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春の桜に願いを込めて
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●春の出会い
抜けるような青空の下に鮮やかな桜色が躍る。
見上げた桜の木はひときわ美しく、
彩華 紫乃愛
はその光景を瞳に強く焼きつけた。
油絵なので、汚れないよう今日は髪を一纏めに括った作業着姿。
深く息を吐くと画筆の一本をその手に取る。
「おやぁ、キレイな絵やなぁ」
急にかけられた声に紫乃愛ははっと驚き、筆を取り落としそうに。
どうにか手の中に筆を収めて振り向くと、茶の瞳とぶつかる。
「かんにんなぁ。驚かすつもりはあらへんかったんやけど」
のんびりと校内を散歩していた
一片 桃花
が、紫乃愛のスケッチを覗いていたようだ。
「い、いいえ、大丈夫です。あの……」
「ん?」
自分のスケッチを綺麗だと言ってもらえたお礼を言いたい。
けれど紫乃愛の眼には胸ポケットにあるピンバッジの色を捉えていた。
青色。それは2年の先輩の色。
こういう時はどう言ったらいいのだろう。シンプルに? それとも言葉を尽くして?
ええと、と頭をフル回転させていたが、はんなりと微笑む桃花に紫乃愛は次第に落ち着いていく。
「その……ありがとう、ございます……?」
「ふふ、めっそうもないわぁ」
絞り出した言葉はどうやら変な態度ではなかったらしい。ほっと胸をなでおろす。
「私な、一片桃花いうんよ。2年9組」
「えっと、私は1年7組の彩華紫乃愛です」
自己紹介しながら、紫乃愛の隣へ桃花はゆるりと腰を下ろす。
「今日はええ天気で桜もキレイやし、せっかくやから花見でもしよかと歩いてたんよ。
良かったら、描いてるの見ててもええ?」
「あ……その、はい! もちろん喜んで」
そうして静かに、時には華やかにお喋りもスケッチも進んでいく。
さわり。桜を、紫乃愛を、桃花を風が吹き抜けた。
風に乗って降りてきた桜の花びらは、パレットの上へと着地する。
「風流やなぁ……」
のんびりとした二人に何してるんだろうと猫も寄ってきて、傍でお昼寝を開始。
一人で始めた静かなスケッチは、ふわふわとした素敵な時間となりそうだ。
●校舎裏に舞う桜
(授業中なのに……どうしたのかな?)
葵 水姫
は、皆とは違う方向へ行く庚の後をひっそりと付いていく。
水姫は生徒会役員。授業を抜けるほどの問題が起こっているのなら放ってはおけない。
なので、追いかけて様子を見ることにする。
途中で振り向かれてばっちり目があった気はするが。
誰かにつけられている。
気配を察して後方を確認したら、知らねぇ女がそこにいた。何だあれは。
(……まあいい。適当な場所見つけて読書でもするか)
南校舎の壁辺り、先生のいるだろう桜並木からは絶妙に見えない位置。
壁に背をつけ座り込み、本を取り出す。
本日はミステリーの気分。『自己自立』と書かれた桜の栞を表紙裏に挟むと、初めのページを開いた。
「あ、いたいた。ねえ、君。こんなところで何してるの?」
そこに降ってきたのは明るい声。目線を上げると、水姫の青い瞳がこちらを見ていた。
「……なんだ? 俺は読書がしてぇんだが」
「何しに来たって。授業中に抜け出したから一応気になってきてみたんだけど」
庚は訝しげに眉をしかめる。
「つーかよ……俺と一緒にいる意味分かってんのか。授業フケてんだよ……バレてみっちゃんに怒られても知らねぇぞ」
「って、あ! 私も一緒にサボっちゃったね」
今さら気付いたような水姫に、庚は呆れたように息を吐く。そしてそのまま読書開始。
(かっこいい子だなぁ。私が知らない子ってことは、一年生よね? まあ、いい天気だし、私もちょっと隣に……)
同じように水姫は壁に背を付け座り込む。すると春の陽気に誘われて、うとうと夢の中へ。
それを横目で確認し、庚は再び本へと意識を戻す。
この後美和に見つかり、気まぐれでしれっと庚は水姫を庇うのだが、それはもう少し後の話。
(青春なの、か?)
栞に書く目標を考えようか……と近くを散歩していた
御剣 刀
は、出くわしてしまった光景に回れ右して再び歩き出す。
とんだ場面に遭遇してしまった、かもしれない。
(それにしても、桜の栞か)
なかなかお洒落じゃないか……と栞を指で挟み、軽く振りながら、まだまだ歩み続ける。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
片桐 久乃
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月12日
参加申し込みの期限
2012年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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