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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●激戦! 挑め、倒せ、巨大蛇!(1)
猛る巨大蛇を、
Leidenschaft
のリーダーたる
如月 庚
は鋭い眼差しで真正面から捉えた。
「――目的を達成したら即退散、ぶっ殺すのはご法度だ……各員散開、行動開始」
行くぜテメェら、との庚の言葉に、仲間達の頷きが、或いは応じる声が返る。
各々が動き始める中、庚は、蝶の羽を揺らす
屋敷野 梢
の方へと目線を投げた。
「蛇ってなんか弱点あんのかね。屋敷野、なんか無ぇ?」
「普通の蛇だと仮定しますと……体温感知と嗅覚感知をしますが、目は悪かったはずですねー」
顎に人差し指を当てての梢の言葉を耳に、
「じゃあ、こういうのはどうかなぁ?」
同じ場に居合わせた
壬生 由貴奈
が操るのは、サラマンダーの魔法。
じゅ、と『誰もいない場所』の温度が上がれば、巨大蛇の注意がそちらへと引きつけられる。
「お、壬生先輩! ナイスですー」
「えっへん、だよぉ。うちも頑張るからねぇ」
梢が声を華やがせ、由貴奈がふわりと微笑する中、
「何だかよくわかりませんが……隙アリです!」
駆けてきたのは、
八重崎 壱都
。
ぐん! と巨大蛇を目指す壱都の手の中に煌めくは、魔法で刀の如くに変じさせた植物だ。
フツウを超えた現象とは、これまで無縁だった壱都。
「こんなところで実戦の経験を積むことになるとは思いませんでしたが……」
――ともあれ、降りかかる火の粉は払います!
斬! と叫んで発動するは、ろっこん『壱刀両断』。
斬撃がすぱりと宙を走れば、足元(?)の地面を切り崩された巨大蛇が、ぐらり、バランスを失う。
「って、壱都か!? やっぱこの騒動に巻き込まれて……」
「その声は……庚兄さん!?」
従妹の登場に庚が目を瞠れば、壱都の方も、驚きに声を跳ねさせる。
庚の姿を見留めた壱都の表情が、瞬間、安堵に緩んだが、
「……ふ、ふん! 弛み切った庚兄さんと一緒になるだなんて、これは、私が益々頑張らなくてはですね!」
「お前な……おい、来るぞ!」
「へ……?」
迫る噛みつき攻撃を、ガキン! と、すんでのところで手にした得物で受け止める壱都。
力の差に、ぎり、と壱都が押されるのを前に、
「壱都ちゃん! ……大蛇さん、わたしのお友達にそんなことしたら、めっ! だよー!」
と、
薄野 九月
が、パックの魔法で金ダライを巨大蛇の頭上に召喚し、勢い良く落とす。
ぐわん! とその一撃が巨大蛇の脳を揺らせば、壱都への攻撃の手が緩んだ。
「わーい! やったー!」
大成功だー! なんて、ぴょんっ! と、九月が跳ねる。
巨大蛇の猛攻から逃れた壱都が、ほう、と息を吐いた。
「薄野さん……その、助かりました……」
「無事でよかったよー! 大蛇さんは、ちょっと痛いけど我慢してね!」
白い光を吐き出してもらわないと! と、九月は巨大蛇へと視線を移す。
九月の言葉に、
島崎 嘉織
もこくと頷いた。
「薄野さんの言う通りだね。……この隙、僕も突かせてもらおうかな」
言って、嘉織はピクシーの魔法で自在に動く蔓を生む。
藤色の瞳が静かに光れば、蔓は生き物のように地を這ったかと思うと、
――しゅるしゅるしゅるっ!
と、巨大蛇の身体を、あっという間に、ぎゅう、と縛り上げた。
「締め上げられて、白い光を吐き出してくれたら一番なんだけど……そうじゃなくても、」
――皆も、その方が動きやすいでしょ。
呟いた嘉織の言葉に、「ぴぃ!」と応じる声が高く響く。
途端――草陰から風のようにとび出してきた1匹の小鳥が、巨大蛇にどっかーん! と体当たりを決めた。
ろっこんで、森の小鳥に乗り移った
春山 小枝
だ。
(今までは、巻き込まれてばっかりだったけど……)
慌てたり困ったりしていた小枝を、皆が、助けてくれた。だから。
(私も、フツウを、みんなを守れるようになりたいんだ)
これが、小枝の第一歩。
決意を胸に、2回目の体当たりを巨大蛇へと食らわせた小枝へと、
――ぐわっ!
己が口を拘束していた嘉織の蔓をぶちりと力任せに千切って、巨大蛇が鋭い牙を躍らせる。
「っ、春山先輩」
珍しく焦りの色が乗る嘉織の声をどこか遠くに聞き、逃げ切れない、と小枝が身を固くした、その瞬間。
「危なーい! アル!」
小枝と巨大蛇の間を別ったのは、突如せり上がった土の壁。
勢いを殺し切れなかった巨大蛇は、土の壁に頭からぶつかって、身悶えした。
土の壁を生み出したのは、今はチャイナドレス姿の妖精たる
畑中 華菜子
だ。
「仲間を傷付ける蛇さんは、お仕置きされるがヨロシ! ちょっと痛いかもしれないけど、ごめんアルよ」
争い事には向かない性質の華菜子だが、仲間が傷付けられるのを黙って見てはいられない!
(蛇さんはちょっと怖いけど、お友達も一緒だから頑張れるアル!)
みんなで白い光を助けるアルよ! と、華菜子は気合十分、拳を天に突き上げた。
「勇ましいな。そして明るい、頼もしい言葉だ」
俺も続こう、と、ピクシーの魔法で巨大蛇の周辺を囲うように草を生やすのは
結城 永遠
。
その草達は、ぶわ、と、辺りに強い香りを充満させる。
巨大蛇が、その香りを嫌がるように身を捩った。
口元に手を宛がって、由貴奈が軽く首を傾ける。
「この匂い……煙草、かなぁ?」
「ああ。蛇はこういった匂いを嫌うらしいからな。少しの間我慢してもらえると有り難い」
少しでも行動を制限できれば、との永遠の狙いは果たされた。
巨大蛇は幾らか動きを鈍らせ――しかし、草を生んだ主への怒りを露わに、永遠を絡め取らんとする。
「させないアル!」
華菜子が操る土の壁が、今度は、永遠への道を阻み、巨大蛇の目論見を無に帰した。
そして、永遠は、右手の平を左手の握り拳で打ちつけて、
「悪い、使わせてもらう」
ごつごつとした土の壁にでっぱりを見つけ、そこへと足をかける。その意を察して、
「! わかったアル! なら……こうアルね!」
と、華菜子は土の壁にぽこぽこと足場を生み、永遠はそれに足をかけ、上へ上へと駆け上がった。
壁の天辺から跳べば、ろっこんによって硬化された身体、その拳の一撃が、
――めきっ。
と、鈍い音を立てて、巨大蛇の横っ面にめり込む。ぐらりと巨大蛇の身体が揺れたなら、
「うう、痛そう……アルが、効いてるアル! 蛇さんごめんなさいアルが、でも、いい感じアルよ!」
なんて、後方に位置する華菜子の声にも、巨大蛇を思い遣っての痛みと共に、幾らかの華やぎも滲んだ。
――形勢は、妖精チームの有利に傾いている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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