減ったな」
ガマガエルをまた1匹投げ飛ばしながら、鴻。その時、
「危ない!」
植物の壁で吉田先生を守っていた小次郎の背後から舌が迫るのを見留め、樹が叫んだ。
(っ……!)
やばい、と思うものの、回避に出れば吉田先生へと被害が及ぶ。
化神! と当の先生が叫ぶのを耳に聞きながらも動けない小次郎の前へと、
「させねっすよ!」
幽がとび出して、舌の一撃をまともに受けた。
びしり、弾かれるままによろめき、尻餅をつく幽。
「おい、大丈夫かよ!?」
「っはは、これはちょっと痺れるな……でも、女の子を守るのは男の務め? っすから」
麻痺の効果で立ち上がることも叶わないままで、それでも幽はころりと笑う。
ちっ、と舌を打った鴻が、「お返しだ!」と幽を襲った個体を殴り飛ばした。
劣勢も劣勢に追い込まれて、1匹のガマガエルが、やけくそとばかりに白い光へと狙いを定める。
「吉田先生! 魔法! 早く!」
樹が急かし、それを受けて「ま、魔法……?」と困惑した声を出したものの、
「ええい、どうせ夢の中だ! やってやろうじゃないか!」
と、吉田先生は、白い光へとゴツゴツした手を向けた。
土埃がふわふわと舞い上がり、白い光を柔らかく包み込む。
悪足掻きに出たガマガエルの頭上から岩を落として、打ちのめしたのは幽だった。
「あ、カッコイイとこ貰っちゃった感じ?」
動けなくてもできることはあるんすよ、と、幽は灰色の双眸を光らせた。
カエル共よぉ、と、鴻は睨みを利かせてガマガエル達にお説教の最中だ。
「これに懲りたら、弱い者いじめはやめとけよぉ。でねぇと……」
カエル料理でおいしくいただかれちまうぜ? と聞けば、震え上がるガマガエル達。一方、
「熊センセー、あたし役に立ったんじゃねえ?」
褒めて伸ばすのが良い教師って言うじゃん、と、小次郎は吉田先生にご褒美を強請る。
頑張ったな、と頭に大きな手が触れれば、顔を真っ赤に熟れさせる小次郎だった。
「ぴかぴかさん、もうだいじょうぶだよー」
白い光は、
プニ・ポヨ
の手の中で安心したようにふわふわ光る。
その様子を、
ロウシュカ・ヤナーチェク
は目元を柔らかくして見守っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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