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踏破せよ! 寝子島ダンジョンズ
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【かいぞくダンジョン(1)】
エイプリルフールをしっちゃかめっちゃかにかき回したウソ・ホント。そんなウソのいくつかがいまだに残っているのだという噂を聞きつけた
曖浜 鴻
は、さっそく未知なる新天地を目指し出航!
嵐を乗り越え、巨大海獣の襲撃を切り抜け、やがて大きな島を発見した彼は、心躍る冒険の予感を胸に叫んだのでした。
「ついに見つけたぜ、新天地……って、これ寝子島じゃねぇか!!」
戻ってきちゃった!
といった紆余曲折がありながらも、なんだかんだ寝子島に残るダンジョンのひとつを発見した鴻一行。海岸沿いにぽっかりと開いた洞窟へ足を踏み入れると、期待に高鳴る胸を押さえつつ奥へと進みます。
「はーい! レポーターの
新田 樹
です。私は今、海賊の残したというお宝を求めて、ダンジョンを探索していま~す」
樹は手にしたビデオカメラで、あたりをじぃーっと撮影中。どうせダンジョンもぐるなら、楽しい思い出残さないとね? だそうです。
「うーん、なかなか雰囲気あるなぁ」
噂に聞けば『寝子島ダンジョンズ』、それぞれに違ったテーマがあるのだとか。
たとえばこのダンジョンは海賊がアジトとして使っていた海岸洞窟、なんてのがモチーフになっているようでして、鍾乳洞のあちこちにはその痕跡がちらほらと見られます。樹がカメラをぐるりと回すと、海賊旗が掲げられてたり、ご丁寧にたいまつが点けられていて明るかったり、海賊ルックのガイコツが転がっていたりして、なんとも雰囲気たっぷり! なのでした。
「ところで、曖浜さん? すごいですねーそれ。どうやって使うんですか?」
「ん? おう、この羅針盤か?」
樹が気になったのは、鴻が小脇に抱えているバカでっかい羅針盤です。
これ
です。
小首を傾げた樹に、鴻はニヤリ。笑いながら、それをぶおんぶおんっと振り回して見せました。
「大物が出たら……くれてやるかねぇ?」
なんとびっくり、物理攻撃用でした。ワイルド!
がりがりがり、という音にカメラを向けると、こちらは
サキリ・デイジーカッター
です。
「これでよし、と」
サキリは鍾乳石の壁へ、愛用のダマスカスブレードでバッテン印をつけています。一定の距離ごとにこうして目印をつけておけば、万一道に迷っても安心という寸法です。
ちなみにサキリを始め、樹も鴻も、大型ライトにロープ、応急手当用の救急箱、各種武器の類などなど、冒険の準備や心構えはバッチリでありました。
洞窟内には海賊がしかけたらしい罠がいくつもあったりしますけれど、そんな下準備のたまものか、
「あ、宝箱だ。でも見るからに罠だね、これは」
「本当のお宝ってのぁ、もっと奥にあるもんだ。これみよがしに置いてある箱なんぞ、ロクなもんが入ってねぇに決まってるぜ」
「まったくですね。ケチなお宝より、でっかいお宝を目指しましょう!」
トラップ付きの宝箱はあっさりスルー。
足元にはたまーに、踏むと発動するキケンなトラップがしかけられていたりもしますけれど、
「おっ、なんか踏んだ……危ねぇ!!」
壁からしぱぱぱっと飛び出してきた矢なんぞは、樹をかばいつつも鴻が羅針盤をぶん回し、サキリも剣を振るってがきがきーん! カンタンに弾き返してしまいました。
「おおっと、悪ぃ。どうやら余計なモンを起こしちまったようだな?」
「いえいえ。冒険の楽しみが増えたってものですよ」
ちっとも悪びれた様子のない鴻の言葉に、樹はあっけらかん。笑いながら懐から取り出したのは、ガスガンです。
見ると彼らの目の前では、カタカタカタ……海賊のかっこうをしたスケルトンたちが起き上がり、剣やら銃を手にこちらへ向かってくるではありませんか!
「いいね、僕も同感だ。ダンジョンっていうのは、こうでなくっちゃね」
もちろん彼らは、慌てません。
わらわらおびただしい数のスケルトン相手に、サキリはダマスカスブレードを振るってずばっと切り込みます。ガイコツ相手に斬撃は手ごたえが薄そうなので、あえてみねうちでパカーン! かっとばしました。フリントロック式の古めかしい銃を手にしたスケルトンには、得意の瞬間移動で背後を取り、赤く輝く刃で一閃!
「こういうの、結構好きなんだよ」
余裕の表情です。
樹はガスガンをばんばん撃ちまくり、剣を振り上げて近づくスケルトンには、
「いいの持ってるね。もーらい!」
もとよりホネホネだからか握りが甘いカトラスをろっこんでしゅばっと奪い取り、叩き斬りました。
鴻は口の中をぷちんと噛み切ってろっこん発動しつつ、振り下ろすのはもちろんアレです。
「こいつはなぁ、こうやって使うんだぜ!」
バカでっかい羅針盤で、ずどんと脳天を一撃! 見た目どおりのキョーレツな破壊力に、骨はバラバラになって吹っ飛びました。
「よーし、どんどんこーい!」
明るい樹の声が洞窟に響き渡り、しばしバトルは加熱の一途をたどるのでした……!
さて、そんなふうに三人が切った張ったの大立ち回りを繰り広げていた頃。
洞窟内の別の道にて、ふたりの少年が向かい合っておりました。
「なんで俺ら、
あん時のカッコ
なっとるんやろ?」
「知るか。それより……この服にあやかって言うなら、一時休戦ってところだな」
服部 剛
と
神嶋 征一郎
は、なぜだか海賊のかっこうをしています。去年の『寝子島仮装マラソン大会』、通称かそマラの時に着たコスプレ衣装でした。
きっと神魂なにがしだろうと、征一郎はそっけなく肩をすくめます。
「ここから出るには協力が必要だろ。時間がもったいねぇ。いいからさっさと来い」
「一時休戦ね。確かに悪ぅない、あ痛だだだだ!? 後ろ髪引っ張んなや、犬のリードとちゃうねんぞ!?」
友人同士、気さくなやりとり……にしては、征一郎の態度は少々乱暴です。どうやら神魂は服だけでなく、そんなところにまで影響を及ぼしているようでして。
(宝に興味はねぇ……ただ、服部が宝をかっさらうのはどうも、癪だ)
本日の彼はいつもよりいささか腹黒、かつワイルド系でありました。
片や剛はといいますと、彼は彼でひそやかに、にやーり。笑みを浮かべていたりします。
(へぇ。なんや、俺への対抗心感じるな。これはおもしろくなりそうやな♪)
こんな状況をバッチリ、楽しんでいたりするのでした。
お互い腹の内は隠しつつ、しばし先へ進みますと、分かれ道です。
「……左」
「右やな」
水面下での攻防はとっくに始まっているのです。案の定分かれた意見に、絡み合うふたりの視線がばちばちばちっと火花を散らします。
「左」
「右や」
「自分は譲る気はねぇ」
「俺もや、気が合うな♪ おっ。ほな、これで決めよか?」
剛がおもむろに拾い上げたのは、一枚のコインです。海賊がどこかでかっぱらってきたお宝の一部でしょうか、コインは汚れもせずきらきらと輝いています。
「コイン任せか、悪くねぇ。じゃあそれ、貸せ」
征一郎は手のひらを差し出しますけれど、剛は首を横に振ります。
「俺がトスしたる。せーちゃんは表か裏か当てたらええやろ」
「いいや、自分が投げるからてめぇが当てろ」
「いやいや、俺が投げるて」
「いいや、自分だ」
「俺が!」
「自分が!」
両者一歩も退かず!
それもそのはず。なにせどちらも内心、思っておりましたから……こいつ、サマぁやるつもりだぜ! と。ていうかむしろ、どっちもイカサマする気マンマンだったりするのでした。
「……交互にトスして、先に外したほうの負けってことでどうや?」
「仕方ねぇ。いいだろう」
その後しばし、ふたりの死力を尽くしたイカサマ合戦が繰り広げられましたけれど、まったくもって勝負はつかず。
最後は結局、そのへんに落っこちてた棒っきれの倒れた方向で決めることとなったのでした……もちろんその結果にも、ひとしきり言葉の応酬があったことは言うまでもありませんけれど。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月20日
参加申し込みの期限
2017年10月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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