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ラブ☆部活&同好会 ~文化部の春~
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●華道部:植物園見学
華道部の部長
伊勢 エリカ
は、新入部員たちを見やって満足そうに頷いていた。
(うむ……! 皆の勧誘のおかげで、部員もたくさん増えたな!)
あくまでも“花が主役”をモットーとする華道部は、それを生ける人物の経験や性別を問わない。そのため新しい顔ぶれには女生徒だけでなく、男子生徒も混ざっている。
花椿 涼太郎
もその一人だ。
クラスメートであり、ナルシスト仲間でもある華道部副部長
本条 小萩
に誘われて、入部に至った涼太郎は、
「はーっはっはっはっは!」
と、元気いっぱいに高笑いを上げている。すっかり馴染んでいる涼太郎を見て、うまくやれているようだなと安心するエリカ。
(花椿はもともと、本条と仲が良いようだからな。友人がいる部活に入るというのもまた一興だ)
きっかけは何であれ、華道に親しむ者が集まるのであればそれは良いことだと、エリカはうんうん頷いていた。
☆ ☆ ☆
たくさんの草花に囲まれて、涼太郎がまるで自分も花になったかのような艶めかしいポーズを決めていた。
「はーっはっはっはっは! 美しい僕、華麗に植物園へ降臨だよ!」
そう。華道部は今日、植物園に来ているのである。
エリカが皆の親睦を深めようと、新入歓迎会を開いたのだ。
「うむ……! 花器のようにわかりやすくはないが……」
ドームの中で咲き誇る、みずみずしい草木や、色とりどりの花々を見まわして。エリカは感嘆の声を漏らす。
「仕切られ、見る者の為に美しく管理された木と花……。これもまた芸術だな……!」
「普段の華道部では使わないような植物もありますね」
小萩もまた、エリカの隣でドーム内を見渡していた。珍しい植物に囲まれて、刺激を受けているようだ。
「なんというか、インスピレーションが、こう、ばちばち! ってなります」
「そうだな。九夜山の自然ともまた違う光景……新鮮で良いものだ。作品への意欲も湧いてくる」
エリカは近くにいた管理員に話しかけると、展示されている花に関する知識を聞き出していた。新しい知識をふまえながら、次なる作品の構想を練っていく。とても勉強熱心であった。
もっとも、エリカは新入生への気配りも忘れない。はぐれそうになっている子がいたら、すかさず声を掛けてフォロー。
「さすがは部長だねぇ」
部をとりまとめていくエリカを見て、顧問の
ウォルター・B
が感心していた。同行を頼まれたので引率しにきたが、新入部員はエリカに任せても大丈夫だろう。ウォルターはぐいっと伸びをして、のんびりと草花を鑑賞した。
「今日はご同行いただき感謝します。先生」
「構わないよぉ、伊勢。僕も楽しんでるから」
「それなら良かった」
「ところで――」ウォルターが、エリカを振り返って言う。「今年の新入生は、どう?」
「期待できます」
にやり、とエリカが笑った。彼女はふてぶてしい笑みを浮かべたまま、視線を横に移す。
その先には、植物園を堪能している涼太郎の姿があった。
「あぁ! この華は、僕の美しさをさらに引き立てるね……!」
恍惚とした声でそんなことを言う涼太郎。お気に入りはやはり薔薇のようだが、その他にもいろんな花に見惚れては、うっとりとポーズを決める。ろっこんを使ってないのにキラキラなオーラが見えるようだ。
「――部長っ!」エリカの視線に気づいたのか、涼太郎はくるりと振り返った。「僕は今とっても感動しています! この情熱があれば、これからも楽しく、そして美しく活動できそうです!」
涼太郎の顔には、楽しそうで美しい笑顔が咲き誇っていた。彼を見やるエリカにも、不敵な笑みが浮かんでいる。
「先生。あれが有望株の花椿涼太郎です。他にも――」
言いかけて、エリカは他の新入部員がいなくなっているのに気づいた。
おかしい。
迷子にならないように、あれほど気を配っていたというのに。
「小萩のクリエイトパワーを、見せつけるんです!」
なにやらドームの外から声が聞こた。エリカが声の方を振り返ると、涼太郎以外の新入部員をぞろぞろと引き連れている小萩の姿があった。小萩はドームを出て、そのまま園内に設置された会場の方へと向かっていく。
エリカが首を傾げた。
「本条は、何をする気だ?」
「あっ。そういえば」涼太郎が手をぽんっと叩いた。「本条くんは、フラワーアレンジメントに挑戦するみたいですよ」
「フラワーアレンジメント? あの会場でやっているのか?」
「はい。なんでも、珍しい植物を使えるとか!」
「それは興味深いな」
好奇心をそそられたエリカは、すぐに小萩の後を追いかけていった。
「先生も行きましょう。おもしろいものが見えますよ!」
「そうだねぇ」
「先生が活けた花も、ぜひ見てみたいです。きっと美しいんだろうな!」
期待でキラキラになった眼差しを向ける涼太郎。しかし“何でもそつなくこなす天才肌のハイスペック教師”として定評のあるウォルターだが、実のところ美術関連はあまり得意ではなかった。
涼太郎の高ぶった期待には答えられないと察したのか。ウォルターは言葉を濁らすことにした。
「まあ……そのうちにねぇ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
望月カトラ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月27日
参加申し込みの期限
2017年11月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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