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ラブ☆部活&同好会 ~文化部の春~
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●パソコン部:制作会議2
助っ人を探しに行っていたパソコン部の三人が、部室に戻ってきた。
ミス研を勧誘しようとしていた
史越 奈津樹
が言う。
「みんな忙しそうだったから、話しかけられなかったよ。なんか事件に巻き込まれたっぽい」
「え、事件? まさか殺人!?」
「ううん。ちくわだって」
「そっかぁ……。ちくわじゃしょうがないな」
「ちくわだもんねえ」
とりあえず納得してみせる、パソコン部の三人であった。
「まー、俺のところは、収穫ありって感じだったけどね!」
綴 柚枝
が明るい口調で言った。
「文芸部に行ったら、取材をしてる新聞部の子がいてさ。ノベルゲームの話したら後で来てくれるって。助っ人はわかんないけど、取材をしてくれるってさ」
「柚枝センパイ、グッジョブ!」
びしっと親指を立てる
風見鶏 スグリ
。新聞部の取材も決まったことで、俄然やる気が高まってくる。
三人はさっそく、ゲーム内容を決めるための会議に取り掛かった。まずは、どんなジャンルにするのかについて。
推理もの、恋愛もの。ファンタジー。サスペンス。いろいろな案が挙がっていく。どれも面白そうで、ストーリーを想像するだけで楽しくなる。
しかし実際に作るのであれば、身近なものが作りやすいだろう。ということで、奈津樹が提案したのは、次のようなジャンルだった」
「脱出ゲームっていうのはどうかな? 学校もので、ホラーっぽい感じの」
「……ホラー?」
とつぜん、柚枝の動きが固まった。プルプルと小刻みに震えており、口調がロボみたいになっている。
「ウン、ソウダネ、ソウイウノモアルヨネ……」
(あ。先輩、怖いの駄目な人だ)
奈津樹はすぐに察した。となりに座るスグリも、柚枝の異変に気づく。
「あれれ? なんかぷるぷるしてるけどー、センパイってホラー苦手??」
「ナニイッテンノ。フルエテナンカナイシ」
柚枝はそう言うが、強がりなのは明らかであった。さっきまでの明朗な調子はどこへやら。すっかり挙動不審になっている。
(あ~。センパイ怖いのダメなんだ)
スグリもそれ以上、追求するのはやめた。
「学校が舞台なんですけど……」先程の提案を、慌てて訂正する奈津樹。「怖くな~い感じに閉じ込められてて、そこから脱出を目指すのとか……どうでしょうか……?」
「いいんじゃない!」
ふたたび元気を取り戻した柚枝が、にこっと笑った。いつもの調子になった先輩を見て、奈津樹とスグリもほっと胸を撫で下ろす。
「それじゃあ、物語の舞台は学園ってことで! 異議な~っし☆」
スグリがキーボートを軽快に叩き、テキストエディタに、
ジャンル:脱出系
舞台:学校
と入力した。
シナリオの方向性も決まり、キャラの名前や設定などをいろいろ話し合っていくパソコン部員たち。
すると、ひとりの女生徒が部室にやってきた。
日々野 結衣香
である。
結衣香は文芸部に突撃取材を行っていたところ、ちょうど助っ人をスカウトしていた柚枝と遭遇。ゲーム制作の話を聞いて、パソコン部の取材に訪れた、というわけである。
「あのう。よろしくお願いします」
「遠慮しないでー。どうぞどうぞ!」
柚枝が気さくに話しかけた。その明るくポジティブな調子に反りが合ったのか。結衣香も普段どおりの態度で、気負うこと無く、のんびりまったり取材することができた。
「まずは部長さんにお聞きしますねぇ。一年生ながら部長を務めることになったそうですが、その経緯はどのようなものでしょう?」
「正式なものじゃなくて、臨時の部長ってことになってます。前の部長が卒業するときに押しつ……引き継ぎました」
「なるほど~。なにか苦労のようなものはありますか?」
「はじめは不安もありましたけど……今はとくに無いですね。しいて言えば、部員がもう少し増えてくれるとうれしいかな」
「それじゃあ次の記事では、募集広告をどどーん! と載せましょうかぁ?」
「あはは。そんなに大きくなくてもいいですが……ちょこっと載せてもらえると、ありがたいです」
「わかりました」
熱心にメモを書き込んでいた結衣香が、スグリに視線を移した。
「では、次は部員の方に~。入部した動機について聞かせてください」
「パソコンで遊んだり、学んだりしたかったからっすね」
「あっ、けっこうラフな感じなんですねぇ。パソコン部ってもっとこう、ハードルの高いものかと……」
「そんなことないない。オレもパソコンいじるの楽しい! みたいなノリだしね~」
「じゃあそのあたりを、募集広告のテーマにして……」
「いいね! 新入部員、ウェルカムウェルカム~☆」
スグリの話を聞きながら、結衣香はふたたび手帳にペンを走らせる。彼女のインタビューは単なる活動内容だけに留まらず、各人の部活への取り組み方、感じ方について切り込んでいく深みのあるものであった。パソコン部員も感心しながらインタビューに応じた。
かれこれ30分ほど経っただろうか。
取材は楽しかったが、あまり長居をするのも悪いかもと思い、結衣香はこのあたりで切り上げることにする。
「インタビューのご協力、ありがとうございました~」
結衣香はぺこりと頭を下げると、まったりした歩調で教室の扉に向かっていった。
退室する際。
パソコン部員を振り返った結衣香が、朗らかな笑みを浮かべた。
「製作中のノベルゲーム、私も完成を楽しみにしていますね~」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
望月カトラ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月27日
参加申し込みの期限
2017年11月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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