this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
春の桜に願いを込めて
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
「堂々とサボるなんてやるわねー……」
桜の木陰で昼寝をしていた瞬平。
美和に声を掛けられると片目だけ開き、サングラス越しに確認する。
「ふ……書くことが無えのに作れってか?」
「なーんでもいいのよ? 美味しいご飯食べたいとか」
ご飯の言葉に僅かに反応をしかけるも、瞬平の静かな威圧は続く。
「目指すモンも、成し遂げたいコトも無えさ……てめえと違ってな」
成し遂げたいことがあるならば己の内にその願いを持っていれば十分。
なければ作るだけ無駄というものだ。
「それじゃあこれはどうかなー」
「……?」
すぐ近くで物音がし、瞬平は訝しげに両目を開く。その前には桜色の栞。
『瞬平君の目標が見つかりますように!』と書いてある。何だこれは。
「生涯通してでも一年間でも一瞬でも、目標を持って行動したら何でも楽しくなると思うのよ。
文字にすることで、想いを確かにすることも大切よー?」
興味が出たらこっちにも来てみてねー、と美和は立ち去る。
残された瞬平は受け取った栞を一瞥すると、再び目を閉じた。
スポットライトがあたしを照らす。
ステージに曲が流れると、素敵な衣装に身を包んだあたしの体は勝手に動き出した。
あたしはみんなの心をがっちり掴んで、それでいてほわほわした気分になれるような、そんなアイドルなの。
「――っていう、イラストなんだ、けどね?」
栞を掲げ、瑠奈はひとつ結びの髪を揺らし事もなげに言う。
「もっともっとこの島の皆と仲良く、それにアイドルのような存在になりたい。
もっと、みんなと一緒に楽しい世界に生きたいと思うの」
「良い目標だと思うぞ!」
「いいね、寝子島の新星アイドル・夢宮さん! 私応援するよー」
豪が励ますように言うと、美咲紀もぐっと拳を作って後押しする姿勢。
「あ、でも……あたしの歌、ゆったりと幸せそうに聴いてくれる相手がいても、いいかな……」
大好きだよって、愛してるよって、いつも言ってくれる。
そんな心を寄せられる、まだ見ぬ相手。そんな人が近くに居てくれたらどんなに……。
「どんなに素敵かしら……わかる! その気持ちわかるわー」
「あれ、美和先生」
「先生もそんな相手、やっぱり欲しいですか?」
「もちろん! 聞いてよー、この間もね……」
そして始まる美和の恋愛話。聞いてもいないのに次々と語られる。誰か止めた方が。
聞いてみたいです……、と
御巫 時子
もこのグループに加わった。
「美和ちゃん先生、相変わらずだな……去年は、先生なら絶対いい人が見つかるぜ! と応援したんだが。今年は……頑張れ」
豪が苦笑していると腕をつつかれる。
「あ……この子は……家で飼ってるコトラって……雄猫で。……コトラ、挨拶は……?」
恋愛話を子守唄にうとうとしていた日向。コトラは一度豪を見上げ、にゃあと鳴いた。
「コトラか……可愛いな。撫でても良いか?」
日向が頷くと豪はよしよしと優しく撫で、コトラは喉を鳴らして甘え始める。どうやら二人は仲良くなれそうだ。
「ねえ、あなた」
「? 私……ですか」
お花見を楽しんでいた蓮に、圭花が声をかけた。蓮は居住まいを正す。
「ええそう。ねえ、その栞、ちょうだい?」
そうして、すっと指を差したのは蓮の持つ桜の栞。圭花は黒の瞳を細める。
(まさか「孤立して誰とも栞を交換できなかった憐れなヤツ」なんて恰好悪いしあり得ないわ)
意図が掴めない蓮は戸惑ったように圭花と栞を見比べる。
けれど、この行為は親切からきているのだろう。そう考えて差し出した。
誰かに渡すつもりだったのか書ききれなかったのか、栞に文字はない。
「まだ何も書いてないじゃない、私が決めてあげるわね」
半ば奪うようにして受け取り何かを書き込む。
出来た、と栞に見えたのは「総理就任」、「世界征服」、「造反有利」の文字。
スケールが半端なかった。
「夢も態度も大きい方が格好いいわ。あ、私の? ほら、コレ。さっさと持ってきなさいよ」
それじゃあね、と立ち去る圭花から渡された桜の栞。
そこには堂々たる文字で『焼きそばパン』と書いてあった。
「……購買一番の人気パンを、食べれますようにって?」
近くに居た博美はそう口にした。その想いは圭花だけが知っている。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
春の桜に願いを込めて
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
片桐 久乃
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月12日
参加申し込みの期限
2012年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!