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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●激戦! 挑め、倒せ、巨大蛇!(2)
ウィル・オ・ウィスプたる
志波 武道
は、今は、
蓮宮 ディートリッヒ
に取り憑いている。
『蛇! っていうレベルじゃナイデスネ! この大きさだと!』
「エエ。デスガ、勝機はありマス。事実、ワタシ達の方が優位に立っていマスから」
落ち着きのあるディートリッヒの言葉に応じかけて、しかし武道が発した言葉は、
『っ、ディートリッヒさん、来ます! 締め付け!』
と、予知した危険を避けるよう、促すもの。
巨大蛇が動くより早くに、ディートリッヒは手のひらから水を放射し、
「フムン、これはやはり、ワタシの力が役に立つかもしれまセンネ……」
なんて、その手応えに、小さくひとりごちた。
巨大蛇は、ディートリッヒの予想外の攻撃に怯み、その隙を狙って、
「ふふ、隙だらけデース! さあ、一発決めさせていただきまショウ!」
「わたしもわたしも! ダブルでどっかーん! ですね!」
深縹 露草
と
薄野 九月
のタライ攻撃が、立て続けに巨大蛇の頭を襲う。
その効果は抜群で――しかし、益々猛った巨大蛇は、ディートリッヒを睨み付けんとした。
瞳が怪しく光る、その瞬間。
(くそっ、間に合わない! ……なら!)
憑依を解いて、ディートリッヒの前へととび出したのは武道だ。
「っ……!」
金縛りにでもあったかのように、身体が勝手に竦み、動かなくなる。
(拙い、な……)
頬に冷たい汗が伝う中、巨大蛇の太い尾が容赦なく迫って――、
「ぴいぃ!!」
すかっ、と、何もない空間を綺麗に薙いだ。
小鳥に乗り移っている
春山 小枝
が、武道を優しく咥えて空へ舞い上がったのだ。
(これが私の初指令だもんね……出来ることを出来るだけ全部、がんばるよ!)
胸に燃える決意の火は、消えない。
武道を安全なところに運ばんとする小枝を巨大蛇の眼差しが油断なく追うが、
「邪魔は! だめ!」
と、九月が金タライを離れた場所に落として、その振動で巨大蛇の気を引く。
その隙に、小枝は、武道を無事に巨大蛇の攻撃が届かないところまで運び切った。
「ありがと、小枝ちゃん。……一つ、お願いがあるんだけど」
幾らか回復の兆しを見せる武道の言葉に、小枝は「ぴぃ?」と小さく首を傾げた。
島崎 嘉織
が、九月が生んだ隙を突いて、魔法の蔓で巨大蛇を再び縛り上げる。
「なかなか興味深い事象だけど……そろそろ、終わりにしようか」
みし、と蔓が軋む音。
それでも嘉織は、蔓を何重にも重ねて、巨大蛇の動きを止める。
「っ……今のうちに」
嘉織が巨大蛇を何とか抑えつけて皆に促す中、では、と最初に動いたのは露草だ。
取り出したるは、ペンとメモ。
メモの頁に紋章を描き、露草は念じた。
(白猫の欠片……白い光に最も近い蛇の表皮よ、光れ!)
途端、巨大蛇の腹の一箇所に、光り輝く紋章が現れる。
「あの場所に白い光がありマース!」
露草が叫んで皆に情報を伝えれば、紋章を目に捉えて、
「おお、わかりやすくっていいねぇ」
と、
壬生 由貴奈
が零した。
「腹を捌くか、吐き出させるか。どう動くにしても、場所が分かってる方がやりやすいよぉ」
由貴奈の声を耳に、露草は、
かつて、蛇と戦った時のこと
を思い出す。
(あの時は、蛇の弱点……ピット器官を光らせましたが……)
今回は、特定の部位を狙うという戦術を選んだ者はあまりいない。それでも、
(私には、こうして、できることがありマース!)
紋章の光は、希望の光となり得るだろう。
だから露草は、口元に淡く笑みを乗せて、
「まだまだ! どんどん行きマース!」
と、嘉織の拘束から逃れようとする巨大蛇の頭に、タライを直撃させるのだった。
「それじゃあ、かわいそーですけど、ちょっぴり意地悪させてもらいましょーか」
屋敷野 梢
が、ろっこんで付近の石を小さな小さな蝶へと変える。
ふわふわひらひら舞うそれを、梢はシルフの魔法で生んだ優しい風で、巨大蛇の口へと誘導した。
そして――ろっこん解除。
突如石を噛む羽目になって、巨大蛇は目を白黒させた。
「これで口は閉じられないはずです! 水をたっぷり流し込んで、いじめたら吐くんじゃないかなーと」
私でも吐きます、と、神妙な面持ちを作って付け足す梢。
ディートリッヒが、成る程、というふうに頷いた。
「水……ワタシの力の出番デスネ。いや、妖精の力ではありますが、それはともかく」
再び放射された水が、今度は巨大蛇の口の中へと流し込まれる。
巨大蛇が身を捩る中、ディートリッヒは
海原 茂
へと声を投げた。
「もう一押しデスネ……そこの方、手伝っていただけマスか?」
「ああ、一枚噛ませてもらおう」
「デハ、一緒にお願いしマスネ」
ディートリッヒと茂、2人分の魔法の水が巨大蛇の腹を容赦なく満たしていく。
「今デス!」
ディートリッヒの叫びに返事をする代わりに、
「えーい! いっくよー!」
「渾身の一撃……いえ、連撃? とにかく、食らってもらいマース!」
と、九月と露草はタライを巨大蛇の頭へと落とし、
「サポートはお任せあれアル!」
なんて、
畑中 華菜子
が生む土の足場を礎に、
「助かる。……行くぞ!」
「庚兄さん、ちゃんと見ておいてくださいね!」
結城 永遠
と
八重崎 壱都
が、拳や得物を構えて跳んだ。
「っ、ごめん、そろそろ限界……」
ここまで暴れる巨大蛇を押さえ続けていた嘉織が、がく、と膝をつけば、
「ウェーイ! 蛇さんこちらー☆」
小鳥に乗り移った小枝の背から、復活を遂げた武道が巨大蛇を挑発してその気を引き、
「ぴいいっ!」
武道を背に乗せた小枝は、巨大蛇の周りを自由に飛び回って、相手を翻弄する。
由貴奈もまた、ランダムな地点の温度を上げては、巨大蛇を混乱させた。
「結構いい感じ、かなぁ? あとは……うーんと、いじめる、いじめる……こういうのは、どうだろ?」
サラマンダーの魔法を、今度は、巨大蛇の腹――露草が紋章を輝かせている部分へと集中させる由貴奈。
白い光が位置する箇所をピンポイントで熱すれば、巨大蛇が苦しみにのたうつ。
「ごめんねぇ。でも、いつまでも妖精の世界のままじゃ、クッキーも作れないし……」
巨大蛇はもう、限界が近いようだった。
梢が、朗々と辺りに声を響かせる。
「皆さん、そろそろです! 命を大事に、トドメの一撃、決めちゃいましょー!」
「って、発言が矛盾してねぇか?」
やれやれと息を吐いて、
如月 庚
は額の傷痕を指でなぞった。
右腕に蒼き輝きを纏わせて、巨大蛇の懐へととび込む庚。
「これで、終いだ!!」
蒼い拳が、巨大蛇に、渾身のボディブローを食らわせる。
ぐえ、と、巨大蛇が呻き――その大きな口から、大量の水と共に白い光がとび出した。
「うんうん、作戦大成功ですねー」
1人びしょ濡れになった庚を前に、梢は殊更満足げに頷き、白い光は、
「……僕?」
嘉織の元へとふらふらと飛んでいき、伸ばされたその手の中に、ふわりと収まったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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